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第6話
『信太くんが熱を出したので、迎えに来てもらえますか?』
昼休み、いつも通り一人で弁当を食べていると、携帯に大悟からそんな電話が掛かってきた。
宏太は急いで帰り支度をし、先生に早退することを伝えて保育園へと向かった。
(そういえば、朝から咳き込んでたな…)
そんなことをふと考えながら保育園に着くと、小さなベッドの上で寝息を立てる信太が目に入る。
「学校なのにごめんね。昼過ぎぐらいに熱が出て、しばらくここで観てたんですけど、熱が下がりそうにないので、今日はお家で休ませてあげてください」
「わかりました。迷惑かけてすみません」
大悟に挨拶をし、寝ている信太を抱き抱えて保育園を後にした。
家で体温を測ってみたら、まだ三十八度もあって、すぐにベッドに寝かせてやった。
「信太、ご飯食べれるか?」
「ううん、いらない」
高熱に犯されて食欲も落ちているようだ。
それでも薬を飲ませないといけないので、簡単なお粥を作って食べさせた。
「ほら、信太。薬飲んで今日は早く寝ろ」
「…お薬…やだ」
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