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冴島 航(さえじま わたる)視点
なんだこれ、すーっげぇ可愛い。
キトの顔ならもう2年近く平日はほぼ毎日見てたのに、なんか印象が全然違うんだが?
ちょっとツンとして生意気な感じのキトは、特待推薦枠でうちの大学に来たクッソ頭の良い奴だ。
身長は150センチの中頃で、背中には真っ白でふわふわの翼と短めの尾羽が生えてる。
頭の上には黄色いトサカみたいなのがちょっと生えてて、そこも可愛い。
なんか可愛い奴がいるなーと思って声をかけてみたら、男だった。
入学してすぐの頃は同じ高校だった奴らも含めて6人でワイワイしてたんだが、彼女が出来たりバンドに力を入れたり別の奴らとつるむようになったりして、気づけば俺のそばには木田とキトだけが残っていた。
友達なんて増やそうと思えばいくらでもできる。
実際、遊び友達のSNSグループには入ってるし、放課後はそっちにいることも多い。
そもそもこいつらは苦学生でバイトが週3とか4とかで入ってっから、3人揃うのは今日みたいな火曜しかないしな。
そんでも大学では、こいつらといるのが楽で、居心地が良かった。
こいつら、金ねーくせに、俺に奢れって言わねーんだよな。
俺が奢るって言えば素直に奢られんだけどさ、そんでも金貸せとか払ってくれとか一度も言われた事ねーんだよ。
なんかさ、嬉しいんだよな。
金じゃなくて、俺の事が好きで一緒にいてくれてんのかなって思うとさ……。
木田はおとなしくて真面目で、でもオドオドしてるわけでもなくて、芯はしっかりしてるしさりげなく優しいし、なんかそばにいるとホッとするんだよな。
俺の周りは「俺が俺が」って感じで前に前に出てくる騒がしい奴が多かったから、なんか、世の中にはこういう奴もいるんだな……と思った。
大人しい奴って皆ウジウジメソメソしてるような気ぃしてたけど、違ったんだな。
木田は俺より背が高いから170後半はある。
薄めの縦長の顔に、眉がちょっと太くて、短髪なんだけどメガネっていう見た目だ。
そんな木田とキトと俺は、特に共通の趣味があるでもないのに、もう2年近く毎日食堂で一緒に飯を食っていた。
1年の時は授業も結構被ってたんだが、2年はそこそこバラバラで、そんでも別に約束してるわけじゃねーのに、昼はいつも食堂で同じテーブルに座っていた。
……そんな友達を相手に、俺は今まさに一線を越えようとしているわけだが……。
ローションを纏わせた指を、俺は慎重にキトの尻の穴へと挿し込む。
「……っ」
キトは小さく肩を揺らした程度で、キトの穴はふんわりと柔らかく俺の指を飲み込んだ。
お? あんまキツくはねーな。
つーか鳥族の穴って人みたいに*って感じじゃねーんだな。
◎って感じの見た目が、なんかぷっくりしてて可愛いな。
「痛いとこはねーな?」
俺がキトを見ると、キトが真っ赤な顔でコクコクと頷く。
これなら初手から二本いけるか……?
俺はキトの表情をよく見ながら指を抜くと、二本束ねてそっと突っ込む。
「ぁ……、ぁ……」
ふわふわした感じの声は痛みを堪える様子じゃねーな。
「よーし、うまいぞキト。そのまま体の力抜いてゆーっくり息しとけよー」
「ぅ……ん……」
ニッと笑って腕を伸ばすと俺の手にキトが熱い頬を寄せてくる。
うわ……すーげえ耳周りふかふかしてんな。
いつも髪で隠れがちな耳元はふわふわの羽毛で覆われていた。
指先で掻くように撫でてやると、キトはうっとりと目を細める。
うはー、かーーーわいい顔してやがんな。
あー、……なんかもうちんこ痛くなってきたな。
ったく、どこの童貞だよ。
不意に指先がキトの肌を見失う。
ズボっと入り込んだ感触に俺が慌てて動きを止めると、キトが「ふあぁあぁんっ」と首を仰け反らせて甘い声を上げた。
「っ、なんか、すーーげぇ可愛い声出たな……」
「そ……、そこ、耳だよぉ……」
あー、これ耳の穴なのか。
こんな平面からいきなり穴空いてんのか。
お触りNG……なら、先に言うよな?
キトならハッキリ言うだろうから、これは触っていいって事だよな……?
キトの耳の中に入ったまま動きを止めていた指先を、そろりと抜いてみる。
「や、ぁっ、ぁあぁぁんっ」
まるでハートマークが乱舞してそうな甘ったるい声がして、俺までドキッとしてしまう。
こんなん、男子大学生が出していい声じゃねーだろ……。
ごくり、と俺が唾を飲み込むと、隣で木田も唾を飲んだ。
ははっ、木田も今のは効いたよな。
俺はなんだか楽しくなって、片手でキトの耳の穴を可愛がる。
「あっ、ぁあぁんっ、やぁっ、んんんっっっ」
キトをあんあん喘がせながらケツの指を増やして穴の入り口を広げつつ、内側を撫で擦りながら探ってゆく。
もしかして、無いかもしんねーなぁ。
鳥族には、ナカで感じるとこってやつが。
ん? けどじゃあキトはいつもどうやってんだ?
「キト、お前どーやってオナんの?」
「ふぇ……?」
なんだその顔、もうとろっとろじゃねーかよ。
穴も結構ほぐれてきたし、突っ込んでも良さそーではあるんだけどな。
やっぱ初めてのお前を先にイかせてやりてーじゃん?
「普段、キトはどんな風に自慰してるのかって、冴島が聞いてる」
木田が俺の言葉をわかりやすく伝える。
「え、と……嘴をゴシゴシして、腰をぐいぐいしてる……」
おーい学年首席、語彙が死んでるぞ語彙が。
ゴシゴシとぐいぐいってなんだよ可愛過ぎんだろ。
えーと…………?
いや、そんな説明で分かるかよっ!!
「嘴を刺激すると発情するのか? 腰を振るのはどの種族も共通なんだな」
木田が今度は俺に分かるように言ってくれる。
「んでも、突っ込むもんねーのに振んのか……?」
「横に……ふりふり、する……」
「へぇー?」
「相手の穴の中に液体が入るよう擦り付けるのか」
木田が真面目に分析している。なるほどなぁ。
つかキトはIQ減ったら擬音多くなんの可愛いよな……。
酒飲ませまくってもこうなるけど、今の方が身体中の羽がホワホワしてて黒い瞳がとろんとしててクッソ可愛い。
木田がキトの口元に残った嘴の名残の付け根を指でクイと押した。
「んんっ」
お。ちょっと切羽詰まった声も可愛いな。
「んじゃ嘴は木田に任せた。あんま薄い肌長いこと触るとヒリヒリしそうだし、胸周りはしばらく休みな」
俺の言葉に木田が「分かった」と返す。
へへ、なんかやっぱ仲良い奴らと3Pすんの楽しいな。
今まで見た事なかった顔見れるし、協力プレイできるし。
つか普段が1分交尾のキトにとっては、これってめっちゃ時間かけてるわけで、いわゆるポリネシアンセックスみたいなもんなんじゃねーの?
てことは俺ら、キトにすーげぇキモチイイ思いさせてやれんじゃねーの?
俺は、さらに見たことのない友達の顔が見れそうな予感に思わず笑いが漏れる。
「へへへ……」
木田は、だらしなく笑う俺に眉を顰めて「冴島はもう下を脱いだほうがいいんじゃないか?」と言った。
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