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第33話 小学生(⚠️閲覧注意)
「おまえら、小学生なんだって?
小さい頃から犬猫に酷い事してたんだってな。
犬食うんだろ。今度は犬に食われてみるか?」
野外スクリーンに最新の動画が映し出されている。人を拷問にかけて殺害する動画。
また、子供にやらせている。小さな頃から動物を虐殺して来たガキどもは、対象が人間になっても、怖気付くどころか楽しそうに実行している。
動画では、慣れているのか、平気な顔で人間に、有刺鉄線を首に巻きつけて引き摺り出した。
「子供に何やらせてんだよ!」
ガキどもは目を爛々と光らせ、嬉々として縛り付けた人間を尖った竹で突き刺している。
楽しそうだ。
「この人たちはどこから連れて来たんだ?」
動画を見て、説明らしい事を聞く。
「ウイグルの悪い奴ら,だって。
党員の人が連れて来た。殺していいって。
しっかり撮れって言われてる。」
他にも生きたまま内臓を取り出す動画もあるという。
「それは白衣を着たお医者さんがやるんだよ。
家の中で。冷蔵庫の前で。」
見ることは出来るという。
「子供も来たよ。殺していい子供だって。
お医者さんが丁寧に切ってた。高値で売るって。」
見ていて面白かった、という。苦しんでるのを動画に撮るのは楽しかったそうだ。
「この動画が高く売れるんだよ。」
犬も苦しめれば苦しめるほど、肉が美味くなるという犬食人の迷信。
この村の奴らは迷信を信じている。彼らには迷信ではないのだろう。目が呪ってくると抉り出す。今、世界各地で呪いの儀式が執り行われている。残酷なことは平気なのに、呪いは怖がるのか? 知性のない村だな。教養もない。
子供の頃から虐殺を見て来た子供の脳は、どんな異常をきたしているのだろう。
連れて来たガキどもは異様に頭が長い。頭の上半分が長いのだ。誰かが、どんぐり頭といったが、独特の形状が共通している。
父親も母親もおかしなバランスの顔だった。
奇形というのか?
障害者というのも違う。強いて言うなら悪魔なら、こんな顔かもしれない。
「李の仲間がC国のおまえらの、顧客を見つけたよ。奴ら、自分の虐殺アイデアが自分に使われるのはどんな気分かな? 石野に聞いてみよう。」
焼け爛れた顔でそっぽを向いている石野にバーナーを近づけた。
「おまえの好きな火責めだよ。
今度はどこを焼く?」
「あの、人間にしたことを、俺たちにもするんですか?」
怯えて震えて聞いてくるのは,エアガンで顔面を撃たれたグシャグシャの顔の小便というガキだった。
「動物虐待と違って日本では人間相手の虐殺は
死刑案件だ。必ず、な。」
テツは動物対象でも、厳しい量刑を望んでいるが、今の所、自分たち始末屋がやるしかない。
石野護なんかは死刑で当然だが。石野の妻も猫虐待が好きなんだそうだ。見つけて攫う。
テツは心に誓った。
息子、娘も虐待が好きなんだそうだ。
同級生から鼻つまみになっているという。
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