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第23話 お天道様が見ている
緊迫した情報が漏れ出している。世界には胸糞な人間たちがいる。
C国の動物虐待愛好会では小動物を使ってあらゆる拷問を試みている。会員が高い会費を払って拷問のアイデアを出す。より残虐なやり方を考えた奴は表彰されるらしい。考えられる限りの悪行を実行する。対抗できない小動物を好んで手にかける。こいつら自身が弱虫なのだ。蛮族。
『彼らは知らない。自分のやった事を死の間際に全部体験させられる事を。
絶対逃げられない今際の際に、自分の悪行を身を持って体験させられる。だから日本人は、誰もいない所でも悪いことはしなかった。』
「お天道様が見ている」と決して汚い事をしなかったものだ。
C国では、そんな規範は無いらしい。誰もいなかったらどんな酷いこともする。どこで良心を無くしてしまったのか。
ご都合主義のイデオロギー。金のために酷い事を子供にさせる。気の狂った大人たちの村があるという。世界にはどうしようもなく残虐なことが好きな人間がいる。その本人に残虐な体験をさせてやろう、と掃除屋が立ち上がった。
今際の際に猛省しても手遅れだ。
恭司たちS会はクリーンで警察とも友好的だ。
しかし,ヤクザとしての裏の顔がある。
悪質な人間を処理する仕事。今際の際の神様を待っていられない人もいる。
そんな汚れ仕事をする仲間。裏仕事を請け負う。始末屋とか掃除屋とかいう仕事。
必要悪を実行する仕事を恭司は叔父貴から引き継いだ。
「目に余る極悪非道な所業には
一早い制裁が必要だ。」
日本は法治国家だ。だが、法律が邪魔になる時がある。裏社会で人知れず動く暗殺集団。
「俺たちは人間の良心を信じる。
そのためには悪魔にもなろう。」
美華(メイファ)はじめ、その胸糞な動画制作に関わった者たちを一人残らず炙り出す。
恭司の仲間たちは着々と準備を進めていた。
叔父貴が
「おまえの友達が関わった男の裏が取れた。
かなりヤバい奴だな。イカれたオークションがある。人肉市場だ。見過ごせない殺人ビデオが出回っている。
「警視庁の動きが遅い。
アンタッチャブルな案件だ。」
恭司は拳銃を特訓した。叔父貴が
「おまえを殺し屋にしてしまった。
おふくろさんに申し訳ないな。」
「俺の正義ですよ。俺は結構これが性に合ってるのかも知れません。」
恭司の得意なのはナイフだった。恭司の刃物の扱いは芸術だ。
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