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アフターストーリー※成人向け描写あり
望月は大きく足を開いた格好で、ベッドに腰かけていた。
「あの、さすがに僕もこの恰好は恥ずかしいんだけど」
「うるさい」
足元に跪いた郁が悪態をついた。
それから、おずおずと望月のペニスを見て――唾液を呑み下した。
「んっ……」
それから、ちゅっとリップ音をたてて、肉の穂先に口づけをひとつ落とした。
(これ、大好きって言われてるみたい)
自分も郁の匂いにあてられたのだろうか。
頭がくらくらする。
「ふ……ちゅっ……んっ……んっ……硬くなってきた……」
郁が薄い造作の口唇で竿肌を食みながら、嬉しそうに報告してくる。
まるで、こどもが褒めてほしいような健気さでついふわふわの癖毛を撫でてやった。
「……最近、望は、こども扱いする……お前のが弱いのに……」
郁はちろちろと小刻みに舌を遣いながら、不服そうだ。
「こども扱いは別にしてないけど……あと、強さは関係ないでしょう」
望月の正論に、郁がむううと不服そうな顔をしてきた。
黙って頭をぽんぽんとしてやる。
こうして、宥めると少しばかり郁の機嫌が良くなる。
最近はこの難解な狼の扱いに慣れてきた。
自分よりもうわ背はあるが、意外にも郁は幼いというよりも純粋なのだった。
「じゃあ、こども扱いしないから、これ、咥えて? がまん、するの結構しんどい……」
目の前に差し出されたペニスの生々しさに郁が驚いた顔をする。
それでも、視線はそこを捉えたままだった。
(あー、欲しいんだ……)
「ね、咥えて? 僕のことも気持ち良くして?」
「……分かった……んっ……くぷ……っ!」
そっけない物言いとは裏腹に郁がずるずると口に竿肌を頬張っていく。
生暖かく狭い口腔に、それを収められて息が弾む。
しかし、郁は飛ばし気味に口を窄めて咥内の粘膜で扱きたてる。
「くっ……あ……いきなり、激しい……そんなに欲しかったの?」
呼吸を弾ませながら、そう問うた。
目の前で奉仕をする郁と下腹の刺激に、果てないように我慢していた。
その箇所が蕩けてしまいそうだ。
「んっ……ふ……あ……んっ、んっ、んぐっ、んうぅうっ!」
郁は耳に髪をかけながら、無我夢中でそこにしゃぶりついている。
もう、頭には子種のことしかないようだった。
「は……ふ……んちゅっ……んっ……はぁ……ん……ふぅっ……」
艶っぽい吐息と郁が舌を遣う度に淫らがましい水音がする。
それは深夜の室内に淫靡に反響した。
「あ、」
そして、望月は見てしまった。
郁の指がそろそろと動き、自らの薄い尻肉の奥――窄まりにあてがうのを。
そして、郁はくっと息を詰まらせ、その箇所に指を含ませた。
くちゅくちゅという恥ずかしい音に頓着することなく、自らを慰めていた。
貪るような口淫もとまらない。
そんな媚態を目の当たりにして、望月はかああ、と顔を赤らめた。
「えっち」
白旗をあげるようにそう呟く。
「ん、え?」
ようやく、望月の言葉が何を指しているのか――。
自涜の場面を見られていると気がついた郁が、ぴゃっと肩を跳ねさせる。
「ばか」
彼にしては珍しいシンプルな悪態だった。
それでも、郁は薄い口唇から華奢な顎を唾液と望月の体液で濡らして、頓着しない。
ただ、口淫と自涜に耽っている。
その光景は目に毒だ。
望月は軽く郁の肩を押した。
「な、なに……まだ、足りな……」
「もういい? 郁がえっちだから、その、もう我慢できないんだけど」
「……はしたなかった? 嫌いになった?」
郁がおろおろとして、怖じた目を望月に向けた。
「そうじゃなくて、えっと、郁が魅力的だから……郁が欲しい……」
スマートに誘うつもりが歯切れ悪い言い方になってしまう。
郁が、俯いた。
(いつも、こんなだったっけ……なんか、僕も今日はだめ、かも……)
「……嫌だった?」
小さな声でそう聞いてみる。
郁がふるふるとかぶりを振った。
それから、「俺も、もちがほしい……」と小さな声でねだってきた。
少し、くすぐったい間の後、望月は郁をベッドに導いた。
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