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編入生絡みの騒動 2
「どうなんだリウム」
「そ、そんなことしてないよ…っ…
僕乗っかるのは好きだけど乗っかられるのは好きじゃないし…ぃ!」
「………だそうだ」
「はぁ!?」
「ちょ、ちょっとにこにこして、スキンシップ多めなだけで勘違いするとかバカじゃないの…?
だからモテないし童貞なんじゃない…!?」
「おい余計なこと言うな」
「て、てめェ……!」
リウムは泣きながらも暴言を吐いており、上級生は怒りに顔を真っ赤にしてブルブルと震えている。
これはどっちもどっちなのではないだろうか。助けなければよかった、とローラは後悔した。
「…くそ、まずいな…逃げるぞ」
「えぇー!サンちゃんやっつけてくれるんじゃないの!?」
「バカいうな!俺は非戦闘的な魔法しか持ち合わせちゃいない!」
「なんだよそれぇー!じゃあなんで乗り込んできたわけ!?」
「少しは助けられる奴の態度でいろ!」
今にもボコボコにされそうな気配を感じ取ってローラはリウムを引き摺りながらも部屋を飛び出した。
「待てェ!!!」
上級生は叫びながら追いかけてくる。
廊下を走る二人だったが何かが顔の横を掠めて行く。
「な、なんか飛んできてる!?」
「…恐らくは守護の魔法と操作魔法の組み合わせだろうな…
障壁を細く尖らせた槍のようなものを操作魔法で飛ばして……」
「解説してる場合じゃないってぇ!」
二人は廊下を爆走していくが、上級生はずっと追いかけてくる。
廊下にいた生徒達も驚いたように避けたりガードしたりしているが、上級生の怒りは収まらないようだった。
「人に向けて魔法を放つのは違反だぞ!」
「うるせェ!暴力だって違反だろ!!」
「暴行だって違反じゃんかぁ!!」
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