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#29 禁断の愛人契約!〜タイトスカートの裾から滑り込んでくるミンチンのゴツい手〜

ロンドン市内の高級アパートメント。カーテンを閉め切った薄暗い寝室で、アーメンガードは乱れたベッドシーツの上に仰向けに倒れ込み、荒い息を吐いていた。 はぁ…… はぁ…… ——口移しのチョコレート。あの日、あの瞬間、確かに触れ合った柔らかく艶やかな唇の感触と、舌にねっとりと絡みついたドロリとした甘いチョコレートの記憶を、アーメンガードは何度も何度も脳内で再生していた。(24話参照) タイトスカートに身を包んだあの絶世の美女……あれが、狂おしいほどに愛おしいセーラのもう一つの姿なのだと思うと、アーメンガードの身体は熱を帯び、抑えきれない疼きを自らの手で慰めるしかなかった。 「セーラ、さん……っ……」 慰めの手に力がこもり、動きが次第に激しさを増していく。 ——こす… ——こす…  ——こす… 両脚を限界までピンと突っ張らせ、足の指を丸めて身体を弓なりに反らすと—— 「……うっ……あぁ……!」 熱い白濁が勢いよく腹部に飛び散り、胸元にまで零れ落ちた。 はぁ……  はぁ…… 快楽の余韻が引いていくと、同時に冷たい現実が容赦なく襲ってくる。——賢者の刻(タイム)の訪れ。 白濁で汚れた自身の手を虚ろに見つめながら、アーメンガードの脳裏をさらに支配するのは、応接室で起きたあの「悪魔のゲーム」の記憶だった。 (セーラさんにあんな一面があったなんて……) 事後の気怠さの中、アーメンガードはティッシュを何枚も引き抜き、虚しく汚れを拭い取っていく。 あれ以来、セーラらしき姿は社内のどこにも見当たらない。謹慎明けで人事部に戻ってからというもの、アーメンガードの社内システムへのアクセス権限は大幅に剥奪されており、社員証の行動履歴からセーラの居場所を追うこともできなくなっていた。 「一体、どこでどうしているんだろう……。無事ならば良いのだけど……」 かつて抱いていたピュアな想いは、あの女装姿のセーラと唇を重ねたことで、より深く、より歪んだ執着へと完全に拗れ果てていた。 セーラの唇の感触、甘いチョコレートと共に溶け合うような熱、タイトスカートに包まれた腰のライン——すべてが脳裏に焼きつき、夜ごとにアーメンガードを甘く苛んでいた。 ◇ 翌朝。ロンドン支社の最上階、支社長室。 今日も完璧なメイクとタイトスカート姿に身を包んだセーラは、静かにドアを開け、ミンチンのデスクへと近づいた。 「……おはようございます。昨日は、ごちそうさまでした」 優雅にお茶のトレイを置きながら、セーラは昨夜のディナーの礼を述べた。ミンチンは葉巻を灰皿に置き、満足げにセーラを上から下まで舐め回すように見つめた。 「ああ。よく眠れたか? しかし、いつまでも地下の仮眠室の二段ベッドで寝起きさせるというのも人権的に問題だ。私も心苦しく思うよ」 白々しい言葉を並べるミンチンに、セーラは警戒しながらも耳を傾けた。 「お前の心掛けの如何によっては……会社近くの社員寮を用意してやってもいいと思っている」 「……えっ、本当ですか?」 その言葉に、セーラは思わず身を乗り出した。あの薄暗く冷たい地下室から抜け出せる。外の空気が吸える。抑えきれない安堵と希望が、セーラの瞳にパッと輝いた。 「ああ。ただし——」 ミンチンの声が一段低くなり、サディスティックな響きを帯びた。 「私の『専属秘書』として、今のその美しい女性の姿のまま、私の身の回りの世話を完璧にこなすことが条件だ。わかるな?」 それは事実上の「愛人契約」だった。男としての尊厳を完全に捨て去り、自分の所有物になれという宣告—— 「……」 屈辱に唇を噛み締めながらも、セーラは小さく頷いた。 その従順な態度を確かめると、ミンチンはセーラの腕を引き、強引に自らの膝の上へと座らせた。 「あっ……!」 密着する分厚い胸板。ミンチンのゴツい手が、タイトスカートの裾から滑り込み、ストッキングに包まれた太ももを撫で回し始める。 「んっ……やめ、だめです……!」 「いいじゃないか。お前もここから出たいのだろう?」 「会社、ですから……っ! 誰か来ます……!」 必死にミンチンの手を振り払い、セーラは顔を真っ赤にして膝の上から逃げ出した。乱れたスカートの裾を直し、息を乱して後ずさるセーラを見て、ミンチンは不敵な笑い声を上げた。 「ふん、まあいい。楽しみは取っておくとするか」 ◇ その日の夜。 「ここがお前の新しい部屋だ」 ミンチン自らの案内で連れてこられたのは、会社からほど近い場所にある社員寮の一室だった。間取りは狭いが、地下の仮眠室とは比べ物にならないほど清潔で、生活に必要なものはすべて揃っていた。 「ありがとうございます……」 久しぶりの「まともな部屋」に感動を覚えているセーラに、ミンチンは一つのスマートフォンを差し出した。 「連絡用に持っておけ」 「えっ……スマホ!?  いいんですか? ありがとうございます!」 情報から完全に遮断されていたセーラにとって、それは何よりも嬉しい支給品だった。思わず顔を綻ばせるセーラを見て、ミンチンは目を細めた。 二人きりの狭い部屋に、気まずくも濃密な空気が流れる。ミンチンがこのまま自分を押し倒してくるのではないか——セーラが身を固くした時、ミンチンはふと踵を返した。 「……何か他に欲しいものがあったら、遠慮なく私に教えるんだよ、セーラ」 意味深な笑みを残し、ミンチンは部屋を出ていった。 ドアが閉まり、一人残されたセーラは深い安堵の溜息をつきながら、支給されたばかりのスマホの画面を開いた。 「……あっ」 画面を見て、セーラは絶望に息を呑んだ。 電話機能は通じているが、ブラウザもアプリも外部ネットワークへの接続が完全に遮断されている。さらに、ステータスバーには行動追跡アプリ(GPS)が常時稼働しているアイコンがはっきりと表示されていた。 このスマホは連絡手段などではない。ミンチンの管理下に自分を繋ぎ止めるための、「追跡と監視の首輪」に過ぎないのだ。 「結局、俺はあの男の鳥籠の中にいるだけなのか……」 セーラはベッドに力なく倒れ込み、暗い天井を見つめた。 つづく — 【次回予告】 ポケットにねじ込まれた小遣い——それはセーラがミンチンの膝の上で、男の尊厳と引き換えにいやらしく弄ばれて得たものだった。 次回 #30 タイトスカートの薄い生地を隔てて感じるモノは!?〜容赦なく押し付けられるミンチンの硬い股間〜 「ハハハ! さすがは元『ダイヤモンド◇プリンス』だな。もうカチコチじゃないか!」 お楽しみに!

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