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第16話
その次の日の早朝レイズナーは船員達にからかわれていた。
「昨日の晩お前の酔いかた凄かったぞ!!」
「キャプテンの唇を奪ってまで口説いて、許してもらえたのかよ?」
「レイズナー、お前キャプテンに可愛がってもらったか?」
セシル程鋭くはないレイズナーだったが、流石に馬鹿にされているのが分かったので、こう返した。
「ええ、セシルは面倒くさがりながらも、俺を優しく抱きしめて眠ってくれました。随分と子供扱いしてくれましたよ」
「……」
それを聞いた全員が呆然とした。
レイズナーは弄り倒せる存在なのだか、そのレイズナーの相手はキャプテン・セシルなのだ。
あの鬼人のような人に聞かれたらどう反応していいのか分からなくなった船員達は、レイズナー弄りは諦めたように静かになった。
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