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木田 智之(きだ ともゆき)視点5

「キトー、大丈夫かー?」 「……んぅ……あんまり、だいじょぶ、じゃ、ない……」  ほわほわと蕩けるようなキトの声はまだどこか潤んでいた。  それだけで俺は自分のモノに血が集まるのを感じる。 「水飲むか?」 「のむ……」  答えるキトに冴島がベッド脇の小さな冷蔵庫から水のペットボトルをヒョイと取り出した。  いや、ベッド脇に冷蔵庫とか、ホテルかよ……。 「起きれるか?」 「ん……おきる……」  冴島はキトの肩を抱き起こして、ペキキキ、と蓋まで開けたボトルをキトに手渡す。  なんというか、世話を焼き慣れているな……。 「木田ともやれそーか? 無理なら俺が相手すっから気にせず言えよ?」  ……うん?  今なんか冴島がサラッとすごい事を言わなかったか? 「木田と……」  そこでようやくキトが俺の方を見る。 「木田ともするよ、僕」  キトにゆるりと穏やかな表情を向けられて、ドキッと心臓が跳ねた。 「へぇ? 頑張んじゃん、やっぱキトは根性あんな。あ、そんならあんま水飲み過ぎんなよ、腹たぽたぽんなると吐くぞ」  冴島のアドバイスにキトが半眼になる。 「うぇぇ……わかった……」  キトは、受け入れてくれるのか。  俺の、コレを。  Lサイズのゴムを装着し終えた自身のモノをチラと見ながらベッドに近づくと、冴島が俺を見た。 「よかったな、木田。キト相手してくれるってさ。サイズもそれでよさそーじゃん。抜けそうってこともねーだろ?」 「ああ」  答えてベッドに上がる俺のモノを見て、キトが固まった。 「な……、なんか、木田のって、大きくない……?」  俺は、なんと答えたものか迷った挙句「そうらしい」とだけ答える。 「え、人間ってそんなサイズなの? 冴島のが小さかったってこと……?」 「ぅおいっ、ちげーって! 俺が人間のMサイズ、標準な、ちっさくはねぇの。で、木田のはLサイズ。これは確かに人間でもでけー方。分かったか?」 「わかった、けど……」  キトの視線が「それ本当に僕に入るの?」と言っている気がする。 「やめておくか?」  俺ベッドに上がって、キトの足の前まで進んで、尋ねた。  キトは俺の股間と俺の顔を交互に見てから、か細く答えた。 「ううん、やるだけやってみる……」  そんなキトの頭を冴島がポンポンと撫でる。 「おーおー、何事もやってみねーとわかんねーもんな! 無理っぽければ俺も止めるし、やるだけやってみろよ」  冴島はそう言うと、キトをひょいと膝に抱き上げた。 「わっ」 「うーわ、キトすげー軽いんだけど、体重いくつだよ。あ、木田はそこ仰向けになってな」  俺は頷いて、冴島の指示通りベッドに仰向けに横たわる。 「ほいでキトは木田の上な」  腹の上にポンと乗せられたキトは、確かに思ったよりもずっと軽かった。 「空を飛ぶ鳥族は僕みたいな飛ばないのよりずっと軽いよ、骨が中空になってるから」  キトですら小学生並みの重さしかないと思うんだが、それより軽いとは……。 「ひえっ、怖っ。そんなんすぐ折れそうじゃん、骨」  身震いする冴島にキトはあっさり答える。 「すぐ折れるよ、だから人間社会ではほとんど見ないだろ?」 「確かに、飛んでるやつってテレビでしか見たことねーな……」  納得するように頷いた冴島が「やべ、またキトのIQが戻ってきてるぞ」とハッとした顔をして、キトに膝をベッドについて俺にまたがるように指示する。 「で、木田のを自分で入れてみ」 「え、僕が入れるの!? 恥ずかしいよ!」 「入れられる側が自分で入れてくのが一番楽だかんな。木田は初めてだからキトん中をどう進んだらいーかわかんねーだろ?」  視線を送られて、俺は同意するように頷く。 「けどキトは今俺に入れられたとこだから、入れてみりゃどこなら痛くねーかわかるだろ。痛くねーほーにゆっくり入れてきゃいーから、やってみな。わかんなくなったら助けるしさ」 「ゔ……、わ、わかった……」 「まずは木田のを握って、自分の穴に入るように持ち上げてみ」 「これ……動かしていいの……?」 「操作レバーみてーなもんだと思って、掴んでみ。そんな力入れなきゃ痛くねーから」  操作レバー……?  ……クレーンゲームか……? 「う、うん……」  そう答えたキトが、恐る恐るといった様子で俺のモノに手を伸ばす。  キトの細い指が俺のに巻きつく。  キトの掌はとても熱く感じた。 「わ、硬い……。 これって本当に引っ張っていいの……?」  横たわる俺の腹に張り付いたモノを立てようとして、キトが困惑している。 「大丈夫だ。こんな風にぐいっとやってくれていい」  俺は、説明しながら自分の手で自分のものを立ててみせた。  俺のをキトが握ったので手を離すと、キトは戻る力に負けかけて慌てている。 「あっはは、可愛いーのな、キトは」  俺の横から冴島は、笑いながらも愛しげにキトを見つめて、その嘴に歯を当てた。 「ぅぁんっ」  びくりと身を揺らしたキトが「今真面目にやってるんだから、邪魔しないで」と文句を言う。 「わりーわりー、入れるまで手ぇ出さねーで見守っとこーと思ったんだけどな、ついつい。ああキト、木田の身体の上に手ついていいぞ。木田は俺より筋肉あるし、キトの体重なら全部乗ってもよゆーだから、遠慮すんなー」 「……いいの……?」  キトが潤んだ黒い瞳で俺を見つめる。 「ああ、もちろんだ。痛くも痒くもない」  俺の答えに、キトは「そっか、ありがと……」と俺に体重を預ける。  やはりちっとも重くないな。  ぴちゃ、と小さな水音がして、俺の先端がキトに触れる。  初めての感触に、ゾクッと背筋が震えた。  キトは自分の穴を探すようにして俺のモノを前後に細かく動かしていたが、次の瞬間、ずるんと俺の先端がキトの穴へと飲み込まれた。 「んっ……」  すごく熱い……。  キトの内側は、俺達とはまるで温度が違った。 「そのままゆっくり、自分の痛くない方に進めてってみな。キトだけじゃなく、木田も痛けりゃ遠慮せず言うんだぞ」 「わかった」  俺は初めて感じる熱い感覚に、全神経を集中させる。  ずるずると飲み込まれるほどに、生き物の、生きたままの熱い肉の中を掻き分けてゆくような暴力的な感触が伝わってくる。  それに加えて、俺の上ではキトが羞恥に顔を真っ赤に染めて、潤んだ瞳を伏せながらも、俺のモノを自分の内側に導こうとしている……。 「ん……んんっ……、ぅ……」  キトの鼻にかかったような甘い声が時々漏れ聞こえて、キトの上がりそうな呼吸音や、キトの内腿がプルプルと震える様まで全部が伝わってくる。  これは……、すごいな……。  自慰とは情報量が違い過ぎる。  思わず腰を揺らしてしまいそうだ。  俺の上に乗るキトの体は軽すぎて、何の抑止力にもなっていない。 「あー……、木田はもうちょいそのまま我慢だぞー。動いて良くなったら言うからな」  冴島の言葉に、俺はグッと堪えつつ、口を引き結んだまま視線で頷く。 「キトはその調子だぞー、うまいぞーがんばれー」 「も……、ぅ……っ、木田のが……、デカ過ぎるんだよぉ……」  半べそのキトを冴島が励ます。 「そんでも一番デカいとこは通ってんだし、長さは俺とそう変わんねーからな、もうちょいもうちょい」  ふわっとした感触が、俺の下腹部に触れる。  その上から、キトの体重が、ゆっくりと俺に預けられる。 「入っ……たぁ……」 「えらいぞキト、上手だったなぁ」  冴島が褒めながらキトの嘴に優しく口付ける。 「んっ」  冴島はキトの頬を撫でた指で、そのままキトの耳穴を撫でたのか、キトは俺と繋がったままに大きく腰を揺らした。 「ぅあっ、ぁあぁぁああんっ」  鋭い快感に、俺は息を詰める。  淡く息を荒げるキトに冴島は「苦しいとか吐きそうとかないか?」と尋ねる。 「んぅ……だ……、大丈夫……」  冴島は俺達をどちらも眺めてから、ニカッと笑って言った。 「よしよし、じゃあ二人ともいっぱい気持ち良くなろうなっ」  弾む声とは裏腹に、冴島の指は俺の首を艶めかしく撫でる。 「っ」  思わず息を呑んだ俺に、冴島が言う。 「木田も腰動かしていいぞ、ただ角度によってはキトが痛いとことかあっから、まずはそのまま抜かずに突き上げる感じで様子見て、それからちょっとずつな」 「ああ、わかった」  言われた通りにキトの身体を下から持ち上げるように揺らしてみると、揺らすたびにキトからいくつも可愛い声が溢れる。 「ぁ、あ、っん、……ぅ、ぁ、ぁ……、あっ」  これは……いくらでも揺らしたくなるな……。  少しずつ大きく腰を揺らせば、中でキトと擦れる度に火傷しそうなほどの熱を感じる。 「やぁ、も、からだ、おこして、らんないぃ……」  キトがへたりと俺の上に体を伏せた。 「んん、んぅ……」  角度が変わって苦しかったのか、キトの眉間に皺が寄る。 「お、キトがその姿勢取れんなら……、木田、キトをしっかり支えて体起こして、足は胡座に出来るか?」  俺が言われた通りに姿勢を変えると、冴島は「これで俺も混ざりやすくなったな」と嬉しそうに俺の後ろに回った。  ……ん?  冴島はキトの後ろじゃなくて、俺の後ろに来るのか……? 「へへっ、もっと木田の事も触りたかったんだよなぁ」  俺を触ったところでキトのように可愛い声は出せそうにもないが。  いいのか……?  そう思う俺の身体に、冴島は楽しそうに指を這わせてきた。

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