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ぼくは聖者さまとセックスする(2)

 今から三十年ほど前。ここから南西にあるドーラ山の頂上に、突如として魔界への門への門が開いた。魔族たちは好戦的ではなく、むしろ突然に人間界と繋がってしまったことで途惑っていたくらいだったので、世界の平和が脅かされるということはなかったのだけれど、そこから流れ出てくる瘴気は人間に良くない影響を与えるようになった。  それ即ち、性欲の増進だ。  ぼくが住む神聖アイユーブ王国では、セックスをするのは子作りのときだけと定められている。それ以外のセックスは人を堕落させるとして固く禁じられていた。もしセックスという享楽に耽っているのが官憲にばれようものなら、蛮族しかいないと噂の国外への追放の刑が待っている。だから魔界の瘴気が引き起こすこの現象は、ぼくたちにとっては死活問題だった。  その瘴気を浄化してくれるのが、聖者さまと聖女さまだ。  普段は教会で人々の為に祈りを捧げてくれている聖者さまと聖女さまは、神より啓示を受けた方々だ。それによると、ぼくたちの身体に溜まった瘴気を取り除くのには、セックスが有効であるのだという。  勿論、普通の人間同士が交わっても瘴気が浄化されることはない。瘴気の現れ方に応じた交わりを聖者さまや聖女さまとすることで、ぼくたちの身体から瘴気が取り除かれるというのである。  こうなってしまっては厳格な国王陛下も、セックスを完全禁止とはいかなくなった。何より国王陛下自身も瘴気の影響が出てしまっているのだ。かくて、瘴気の浄化の為のセックスは認められるという画期的な憲法が成立したのだ。  だから僕はこの教会を訪れた。  ぼくは男の人を抱きたいと感じる瘴気の現れ方をする人間だ。聖者さまのようなお兄さまタイプの人間なんかはもうとてつもなくエロティックに感じてしまう。こういったタイプの人に甘やかされながらセックスがしたい。その欲望が叶うのだ。ぼくはぼくの股間が熱くなるのを止められそうになかった。 「顔をお上げなさい、ドゥルクゥ」  聖者さまの声にぼくは顔を上げた。温かな眼差しが包み込むようにぼくを見下ろしている。 「先ずはあなたの身体が、どの程度瘴気に侵されているのかを見なければなりませんね。立ちなさい、ドゥルクゥ。確認しましょう」  ぼくは聖者さまに云われるがまま立ち上がった。  入れ違いに聖者さまが腰を落とす。と、ぼくの前で跪く形になった聖者さまが、ぼくのズボンに手をかけてきた。  何をされるのだろうと思っていると、下着と一緒にズボンが下げられてゆく。恥ずかしい。ぼくは露わとなったペニスを隠したい気持ちに囚われた。すっかり漲りきったぼくの赤黒いペニスが、聖者さまの顔の前にある。 「これはかなり深く瘴気に侵されているようですね……」  ぼくのペニスに聖者さまの手が伸びてくる。辛かったでしょう。ペニスを握られながら尋ねられたぼくは、初めて感じる他人の温もりに舞い上がりながらも頷いた。 「もう大丈夫ですよ、ドゥルクゥ。さあ、浄化を始めましょう」  云うなりぼくのペニスに口付けてきた聖者さまに、ぼくはこれまで感じたことのない快感を覚えた。  な、なにこれ。思わず口を衝いて出る言葉に、聖者さまがぞくりとするほどに妖艶な笑みを浮かべる。大丈夫ですよ、ドゥルクゥ。囁くような小声でそう言葉を吐いた聖者さまの口が開く。続けて聖者さまの口の中に飲み込まれていったぼくのペニスに、ぼくは女の子のように高い声を上げてしまっていた。 「あっ、あっ。聖者さま。そ、それ駄目ですぅ」  じゅぱじゅぱと音を立ててぼくのペニスを吸っている聖者さまが、ぼくのペニスを口に咥えたまま、上目遣いでぼくの顔を見上げてきた。なんていやらしい顔なんだ。ぼくはぼくの望みが叶い始めていることと、聖者さまの卑猥な姿に興奮を抑えきれなかった。 「あっ、あぅ。あ、ああ。聖者さま、聖者さまぁ」  聖者さまの顔が動く度に、僕のペニスが聖者さまの口の中に出入りする。柔らかい、聖者さまの口唇。ぼくのペニスを包み込むように刺激してくる聖者さまの口唇に、ぼくは早くも射精したくて堪らない。きっと最高に気持ちがいいんだろう。ぼくは聖者さまの巧みな口技に欲望は抑えきれなくなった。 「せ、聖者さま。出したいです。ぼく、聖者さまのお口の中に出したいです」  いつもは自分で慰めるしかなかったぼくのペニス。それが聖者さまの口の中にある。こくりと頷いてくれた聖者さまに、はぁ、ああ、聖者さまあ。ぼくは聖者さまの名前を呼びながら、ゆっくりと腰を振った。  ぬるぬるとした聖者さまの舌が、ぼくのペニスに絡み付く。  流石は沢山の国民を瘴気から救ってくださる方だけはある。陰茎から亀頭まで余すところなく舐め上げてくる聖者さまの巧みな舌使い。尿道口をちろちろと舐められたぼくは、その痺れるような快感に理性を手放さずにいられなかった。 「すごい。すごいです、聖者さま」  再びぼくのペニスを口の中に収めた聖者さまに、ぼくは我を忘れた。はちきれんばかりに膨張したぼくのペニスを、聖者さまが喉の奥まで飲み込んでゆく。あ、あ、そんな奥まで。ぼくは聖者さまの髪を掴んで、再び腰を動かした。そして、優しい眼差しでぼくを見上げている聖者さまの喉を深く何度も犯した。 「あっ、出ます。聖者さま、出ます。出ますぅ……っ!」  ぼくはこれ以上は入らないというぐらい、ぼくのペニスを深く聖者さまの喉奥に押し込んだ。そして腰を震わせながら、聖者さまの喉の奥に精液を注ぎ込んだ。  ああ、なんてことだ! 最高に気持ちがいい!  ぼくはゆっくりと聖者さまの口からぼくのペニスを抜き取った。  直後、美しい笑みを浮かべた聖者さまの喉仏が大きく動く。ぼくが出した精液を嫌な顔一つせず飲んでくださったのだ。そのまま、聖者さまの手がぼくのペニスに這い寄ってくる。 「ふふ、まだまだなようですね」  射精を終えたばかりだというのに、ぼくのペニスはもう半()ちだ。そのくらいぼくの欲望は止め処がなかった。 「横になりなさい、ドゥルクゥ。あなたの瘴気は手強そうです」  ぼくは聖者さまに云われるがまま、床の上に仰向けに寝転がった。  瘴気に侵されてのこととはいえ、こんなに元気なぼくのペニスが恥ずかしい。ぼくは頬を熱くしながら、ぼくの愚息をお慰みください。と、両親に教わったもうひとつの台詞を聖者さまに向けて口にした。 「安心なさい、ドゥルクゥ。あなたの身体の中に溜まっている瘴気は、私が全て出してあげますからね」 「は、はい! 聖者さま!」  ぼくの身体に寄り添うように横たわった聖者さまが、ぼくのペニスを扱きながらぼくに口付けてくる。  ぼくの国では子作り以外のセックスは禁じられているけれど、キスは禁じられていない。だから他の子どもたちは、キスで瘴気から生じる欲望を発散しているらしい。ただ、ぼくは瘴気の現れ方が珍しい人間だったから、そのキスすら経験がなかったんだけれども。  その人生初めてのキスが、ぼくの好みにどんぴしゃな聖者さまとなんて!  合わさった口唇の下で絡み合う舌。糖蜜のように唾液が混じり合う。ぼくはされるがまま、聖者さまと口付けを交わした。  ああ、気持ちがいい。口付けの余韻に浸りながら聖者さまにペニスを扱いてもらっていると、あまりの幸福に涙が出そうになる。聖者さまぁ。ぼくは聖者さまにしがみついた。ぼく、聖者さまに挿入(いれ)たいです。そう口にすると、そうですね。と、聖者さまが身体を起こした。  床の上に座る聖者さまが、法衣を解いて、脚を大きく開いてみせる。  ぼくは上半身を起こした。視線が聖者さまの股間に釘付けになる。  ぼくのよりも少しこぶりなペニス。桃色の可愛らしいペニスが天を仰いでいる。その下でひくついている不浄の穴。犯してはならないと教え込まれた蕾は、ぼくのペニスを待ち構えているようだ。ひくひくりとひくついている。 「あ、ああ。聖者さま……凄く、いやらしいです」 「ふふ、可愛いですね、ドゥルクゥは」聖者さまの指が不浄の穴を開く。「ここに挿入(いれ)たいのでしょう?」  ひだを開いた蕾の奥で、赤い肉の壁がうねっているのが見える。ああ、これがぼくが見たかった不浄の穴の中。ぼくはこくこくと頷きながら、聖者さまからの言葉を待った。ややあって、来なさい、ドゥルクゥ。と、聖者さまがぼくを手招きする。 「い、挿入(いれ)ていいのですか、聖者さま」 「勿論ですよ。瘴気を浄化しましょう、ほら」  姿勢を変えた聖者さまが、腰を突き出してくる。ぼくは聖者さまの腰を覆っている法衣を捲り上げた。と、聖者さまの両手が、双丘を開く。ああ、ここに、ぼくはぼくのペニスを挿入(いれ)ていいのだ。小さな小さな聖者さまの不浄の穴に、ぼくはぼくのペニスの先端を押し当てた。 「あっ、あっ、すごいぃ」  腰を少し突き出しただけで、ぼくのペニスがゆるゆると聖者さまの不浄の穴に飲み込まれてゆく。  赤い肉の壁がぬちょりとぼくのペニスを包み込む。さっきの口淫に並ぶ快感。どちらがいいなんて比べられないぐらいに気持ちがいい。 「せ、聖者さま。お慰みを」 「いいのですよ、ドゥルクゥ。好きに動きなさい」  心なしか息が弾んでいるように感じられる聖者さまの声。もしかすると、聖者さまも興奮されているのだろうか? ぼくは聖者さまの腰を掴んだ。法衣で覆われていてよくわからなかったけれども、聖者さまの腰は僕よりも細い気がする。 「う、動きます、聖者さま」  ぼくはゆっくりと腰を振り始めた。適度な締め上げ感がある聖者さまの不浄の穴。ぼくが腰を振る度に、ぼくのペニスが歓喜の雄叫びを上げる。  ああ、ああ、ああ。なんて気持ちがいいのだろう! こんなに気持ちのいい思いを、ぼくはぼくの瘴気が全て浄化されるまで続けていいのだ! 「あっ、あっ、ドゥルクゥ。いいですよ、そう、最初はゆっくり……」  ぼくは聖者さまのお言葉に従って腰を振った。 「そう、次は少し浅くですよ」  云われるがまま、聖者さまの不浄の穴を浅く犯す。 「そうですよ、ドゥルクゥ……そうして、今度は深く……」  ぼくは浅く、そして深くと腰を交互に動かした。あっ、あっ、ドゥルクゥ、ドゥルクゥ。そこですよ、そこ。はぁはぁと息を荒らげながら、聖者さまがぼくを求めて言葉を継ぐ。ぼくより年上なのに、聖者さまはとても可愛くて、いやらしい。ぼくは聖者さまにすっかり骨抜きにされてしまっていた。 「そう、そこを突くのですよ、ドゥルクゥ……!」  聖者さまの指示に従って腰を振っている内に、聖者さまがどこを突かれると気持ちいいのかがわかってきた。蕾から亀頭を潜り込ませた先にある腹の裏側。だからぼくは徹底して、聖者さまが気に入るスポットを突いたみた。浅く、深く、ゆっくりと。そして時に激しく。 「ああ、いい。いいですよ、ドゥルクゥ。さあ、もっと奥を突きなさい。そして深いところに瘴気を放つのです」 「は、はい、聖者さま!」  聖者さまの許可を得たぼくは、ひたすらに深く聖者さまの不浄の穴を突いた。きっと、これまでも沢山の人々を救ってきたに違いない聖者さまの不浄の穴。ぬっとりと柔らかいその穴に、ぼくのペニスが出入りを繰り返している。  気持ち良くて、気持ち良くて、もう本当にどうにかなりそうだ。  ぼくは再び理性を手放した。そして、本能の赴くがままに聖者さまの不浄の穴を犯し続けた。 「ドゥルクゥ。ああ、ドゥルクゥ。もっと、もっと、深くですよ……!」  聖者さま、聖者さま。  優しくて、綺麗で、可愛らしい聖者さま。  ぼくは聖者さまの名を呼びながら腰を振った。小さかった快感が、急激なカーブを描いて高まってゆく。ああ、聖者さま。ぼくは聖者さまの不浄の穴に深くぼくのペニスを突き立てた。ぼくの腰が大きく震える。ぼくは聖者さまの腰を強く押さえつけて、不浄の穴の奥深くに思いっきり射精した。 「はぁ……はぁ……聖者さまぁ……」  ぼくは聖者さまの不浄の穴からペニスを抜き取った。  ひくつく聖者さまの蕾の奥から、どろりとぼくが今放ったばかりの精液が溢れ出てくる。  ぼくは堪らなく背徳的な気分になった。と、同時に股間が熱くなる。  ぼくを侵している瘴気は相当なものであるようだ。また半()ちになった僕のペニスに、姿勢を直した聖者さまが微笑んだ。「大丈夫ですよ、ドゥルクゥ。必ず瘴気を浄化してあげますからね」そう言葉を継ぐと、ぼくの身体を床に再び横たえる。 「可哀想なドゥルクゥ。こんなに瘴気に侵されてしまって」  ぼくの口唇に口唇を重ねてきた聖者さまが、口付けの下でぼくの胸板を撫で回し始める。ああ、気持ちがいい。ぼくはうっとりと目を細めた。  ずうっと、ずうっと。そう、この二十年間、ぼくはこんな風に甘やかされることを夢見ていたんだ。年上の男の人に優しく導かれながらのセックスしたいというぼくの夢。それが叶っただけじゃない。これからも、ぼくは聖者さまに瘴気を浄化してもらうことが出来るんだ。 「ん、んぅ。聖者さまぁ」  ぼくは聖者さまの舌に舌を絡めた。そしてその柔らかい口唇を深く吸った。 「上手ですよ、ドゥルクゥ」 「本当ですか、聖者さま」 「ええ」聖者さまの口唇がぼくの頬に押し当てられる。  ぼくはぼくの欲望を解放した。聖者さまの身体に触りたい。聖者さまの法衣の下に手を潜り込ませて、そこにあるだろう乳首を抓む。 「あまり強くしては駄目ですよ、ドゥルクゥ。優しくなさい」 「はい、聖者さま」  ぼくに撫で回されたことでもっと刺激が欲しくなったのだろうか。法衣を肘まで下ろした聖者さまが、ぼくの口元に乳首を運んでくる。  ぼくは一も二もなく聖者さまの乳首にむしゃぶりついた。  小さくてまあるい桃色の乳首は舌で転がすのに丁度いい大きさだ。ちゅぱちゅぱと乳首を吸ったり、舌で転がしたりしていると、次第に聖者さまの息が荒くなってくる、あ、ああ、ドゥルクゥ。もっと強く吸って。聖者さまの言葉に応えるように、ぼくは強く聖者さまの乳首を吸った。 「そう、そして、今度は優しく口の中で下で転がすのです……」  ぼくは聖者さまの指示に従った。  どうやら聖者さまは柔らかく乳首を転がされるのと、強く乳首を吸われるのがお好みのようだ。喘ぎながらも、交互に刺激を求めてくる。ぼくは聖者さまに従って、ぼくの口と舌で聖者さまの乳首を舐り続けた。ああ、最高ですよ、ドゥルクゥ。少しはお気に召してくださったのだろうか。聖者さまのお褒めの言葉にぼくは嬉しくなる。 「では、浄化を行いましょう、ドゥルクゥ」  すっかり硬くなった聖者さまの乳首に名残惜しさを感じながら、ぼくは聖者さまの乳首から口を離した。ぼくの唾液で濡れそぼった聖者さまの乳首が、ステンドグラスの向こう側から差し込む陽射しで光っている。ああ、なんていやらしくて、なんて最高の眺めなんだろう。ぼくは成人した喜びを噛みしめながら、聖者さまの次の動きを待った。  するりと聖者さまが動く。  ぼくの腰を跨いだ聖者さまが、ぼくのペニスに不浄の穴を押し当ててきた。  ペニス越しに感じる聖者さまの濡れた蕾はひくついているようだ。きっとぼくのペニスを待ってくれているのだ。そう思うと、ぼくのペニスが一気に漲る。  早く、聖者さまの不浄の穴の中にぼくのペニスを挿入(いれ)たい。  ぼくは聖者さまに手を伸ばした。ぼくの愚息をお慰みください、聖者さま。そう言葉を吐くと、聖者さまが軽く腰を上げる。ああ、ああ、ああ! 続けてゆっくりと腰を下ろした聖者さまの動きに従って、飲み込まれてゆくぼくのペニス。聖者さまの不浄の穴の中にペニスを収めたぼくは、動いてもいいですか。と、聖者さまに尋ねた。 「焦っては駄目ですよ、ドゥルクゥ」  聖者さまの手がぼくの手を取った。その手が乳首へと招かれる。  ぼくは聖者さまの乳首を撫で回した。その動きに合わせるように、聖者さまが腰を動かし始める。ああ、聖者さま。そんな激しい動きをなさって。ぼくは揺れる聖者さまの身体を見上げながら、恍惚に浸った。  上下に動いてぼくのペニスを飲み込んだかと思えば、前後に揺すってぼくのペニスを擦ってくる。かと思えば、腰を回してぼくのペニスを深いところで締め上げてくる。聖者さまの卑猥な腰の動きに、ぼくは射精を堪えるのが精一杯だ。  ああ、ああ、ドゥルクゥ。と、甘ったるい声を上げながらぼくの上で腰を振る聖者さま。最高にいやらしい聖者さまの姿を見上げながら、ぼくはねっとりと身体に纏わり付く快感に身を委ねた。  ぼくのペニスを通じて押し迫ってくる快感が、時々、高い波となってぼくの意識を浚う。ぼくは聖者さまの為すがままとなりながら、暫く床の上に横たわったままでいた。 「さあ、ドゥルクゥ。今度はあなたの番ですよ。腰を振りなさい」  ややあって、聖者さまがぼくの頬を撫でてきた。はっとなったぼくは聖者さまのお言葉に従うことにした。  腰を上下に振る。  柔らかく温かい聖者さまの不浄の穴の中で、ぼくのペニスが暴れ回っているのがわかる。ああ、ああ、ドゥルクゥ。喘ぐ聖者さまの緩んだ表情が背徳的だ。ぼくは聖者さまと教会の中でセックスしている。その現実が今更ながらにぼくの欲望を駆り立てる。 「あっ、あっ。聖者さま。また、また出ます」 「奥ですよ、奥。私の穴の奥にペニスを突き立てるのです、ドゥルクゥ。そして一番深いところに瘴気を放ちなさい」 「は、はいっ! 聖者さま」  ぼくが腰を振る度に、聖者さまもまた腰を振ってくる。  ぼくのペニスを飲み込んだ聖者さまの不浄の穴から卑猥な音が立つ。 「ああ、いいですよ、ドゥルクゥ。その調子。さあ、瘴気を放つのです……!」  肉の擦れ合う音が辺りに響き渡る中、ぼくは聖者さまの不浄の穴の奥にペニスを深々と突き立てた。瞬間、身体を弓なりに反らした聖者さまが、ああっ! と、歓喜に満ちた嬌声を上げる。 「ああ、ドゥルクゥ。ドゥルクゥ……ッ!」  ぱしゅっと音が聞こえたような気がした。  直後、聖者さまのペニスから白濁とした液が噴き出てくる。ぼくのペニスで達してくださったのだ。ぼくは悦びに胸を満たされながら、聖者さまの不浄の穴の奥で果てた――……。

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