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所有印

焼かれた皮膚の痛みと熱が、まるで溶けた鉛のようにマイトの下腹部と奥底を焦がし続けていた。 しかし、そのヒリヒリとする激痛こそが、ディアスが自分に与えてくれた「絶対の所有印」の証だった。 「はぁ、はぁっ……熱い、まだジリジリして……っ、でも、すげえ……っ」 マイトは上半身を起こし、青く冷たい光を放つ医療区画の鏡の前に自らを立たせた。 綺麗に剃り上げられた下腹部、その中央。自身の象徴のすぐ上に刻まれた「ブラック・シールドの紋章とディアスのイニシャル」の焼印は、赤く盛り上がり、生々しく、そしてこの上なく誇らしげに主張している。 さらに、両脚を広げたその奥――もっとも秘められた穴の周りにも、完璧な円を描くようにディアスの印が刻み込まれていた。 「……見てくれよ、ディアス様。すげえ綺麗に……俺の中に、あんたの形が焼き付いてる……っ」 マイトは目を潤ませ、うっとりとした表情で自分の下半身を覗き込む。 ただの肉体だったはずの場所が、主人の手によって「ディアス以外のものを受け付けない聖域」へと変えられた。 その事実だけで、マイトは触れてもいないのに下腹部が熱くなり、ゾクゾクと快感の波が駆け抜けるのを感じた。 背後から、優雅な足音とともにディアスが歩み寄ってくる。 冷えた黒い瞳に満足の色を宿しながら、ディアスはマイトの背中に腕を回し、その引き締まった胸板へと身体を密着させた。 「ああ、実に美しい。お前のその恥辱と歓喜に満ちた顔も、そこに刻まれたオレの印も……すべてが完璧だ」 ディアスの大理石のように冷たい指先が、マイトの下腹部に刻まれた真新しい焼印のふちを、そっと、しかし意図的に意地悪く撫でた。 「ひぅっ……!? あ、そこ、まだ熱くて……っ!」 「ふふ、まだ火傷の痛みが残っているはずだがね。……だが、その痛みこそがお前を繋ぎ止める最高の鎖だ。服を着ていても、歩いていても、誰かと話している時でさえも……お前の脳裏には、自分がオレの肉奴隷であるという事実がその痛みと共に刻まれ続ける」 ディアスの低く囁くような声が、マイトの耳元を熱く濡らす。 「あ、あはっ……ほんとだ……なっ、ただ触られただけで、さっきよりズキズキして……っ、でも、そのズキズキが、頭の中をディアスでいっぱいにしてくるぅ……っ!」 マイトは完全に骨抜きにされたようにディアスの胸に寄りかかり、だらしなく口元を緩めてトロケた笑みを浮かべた。 肉体的な痛みを快感へと変換し、愛の呪縛として自ら進んで飲み込んでいく狂犬の姿に、ディアスはさらに深い独占欲と加虐心を刺激されるのを感じていた。 「いいだろう。せっかく綺麗に刻印したのだ。……この傷が完全に塞がり、お前の身体がオレの印を完全に自分のものとして飲み込むまで、たっぷりとその痛みを快感に変える仕置きをしてやろう」 「っ、ほんと……っ!? やって、もっと俺を、あんたの印でめちゃくちゃにして……っ!」 焼印の熱を宿したまま、二人は再び甘く狂った愛の蜜壺へと沈み込んでいった。

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