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編入生絡みの騒動 1
などと、忠告したのがまずかったのかもしれない。
それから編入生はあちこちで事件を起こし、最近なんて
“次期皇帝エルメーザを寝とった”と方々で噂されている始末だ。
誰がどこでどう乳繰り合おうとローラの知ったことではなかったが、一体何をやらかすつもりなのかという所は単純に興味、である。
だが、ローラの見立て通りリウムは様々な人間に“構われる”存在らしく
ありえないほど気に入られる一方で、ありえないほど憎まれてもいるようだった。
エネルギーはバランスなので仕方がないと思いはするが、流石に抑え付けられて服を脱がされかけているのを見ると許容出来るものではない。
泣き叫ぶリウムの上に乗っかって、
驚いたように振り返っている上級生の頭にローラは容赦なく回し蹴りを喰らわせ吹っ飛ばした。
「校舎内は性行為禁止だバカが!!」
「さ…サンちゃん……」
リウムは号泣しながらフラフラと起き上がると、床を這うようにしてローラの足元にやってくる。
「い…いてぇ…!なんだてめぇは!」
「こっちの台詞だ!神聖な学舎で強姦未遂なんて外道でしかないな!別に寮であっても、だがなァ!」
昨日もルームメイト達のせいでろくに寝れていなかったローラは個人的な怒りもぶつけてしまった。
上級生は起き上がると怒りに満ちた目で睨んでくる。
「ふざけるなよ!大体そいつが誘って来たんだ…!
物欲しそうな目で見やがってさ…!でなきゃ俺が孤児の相手なんかするか!」
リウムはローラの足にしがみついてグスグスと泣いている。
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