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(二)向谷夏樹の日記
11月4日(火)
痴漢にあった。
ちらと振り返ったら三十歳ぐらいのサラリーマンだった。顔はまあまあ。とはいえ、僕の腰に延々股間を腰に押し付けてきた人だ。思い出すだにぞっとする。
他人の硬くなったモノの感触は気持ち悪い。
僕が女の子に見えたのだろうか。それともそういった性的指向の人なのだろうか。どちらにしても、この童顔が悪いような気がする。
11月5日(水)
今度は乳首を触られた。多分、同じ人だ。
ベストの中に手をいれてきて、シャツの上から乳首を撫で回された。「気持ちいいだろう?」と、あの人に囁きかけられてから何だか身体の様子がおかしい。痴漢にあっている筈なのに、乳首を触られるのが気持ち良くなってしまった。
触られている間中、股間が熱かった。僕の身体はどうなってしまったんだろう。
家に帰ってからオナニーをした。
思い浮かぶのはあのサラリーマンの顔だった。明日も触りにくるのだろうか。
11月6日(木)
今日も痴漢をされた。
僕が何も云わないからだろう。シャツの中にまで手が入ってきた。満員電車の中で、人知れず痴漢に乳首を触られていると思うと、何だか胸がドキドキしてくる。
乳頭を揉まれたり、摩 られりたりするのが堪らなく気持ちがいい。
例の人は身なりのきちんとした人だ。何か香水を付けているのだろうか。甘い香りがする。
明日は金曜日だ。あの人はまた触りに来るだろうか? それが楽しみになってしまっている僕がいる。
家に帰ってからまたオナニーをしてしまった。
自分で乳首を触ってみたけれど、あの人みたいには気持ち良くならない。何故だろう。
11月7日(金)
手を取られて、股間を触らされた。
誰って、例の人だ。
どうすればいいかわからずにいると、僕の手を掴んで動かしてきた。揉めということらしい。僕がおずおずと手を動かすと、いつものように乳首を触ってくれた。指の腹で撫でてきたり、抓んできたり。でも、乳首ばかりで下を触ってくれる気配がない。いつかは僕のも触ってくれるのかな。
触られている間中、声を出したくて仕方がなかった。
我慢していると、可愛いね。と、声をかけられた。優しい声に胸が高鳴る。
あの人はどこの会社に勤めているんだろう。僕よりもあとの駅で降りているのは間違いなさそうだけれど。
11月8日(土)
今日は学校に用事があったので電車に乗った。
空いている電車に、流石に今日はあの人はいないだろうと思っていたら、帰りの電車で顔を合わせた。正面から声をかけられて驚いたけれども、ついてくるように云われたので途中の駅で降りたあの人についていった。
そのまま、駅から少し離れた公園のトイレに入った。
鍵をかけた個室の中で僕はあの人とキスをした。そしてついに乳首を舐められた。想像はしていたけれども、指で触られるよりも何倍も気持ちがいい。名前を訊かれたので素直に答えると、名前を呼びながら可愛がってくれた。
途中から下を触られながら、乳首を舐められた。僕もまたあの人の立派なペニスを触った。そしてお互いに射精した。
明日は○○駅で待ち合わせだ。
何をされるのだろう。僕は今夜、眠れそうにない。
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