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別荘
「どうだい、君のここ……すっかり柔らかくなって、オレの指を咥えたまま離そうとしない。そんなにオレに 暴かれるのが嬉しいのかい?」
ディアスはふっと、底知れない加虐の笑みを浮かべた。先ほどの強烈な一突きによって、マイトの背後はすっかり抵抗を失い、主人の体温を吸い込んで熟しきった果実のように蕩けている。
だが、ディアスは決してマイトをそのまま楽にはさせない。
奥の最も敏感な一点を執拗に 抉り、マイトが「あ、あぁっ!」と高い悲鳴を上げて腰を跳ね上げた瞬間、またしてもぬるりと、指を入り口のギリギリまで引き抜くのだ。
「ひ、あぅっ!? や、嫌だ……ッ! ディアス、行かないでくれ……ッ!」
「おねだりは? オレにどうしてほしいのか、ちゃんと言わなければ何も与えないよ」
焦らし、引き抜き、ねだらせる。
その律動を何度も何度も繰り返されるうちに、マイトの脳内は完全に快楽の飢餓感だけで満たされていった。
指が深く入れば、魂が飛び散るほどの快感。それが抜かれれば、奈落の底に突き落とされるような絶望。そのあまりの落差に、マイトの「理性」は完全に粉々に噛み砕かれていく。
「……う、あぁっ、んあぁあッ!!」
もはや「恥ずかしい」とか「プライド」なんて言葉は、彼の頭の中に一辺も残っていない。マイトは石台に顔を 擦り付け、涙と涎でぐちゃぐちゃになりながら、ただ本能のままにディアスを求めて尻を振り続けた。
「……ディアス、ディアスッ……! オレのここ、寂しくて、死にそうなんだ……っ! お願いだから、もっと……奥まで、全部いれて、オレを壊してくれよぉ……ッ!!」
凛とした面影などどこにもない、ただ快楽を乞うて泣きじゃくる美しい玩具。ディアスはその極限まで壊れきったマイトの反応を心ゆくまで愉しみながら、自ら進んで全てを差し出す従順な肉体へと、さらに深く快感を引き出すために指を押しでいった。
「そんなにオレの指が恋しいのかい? 本当に……あさましくて、愛おしいオレのメスだな「 」
ディアスはマイトの腰をガチリと掴んで固定すると、極限まで柔らかく 蕩 けきったその窄まりへ、今度は容赦のない速度で指を突き入れ、引き抜き、再び最奥へと 穿り込んだ。
「あ、あぁぁあああッ――!!」
マイトの喉から、理性の残滓をすべて吐き出すような絶叫が上がる。
焦らされ、飢えきっていた内壁の粘膜は、ディアスの指がもたらす摩擦と熱を限界まで吸い込み、狂ったように痙攣して指を締め付けた。クチュクチュと石室に響く卑猥な水音が、マイトの脳髄を真っ白に焼き潰していく。
「ひ、あぅっ! ディアス、ディアスッ……! すごい、中、おまえの指で、いっぱい、で……っ、壊れちゃう、壊れちゃうぅッ!」
「壊れればいい。最初から、オレの手で壊されるためにここへ来たんだろう? もっと無様に鳴いて、オレの与える刺激だけをその身に刻み込みなさい」
ディアスは容赦なく、マイトの最深部を抉り、潰し、蹂躙し尽くすように指を動かし続けた。
マイトは涙と涎で顔を濡らし、白目を剥きかけながらも、ディアスの腕に必死で爪を立てて縋り付く。もはや戻るべき場所も、かつての自分もすべて忘れ去り、ただ激しい衝動を受け入れる。
「本当に指だけでいいのか? マイト」
極まった瞬間にだけ口にするその愛おしい名を、ディアスは酷く甘やかに、そして冷徹に石室の暗闇へ響かせた。
その言葉に、マイトは涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔を、歪んだ笑みで歪ませる。理性が完全に崩壊し、あさましい本性をすべて暴かれ、もはや己の無様さを隠そうともしなかった。
「……へっ、あはっ……! ん、ッ指だけで、十分、狂いそうに、なってんだよ……っ。ディアス……あんたの、その最悪な指だけで、オレは……ッ!」
「ふふ、本当に手の付けられない悪い子だ。望み通り、指だけで骨の髄まで翻弄してあげるよ」
ディアスもまた、マイトの壊れきった姿に満足しきったように、妖しく、愉しげに笑った。
そこからは、まさに指先ひとつによる完全な支配だった。ディアスはすっかり柔らかく蕩けたマイトの最奥で、あえて激しく突くのをやめ、クチュ、と粘膜を這うように指先を蠢かせる。最も熱い中心部をわざとなぞるようにして抉り、マイトが「ひぁっ!」と腰を跳ね上げるたびに、今度は指を引いて入り口をギリギリまで引き絞った。
「あ、ぁぁッ! ディアス、また……焦らす、のかよ……っ!」
「お前がそうやって、オレの指を求めて無様に尻を振る姿が、何よりも美しいからね」
焦らし、引き抜き、また執拗に最深部を潰す。ディアスの指先の気まぐれひとつで、マイトの肉体は歓喜に跳ね、絶望に身を震わせた。指だけで翻弄され、愛欲の飢餓感に狂い泣くマイトの声を、ディアスは至高の音楽を聴くかのようにその耳に刻み込み、さらに深く、指先でその内側を蹂躙し続けた。
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