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天使を取り巻く混沌 7

「先輩みたいな…別の命として転生するっていうのはあるのかもしれないけど… 同じ人間に産まれ続けるって…あるのかなって…」 「…同じ人間…?人生をやり直せるかってことか?」 ローラの質問に、リウムは顔を上げて微笑んでいる。 「僕…最近いろんなことを思い出しているんだ…… 最初は、なんでこんなに悲しいのか…とか、なんでこのことにこんなに腹が立つのかとかわからなかったけど…」 「……なんの話だ?」 「…ごめん…僕変だよね。余計な事ごちゃごちゃ考えちゃってる…っていうか… ううん…やっぱりなんでもない。今の忘れて!」 自分で質問しておきながら何か誤魔化すように早口に言い訳しているリウムにはローラは眉根を寄せてしまうのだが 色々聞いても答えてくれなさそうな気配を感じ取って、ため息を溢した。 「…お前の周波数には多少は興味がある。 体質についてはしょうがねえから少し調べといてやるよ」 「ふふ。ありがとう サンちゃんってなんやかんやお世話焼きさんだよねぇ」 眉を下げているリウムにローラは、よく言うよ、と思ってしまう。 肝心なことは話さないくせに。 いまいちどうして欲しいのかも分からないが、リウム自身も何か戸惑っているのかもしれない。 若干呆れながらも、はいはい、と頷いておくローラだった。

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