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第三話
葡萄月十三日(月の日)
仕事が立て込んでいる為、私兵ふたりに王子の調教を任せてみる。
とはいっても、乳首を舐るだけだ。他の部分には触らぬよう厳命して、一時間ほど可愛がってくるよう伝える。
報告によれば、大分感じている様子だったようだ。小さく声を上げる場面もあったとのこと。
見知らぬ相手に乳首を舐られて心細くなったのだろう。食事を食べさせるついでのキスで、王子がいつになく積極的な様子をみせてくる。舌を私の口の中に入れてきたのは驚いた。暫く乳首の調教を私兵に任せてもいいかも知れない。
今日の食事はスープを二杯に、パンケーキを一枚。
パンケーキは好みから外れているようだ。二枚目は首をいやいやとして食べようとしなかった。
そんな仕草も愛くるしい。早く私のものにしたいものだ。
葡萄月十四日(炎の日)
頼んでおいた王子用の装飾品が届く。
イエローダイヤモンドをあしらったチャームの付いたニップルリングは、王子の褐色の肌にさぞや映えることだろう。もう少し調教を続けて、乳首が育ったら付けてやることにしよう。
もうひとつは18金のペニスリングだ。こちらは王子の身体の開発が済んだら付けてやる予定だ。
今日は私の立ち合いの下で、私兵二人に乳首の調教を行わせた。
細身の王子が、左と右の乳首をそれぞれ別の人間に嬲られている光景は、中々に刺激的だ。王子も興奮した様子で、幾度か甘ったるい声を上げていた。最後は私が自ら王子の乳首を舐ってやる。どこかうっとりとした表情をしているように思えたのは気の所為だろうか。
私とのキスにはすっかり慣れたようだ。積極的に応じてくれるようになった。
高嶺の花だった王子が日増しに私に慣れていっているのがわかる。堪らない。早く彼の身体の躾を済まさねば、私のペニスが壊れてしまう。
今日の食事はスープを三杯に、エッグマフィンとホットドック。
エッグマフィンとホットドックは試しに出してみたのだが、物珍しさが気に入ったようだ。食は目からともいう。王子が知らない食事のメニューを探すように料理長に伝えておこう。
葡萄月十五日(水の日)
今日も私の立ち合いの下で、私兵に王子を調教させた。
反応を見せるのが早くなっているような気がする。それどころか、後半に至ってはほぼ喘ぎっ放しだ。日々の調教の積み重ねが、王子の身体を花開かせているのは間違いない。仕上げに私が乳首を嬲ってやると、物欲しそうな目を向けてきた。
上手く喘げた褒美にキスをしてやる。嬉しそうに口唇を合わせてくる王子は、この世のどんな宝石よりも輝かしい。
次の安息日には私が王子の身体を手入れしてやろう。
今日の食事はスープを二杯に、チーズをとサラダを巻いたクレープが二枚。
具をたっぷりといれたからだろう。こう書くと少ないが、実際は結構な量である。
葡萄月十六日(風の日)
今日の私兵を使った調教の後に、私が乳首を舐ってやっていると、もう辛いと王子が口にした。何がと尋ねれば、いい加減に射精したい。とのこと。王子の願いとあっては叶えてやりたくもあるが、私としては乳首だけで射精に至れるようにしたいところである。もう少し我慢するように伝えて調教を終える。
それにしても随分と感じるようになってきたものだ。これは次の段階に調教を進めてもいいかも知れない。
今日の食事はスープを二杯に、フィッシュアンドチップス。そして、チーズボール。
目新しさに口を吐けてはくれたものの、脂っこい食事は好みではないようで、直ぐに食べるのを止めてしまった。次からは気を付けよう。
葡萄月十七日(星の日)
私兵を使って乳首の調教をしたのち、彼らに命じて王子の脚を開かせた。
いよいよアナルの調教開始である。
腰布を取り払った王子の股間を初めて目にした私は、その淫猥さに息を呑んだ。私のモノよりもふた回りくらい小ぶりな男性器。つるんとした亀頭がエロティックだ。元々全身の毛が薄いようだとは聞いていたが、殆どといっていいほど陰毛がない。お陰で男性器はおろか、アナルも丸見えである。想像よりも小さいアナルは私の指が一本入るかと思うぐらいだったが、いざ実際に挿入してみると、予想よりはすんなりと受け入れてくれた。
ただ、王子本人としては、アナルを弄られるのにはやはり抵抗があったようだ。ふたりの私兵に脚を拘束されている以上、他に抵抗の手段はなきに等しかったが、いやいやと首を振って、やめてやめてと懇願してくる。それに構わずニ十分ほど、私は王子のアナルをこの指で凌辱した。
調教後、何故と尋ねてくる王子に、あなたを愛しているからです。と、答えた。
私の告白に心を動かされたのだろうか。今日のキスはいつも以上に情熱的だった。キスだけで云えば、恋人同士と云っても差し支えないぐらいだ。
私が手を付けたので、明日からの調教は私兵に任せることにする。それと同時に、更に念入りに王子の身体を手入れするようにと伝える。
今日の食事はスープを三杯に、サンドイッチを四切れ。
このぐらい手軽な食べ物のほうが、繋がれている王子が食べ易いようだ。いつかはきちんとした食事を自分の手で食べられるようにしてやりたいが、果たして王子の身体の開発にあと何日かかったものか。
葡萄月十八日(大地の日)
調教に入る前から男性器を勃起させていた王子は、手入れで念入りに乳首とアナルを洗われたようだ。
私の意図が正確に伝わったようで何よりである。
私兵にたっぷりと乳首を嬲らせたのち、私の指を使ってアナルの拡張を試みる。とはいえやることは指を増やす程度だ。
流石に私も昨日の今日でアナルの拡張が済むとは思っていない。先ずはアナルで感じられるように王子の身体を躾けてやらなければ。
指を二本入れてアナルの浅い位置にある前立腺とやらを嬲ってやる。軽く声を上げたということは、気持ち良さを感じているということだろう。暫くはこれを続けることとしよう。
しかし毎日乳首を舐らせているからか。心なしか王子の乳首の膨らみが増した気がする。いやらしい体つきになるのは歓迎だ。そろそろニップルリングを付けてやろう。
今日の食事はクラムチャウダーを二杯に、コーンスープを一杯。それとサンドイッチを三切れ。
スープのバリエーションを増やしてやった方がいいのではないかとの進言でこうしてみたが、王子としては普段のスープの方がバランスよく栄養が取れるので気に入ってるとのことだった。
葡萄月十九日(安息日)
今日は私兵を使った乳首の調教は休みにした。代わりに私が王子の身体の手入れを行う。
全身をくまなく綺麗に洗ってやり、特製オイルを乳首とアナルに塗り込んでやる。アナルはさておき、乳首をこうやって手入れされるのは満更でもないようだ。うっとりとした表情で私にされるがままでいる王子に、私としてはこのまま王子を抱きたくなりもしたのだが、これを最後に尽きる機会でもない。ぐっと堪えて乳首とアナルにじっくりと愛撫を施してやった。
吊るしに戻す際にニップルリングを付けてやる。想像通りの美しさだ。身体を揺らした際に落ちないようにきつめに嵌め込む。
夕方近く、フェイツ王国から来たという商人を迎え入れる。王子の為の衣装を設えるのにいい布がないかと思ってのことだったが、ついでの世間話で面白い話を聞く。何でもサルファ王子を含む先の王族はシス族の出てあるらしい。
商人曰く、シス族の男性は子宮を持っているのだとか。
どうやらアナルの少し奥に、子宮に繋がる胎道があるらしい。勿論、ただアナルに射精をしただけでは妊娠をするようなことはない。胎道に男性器を挿入して射精に至って初めて妊娠の可能性が出てくるのだとか。
面白いことを聞いた。
王子の中性的な魅力は、彼がシス族であるからなのだ。
王子がアナルを開発されるのを嫌がるのも、彼がシス族であるからだと思えば納得がゆく。ならば存分に開発してやろうではないか。私は明日からの彼のアナルの調教をよりハードにすることに決めた。
但し王子にはシス族の話は秘密にしておく。
素知らぬ振りで王子の胎道をたっぷり犯してやるのだ。
今日の食事はスープを三杯に、サラダを巻いたクレープが一枚。
手入れのついでに可愛がり過ぎてしまったようだ。あまり食事をする気が起こらないとのことだった。
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