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意図せぬ放置
数日間の休暇を利用して、ディアスはマイトを自室のベッドへと容赦なく拘束した。逃げる隙など一ミリも与えず、そのまま外の世界から遮断するように部屋にこもりきりになってから、すでに二日という時間が経過している。
母艦のドックやクルーたちの慌ただしい日常から切り離された薄暗い空間で、マイトの手首や足首は太いベルトでベッドの四方にしっかりと固定されていた。
「はぁ……っ、くそ……、マジで丸二日かよ……っ」
かすれ切った声で悪態をつくマイトの瞳は、過剰なまでの快感と睡眠不足でトロトロに蕩けている。シャワーを浴びることも、服を着ることも許されず、ただひたすらにディアスの熱い肉体に犯され、愛液と精液にまみれ続けてきた身体は、すでに限界を超えていた。
にもかかわらず、直前まで執拗に内側を掻き回していたはずの硬質的な熱がふっと引き、ディアスが用事のために束の間ベッドを離れたその瞬間、マイトの胸に広がったのは「解放された」という安堵ではない。
――ぽっかりと空いてしまった、底知れぬ飢餓感だった。
「……っ、うそだろ……」
頭では「ようやく休める」と呆れようとしているのに、ディアスにたっぷりと開発され、無限に快感を刻み込まれてきたその雌の穴は、主の熱が消えた途端に耐えがたいほどの虚脱感に襲われていた。
キュンキュンと切なく波打つように痙攣し、中から熱いものが零れ落ちていく感覚。ディアスの大きな体躯や、あのねっとりと子宮の奥を突く硬さがなくなった途端、まるで身体の芯が干からびていくかのような猛烈な寂しさがマイトの全身を駆け巡る。
「おい、嘘だろ……なんでだよ……っ。まだ、全然足りねぇってのかよ……っ!」
プライドも何もあったものではない。拘束されたまま腰を微かにくねらせ、自分のなかに残るディアスの匂いと、ぽっかり空いた空洞を埋めようと必死に身悶えする。
「……はやく戻ってこいよ、ディアス……っ。お前のちんぽがないと、俺の身体がどうにかなりそうなんだよ……っ!」
誰に見せるわけでもない淫らな姿で、マイトは涙目になりながら扉のほうへ視線を這わせ、主の帰還を飢えた野獣のように、しかし完全にメスの顔をして待ちわびるのだった。
丸二日という長すぎる時間の放置と、限界を超えて開発し尽くされた身体。ディアスが戻らない焦燥と、ぽっかりと空いた穴を埋められない飢餓感が、マイトの理性の最後の防壁を音を立てて崩し去った。
「っ、ぅ……やだ、もぅ……っ」
ベッドに拘束されたまま、マイトは小さく頭を左右に振る。頭では「こんなみっともない姿を晒してたまるか」とプライドが踏みとどまろうとするのに、膀胱を圧迫するような熱と、下半身の疼きはもはや自分の意志ではどうにもコントロールできなかった。
ビクビクと痙攣する下腹部に耐えきれず、ついにプチリと理性の糸が切れる。
じわりと熱い液体が尿道を伝い、散々愛液と精液に汚されてきたシーツの上へと溢れ出した。自分が自分の身体を制御できなくなったという強烈な屈辱と、漏れ出した温もりに反応してさらにキュンと締まる雌の穴の感覚に、マイトの瞳から大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちる。
「ひっ……ぐっ、うぅ……っ……!」
誰もいない薄暗い部屋の中で、マイトは声を殺すことも忘れ、子供のように声をあげて泣きじゃくった。
「おしっこ……もらしちゃったよ……っ、こんなの、やだ……っ、はやくきてよ、ディアス……っ!」
拘束された手足をガタガタと震わせ、股間から広がる温かい失禁の恥辱と、どうしようもないほどの寂しさに全身を濡らしながら、マイトはただひたすらに最愛の主の帰還を泣き叫び続けた。
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