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第17話

一希から終わりを告げられて十日が過ぎた。 毎日一希に慣らされた碧の体は、もはや彼から与えられる快感なしにはいられないほど、熱くうづいてくる。 「は、っ…ん」 ベッドの中に潜り込み、下着の中へと手を忍ばせ、昂った性器を扱いていく。 深夜ということもあり、親はとっくに寝てしまっている為、親の寝室がある一階に声が漏れないよう、必死で声を抑え込む。 「ぁ、んぅ…せん、せ…」 一希のことなど考えないようにしようと思っていても、その気持ちとは裏腹に一希の顔ばかりが浮かんできてしまう。 「っ、く…あああっ」 そんな未練がましいのが嫌だと思いながらも、結局は一希を思い浮かべながら達してしまうのも事実だった。 正直、どんな美人な女の人を思い浮かべようとしても、結局最後は一希しか浮かんでこない。 「さい、あく…」 掌に放たれた白濁を見つめ、大きくため息を吐いた。 同時に言い様のない喪失感に襲われる。 それを振り払うように、放った白濁をティッシュで拭き取ってベッドに身を投げた。 翌朝、眼が覚めた碧はいつも通り支度を始め、家を出る。 その通学路の途中、会いたくない人物に遭遇してしまった。 「っ…」

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