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第11話 人買い
「俺の所は関わりたくねえ。
嫌な商売する奴らがいる。
この頃のさばって来たC国系の奴らだ。
一応スジは通して来るけどな。要注意だ。」
恭司は、事を構えたくはないが、目に余る様になったら抗争は免れないだろう、と言う。
「ガキの売り買い? ガラ(身体)扱うのか?」
「そう、多分。10年くらい前から始まったと思う。問題は今でも続いているって事だ。
オークションみたいなのがあるらしい。」
「どんな客がいるんだ?」
「胸糞な奴らだよ。
国会議員とか、大学教授とか。後は地元の成金。
大企業の接待要員とか。」
「接待にガキ使うのか?」
「変態がいるんだよ。」
昔そこで買って手篭めにしている常連とかが怪しいとリキは想像していた。
「何年も拘束出来るものなのか?」
「ああ、飼い殺しにして売り飛ばす事もある。
調教して作るんだよ。淫売に。心も身体も作り変える。」
「親は何も言わないのか?」
「親が売るんだよ。胸糞だろ。
後腐れのないC国人が多い。
14億もいれば奴らの中には人でなしも
一定数存在する。」
そのオークションに参加できないものか?
恭司に言ってみた。
「うちの組は一切関わりはないよ。破門だ。
でも、この辺うろついてるチャイマに聞いてやるよ。」
「顧客名簿とかあるわけないか。」
「元締めのC国人のパソコンにハッキングしてみるか?」
「出来るのか?」
「組のネット番がいるんだよ。
ハック出来るかも。
T警察と連携して
トクリュウの動きを見張ってるんだ。」
「へえ?ヤクザって警察と仲良いの?」
「共存共栄だ。こんな田舎じゃ
外部からの変態に潰されちゃうだろ。」
恭司の組は地元密着型だと言う。
「もう,違法行為は割に合わねえ。
真面目が一番だ。」
「ヤクザのセリフか?」
笑った。
「でも、そのオークションの噂は聞いた事がある。変な店があるんだよ。
男の子を弄らせる。弄るだけなら合法だから。」
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