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触ってもいいですか? 8

リウムの唇に優しく口付けながら、ぎこちない手付きで彼の中を抉っていった。 ナカは柔らかく熱く、だけど窮屈な程にエルメーザの指を締め付けてくる。 「…ふ…、ん…ぅ…、ぁ」 リウムは舌を突き出してきて、エルメーザは先程習ったように彼の舌と自分の舌を絡めてみた。 口から何かを溢すなんて絶対にあり得ない事だったのに 唾液で口の周りがべちゃべちゃになっていっても、全然不快じゃなくて寧ろ心地がいいとすら言える気がして。 「は…ぁ…、えるめぇ…ざぁ……」 口の端から溢れる声は甘くて、熱っぽくて、脳を蕩かすようだった。 どう動かせば正解なのかも分からないまま、彼の体内を探る指を増やしていく。 するとリウムの片手が放置されていたエルメーザの中心に伸びてきて、謎の液体で濡らされていた片手で触られ始める。 くちくち、ぴちゃぴちゃと、あちこちで水っぽいいやらしい音が響き始めていて、その音と彼の声が混ざる度に身体が爆発しそうなほど騒ぐのだった。 「…ッ…は…ぁ」 全力疾走してもこんなに息は弾まないぞというくらいだった。 それでもエルメーザはリウムの唇を貪り続けてしまって、息苦しいなら止めればいいのに全然止められなくなってしまっている。 しかしリウムは片手でエルメーザの顎を掴み、引き剥がす。 「……っ…はぁ…」 「あは…必死すぎぃ…」 どこか呆れたように言いながらも、リウムは唇を濡らしたままどこかとろんとした瞳でエルメーザを見つめてくる。 世界が金色に輝いている。 そう錯覚しそうなくらい彼の瞳が近くて、その瞳に無様に発情している自分の顔が映っていた。 こんな顔を晒しているのか、と思うと普段だったら気恥ずかしさで居た堪れなくなりそうなのに まるで別の存在が映っているかのようにエルメーザは呆然とその美しい瞳と、それが見ている存在を眺めてしまっていた。

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