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2章-1※成人向け描写あり

――室内に荒い呼吸がふたつ反響している。  望月も郁も汗みずくで、呼吸を乱していた。 (あの匂い、強くなってる……まだ、欲しい……)  望月の目が、野生的な欲望を宿していることに気がついたのだろう。  郁がはっとして、腰を浮かせようとするが――。  腕を掴んで、それを阻んだ。 (もっと、もっと欲しい……) 「分かった、から……力抜いて……痛い……」  途方にくれたように郁が訴えた。  ややあって、望月は、郁の身体を褥に横たえた。  

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