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第9話 ※淫らに開発される体
あの日から毎夜、俺はご主人様に可愛がられるようになった。
最初は前を触られているだけだったけど、最近は後ろも……ベッドの上で足を開かされ、恥ずかしい部分が丸見えにされてしまう。
「やだ、見ないでくださ、ぃ……」
あまりに恥ずかしくて思わず足を閉じようとしてしまう。
でもクロード様の手はそれを許してはくれない。
「こら、ダメだよ。 ちゃんと見せて……君の可愛いところ」
「…………っ」
食い入るように見られている。
もの凄く恥ずかしいのに、なぜか興奮している自分もいて、そんな自分を見られたくない……でもそう思う俺の気持ちもご主人様には全て悟られていた。
「ふふっ。 リックのココ、ずっとヒクヒクしてる。 見られて興奮してるみたいだ」
「ちがっ」
「違わないでしょ? 素直じゃない子には素直になれるように躾けてあげないとね」
「え……」
瞬間、柔らかい何かが恥ずかしい箇所に触れた。
「ひゃっ! な、なにっ」
気付けばクロード様が顔を埋めていて、後ろを舌で舐られていたのだ。
「やぁ! だめぇ……きたなぃ、から……!」
身をよじる俺をうつ伏せにして、また顔を埋めるご主人様。
どうして、そんなところを……!
臀部を押し広げられ、ご主人様の舌が中に割り入ってくる。
「ひっ、いやぁぁ……あぁっ」
中で舌が動く感触に全身が粟立ち、知らず知らずのうちに前の方も反応してしまっていた。
それを悟ったクロード様の手が、俺の昂りを捉えた。
そしてゆっくりと、焦らすように扱いていく。
「んぁっ、あっ、はぁぁ……クロード、さまぁ……っ」
あまりにゆっくりで、焦れったくて、熱が発散されるどころか溜まる一方。
俺は無意識に自分から腰を動かしていた。
「あ、あっ、クロードさまっ、もっとぉ……」
「どうしてほしいの?」
顔を上げたご主人様は怪しく微笑み、舌なめずりをしている。
その表情もとても色気があり、美しくて――――
「あ……もっとクロードさまの手で俺のコレを可愛がってください」
「可愛いね、リック。 素直に言えた子にはご褒美をあげないと」
「…………っ」
ようやく前を触ってくれる、果てる事が出来る。
そう思って喜んだのも束の間、ご主人様は後ろに指を二本埋めてきたのだった。
「んやぁぁソコじゃないぃ……!」
「ココも好きでしょ? 前もちゃんと触ってあげるから」
「え? あぁぁっ!」
突然両方から刺激を与えられ、頭が真っ白になっていく。
こんなのダメ……すぐにイっちゃう!
「君の中がうねってる……でももっと気持ちいいところがあるんだ」
「へ?」
「ココかな?」
「ひっ! ふあ、あっ、ソコ、らめぇ!」
クロード様の指が隘路の中で何かを探すように動き、少し硬い部分を見付けると、ソコを執拗に刺激してくる。
押したり、撫でたり、指ではさんだり……刺激を与えられる度に、嬌声が室内に響き渡り、体が痙攣を繰り返す。
「ココはね、前立腺って言うんだ。 とても気持ちのいいところなんだよ」
「ぜんりつせん?」
「そう。 だから気持ち良くても何も悪くないんだ。 思い切り鳴いていいから」
説明しながらもご主人様は指を動かし、俺の反応を確かめている。
「気持ちいい?」
「あぁっ、きもち、ぃぃ……クロードさまぁ……」
「いっぱい気持ちよくなろうね」
「ふぅっ……んんっ、あっあぁ……っ!」
前も扱かれ、散々後ろも指で刺激されていたので、あっという間に果ててしまった。
目の前がチカチカと弾け、頭の天辺からつま先まで、甘い痺れで満たされる。
また今日も俺ばっかり気持ちよくなってしまった……体の熱は発散されたけれど、大好きなご主人様にご奉仕出来なくて、罪悪感が募っていく。
クロード様のアソコもガチガチになっているのに。
「いっぱい気持ちよくなれて偉いね、リック」
俺の頭を優しく撫でながら、穏やかに微笑みかけてくれるご主人様。
ぐったりしている俺の為に、事後の後片付けも全てしてくれて、自分が情けなくなってきた。
俺は使用人なのにご主人様に全部させているなんて!
こんな事ばかりで嫌われたらどうしよう。
「クロード様……次は私がご奉仕させていただきますから!」
「えぇ? リックはそんな事しなくていいんだよ」
「ダメです! このままじゃ、私の気が済みません!!」
「……ふふっ。 仕方ないなぁ、じゃあ今度ね」
「はい、今度! ……って、今度ですか?」
「うん。今日はもう遅いし、君の朝は早いから。 もう寝よう」
そんな……クロード様のアソコはまだおさまってないのに。
でも全く気にする素振りもなく布団に潜り込むクロード様の様子に、今日はもう寝るしかないと考え、一緒の布団に入っていった。
「リック、おいで」
「はい」
差し出された腕。
俺を優しく引き寄せ、宝物を扱うように抱きしめてくれる。
彼に愛されているのではと勘違いしそうになるけど、気を付けなくては。
俺は孤児で使用人。前世で飼い猫だった事も絶対に知られてはならない。
ご主人様のように美しく、素晴らしいお方と一緒になるなんて考える事すら許されないのだから。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
お互いに挨拶を交わし、その温もりを感じながら瞼を閉じ、すぐに意識を手放した。
明日は必ず俺がご奉仕するんだ。そう決意しながら。
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