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第26話 虐殺
「恭司、おまえ拳銃が手に入るだろ?
俺に一つ用意してくれないか。」
リキはDVDを見て激昂している。蜜が
「リキ、僕は大丈夫だよ。今は怖くない。」
蜜を抱きしめて、悔し泣きをした。
「助けてやれなかった。俺の手であの男を始末する。新宿の奴のビルを教えてくれ。」
「まあ,待てよ。あの動画の頃はおまえたちはまだ、出会ってなかっただろ。助けられなかったよ。俺の仲間たちが必ず落とし前を付けるから。」
そう言って恭司は帰って行った。
恭司に叔父貴が連絡して来た。「俺は酷でえもん、見ちまった。」
犬虐殺の動画だった。可愛い母犬を娘が可愛がっている。犬は懐いて尻尾を振っている。
日頃からその娘の弟たちが犬を虐めていた。
エアガンで撃った。薄いベニヤ板なら穴が開く。それなりの威力がある空気銃。
娘が犬の頭にシールを貼った。可愛い漫画のシール。犬は喜んで尻尾を振っている。
それを目掛けてエアガンを撃ち込む。薬莢のついた模造弾だがかなりのダメージを与える。
ねぐらにしている側溝の穴に逃げ込んだ犬に容赦なく連射する。しばらく経って穴を守るように弱った犬が出て来た。穴の中には生まれたばかりの仔犬が4匹。犬のお母さんは仔犬を守ろうとした。気狂いガキが針金で犬の首を絞めて引き摺り出した。苦しむ犬に着火剤付きの紙を貼り付けガソリンをかけて火をつけた。
のたうち回って苦しむ犬。楽しそうに見ている美華の弟たち。
仔犬も引き摺り出して一匹の頭に横から尖った竹を突き刺した。他のガキたちはそれぞれ手に持った硬い棒で仔犬を叩きのめしている。
火だるまになった母犬は最後の力を振り絞って仔犬をペロッと舐めた。
容赦なく棒で叩きのめすガキたち。
「恭司よぉ、俺は見てられねえ。
絶対にこいつらを同じ目に合わせてやる。」
泣く子も黙る神谷丈を本気で怒らせた。
「人間の子供の虐待も許し難いが、
犬や猫や小動物は全く許せねえ。
八つ裂きにしても収まらねえ。」
叔父貴は泣いていた。
「助けてやりたかった。ウチの大門だったら、と思うとやりきれない。」
「あの村では未だに動物虐待が続いているといいます。非難されるともっと酷いことを見せしめに殺しまくるそうです。」
「俺たちの出番だな。
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