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触ってもいいですか? 7
リウムは謎の液体でぬるぬるになったエルメーザの手を誘導して、自らの足の間へと導いていった。
繋がれるその場所に誘導されると、エルメーザは濡れた指先でそこに触れる。
「ん…、ぁ…ここ…触ってぇ…」
指先は液体で滑って、少し動かしただけでも彼の体内へと入っていこうとする。
レンシアはいつも自分で解していたようだったし、こんな風に他人の体内に指を突っ込んだことなんてなくて。
だけどリウムに会ってからエルメーザはずっとそんな初めての連続だった。
リウムは眉を下げたまま、少し苦しそうに息を吐き出してエルメーザの腕を誘導して動かそうとしてくる。
「…っ…ふ、ぅ…」
指先から感じる彼の体内は、熱くて溶けてしまいそうだった。
狭くて窮屈にも思えるのに、ゆっくりと探っていくと蕩けてしまいそうな程柔らかくなっていく。
液体で滑りながらも、ナカを探る度にリウムは甘い吐息を吐き出していて
衝動的に変な事をしてしまいそうでエルメーザは奥歯を噛み締めて耐えていた。
「リウム……」
金色の瞳はどこか泣き出しそうだった。
嫌なのかなんなのかは分からないけど、エルメーザはあんまりそんな顔をして欲しくないような気がしてしまうのだ。
リウムは普段明るくしているけど、時々酷く傷ついているように見える。
こんな事にも慣れているようにも見えて、彼の発言から鑑みるに
もしかすると、望んでいない形でこんな経験をしてしまったのかもしれない。
「……ん、もっと…つよくして…」
リウムは甘い声でねだってくるけど、エルメーザはため息を溢しながら彼に顔を近付けた。
本当は、リウムだって、レンシアだって、誰だって。
傷付けたいわけではないのだ。
皇帝家だからとか、国とか、そういうのを無視して個人的に思うことといえばそんなことだ。
傷付けたいわけでも、何か酷く無理強いしたいわけでもない。
できれば守りたい、と。本気で思っている。
「キス…してもいいですか…?」
エルメーザが聞くと、リウムは少し驚いたように目を開いた。
そして小さく頷き、エルメーザの首の後ろに両手を回してくる。
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