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第2話

「船内への持ち込みは最低限にするのがブラックシャーク号の船員(チーム)の掟にする」  幹部を揃えて話し合いをする、キャプテンが集めた理由は新たなる掟を命令するためだった。  だがしかしそんな掟は船乗りにとっては当たり前のことで。  セシルが命令した掟は些細なものだった。 「くすねた金貨くらいは許してやるが、幹部も必要最低限の物しか許さない」  そう伝えたセシルに苦笑いの幹部達は笑っていた。 「だいたい船乗りで物が多かったのはセシルぐらいでしょう」  まさにその通りだった。  けれどここまできたら己へと戒めのためにもこう話を進めた。 「スケベなエロ雑誌や書物も含め持ち込む物は一度に運べるものだけ許してやる!!お前ら、……船はいつでも捨てる覚悟でいろ」  物が少ない船乗りとはいえど、一度に運べる物だけの持ち込みは条件が厳しかった。  まあ襲われたら何もかもが消えてなくなるわけなのだが、できる限りの物は持ち出したいと思うのが人の真理と言うものだろう。  そんなことを言い出したセシルに不満がないわけじゃないのだが、流石カリスマ性を持つキャプテンで、幹部達は船員へと新たなる掟を伝えたのだった。

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