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#30 タイトスカートの薄い生地を隔てて感じるモノは!?〜容赦なく押し付けられるミンチンの硬い股間〜
翌朝。ロンドン支社の最上階、支社長室。
今日も完璧なメイクのパンストOL姿に扮したセーラは、静かにドアを開け、お茶の給餌へと出向いた。
「おはようございます。支社長」
ミンチンは葉巻を灰皿に置くと、タイトスカートに包まれたセーラの細い腰つきを、じっと舐め回すように見つめた。
「ご苦労、セーラ。新しい部屋の住み心地はどうだね?」
「……はい。とても快適です。ご配慮、ありがとうございます」
「それは良かった。……ところで、セーラ」
ミンチンはふっと、これ見よがしに自身の分厚い財布をデスクの上に置いた。
「お前、このフロアに秘書として上がってきてからというもの、一度も『給料』をもらっていないだろう」
セーラは一瞬、息を呑んだ。 確かにその通りだった。セーラは現在「親の不祥事による損害賠償のための強制労働」という名目で、制限付きの社員証しか与えられておらず、正規の口座への給与振込などは完全にストップしている。
「……ワタシは罪人の身です。働かせていただいているだけで十分です」
従順な秘書の仮面を被り、模範解答を口にするセーラ。だが、ミンチンは満足げに鼻で嗤うと、手招きをした。
「会社からの正式な支給は、役員会の手前、色々と手続きが難しくてな。だが、お前は毎日、私の目の前で実に素晴らしい働きをしてくれている。……どうだ? お前の『心がけ』次第では、私のポケットマネーから、少々の小遣いを出してやってもいいんだぞ?」
「そんな……」
あからさまな「経済的飼い慣らし」の提示。 衣食住の全てをミンチン側に握られ、ついに「金」という決定的な命綱まで差し出された。拒絶すべきだという理性の叫びを、かつてリッチな生活が当たり前だった御曹司としての肉体の記憶が、じわじわと侵食していく。金があれば、もっと自由に動けるかもしれない、という甘い計算すら脳裏をよぎる。
「……ありがとうございます、支社長」
セーラは誘惑に抗えず、ゆっくりとミンチンの元へ歩み寄った。ミンチンは獰猛な笑みを浮かべると、セーラの腕を引っ張り、ごく自然に自身の分厚い膝の上へと引き乗せた。
「あっ……!」
タイトスカートの薄い生地を隔てて、セーラのお尻には、ミンチンの股間で硬く熱く脈打つ猛々しい塊が、容赦なく押し付けられてくるのが伝わってきた。
「いい子だ、セーラ。お前は本当に物分かりが良いな」
ミンチンの大きな手が、セーラの腰をいやらしく撫で回し、そのまま容赦なくタイトスカートの奥、レースのパンティで覆われた股間へと滑り込んできた。
「んんっ……! あっ……だめ、です……っ////」
セーラは身をよじり、ミンチンの手首を掴んで止めようとした。しかし、ミンチンのゴツい指先は、抵抗をあざ笑うようにセーラのそこを衣服越しにガシッと力強く握りしめた。
「おや……?」
ミンチンはねっとりとした目を細め、指先に力を込める。
「どうしたセーラ、随分と硬くなっているじゃないか。……ふっ、ハハハ! さすがは元『ダイヤモンド◇プリンス』だな。もうカチコチじゃないか、ダイヤモンドように」
「くっ……!!////」
男としての本能的な|反応《ボッキ》♂を完全に暴かれ、ダイヤモンドに例えて嘲笑される究極の羞恥。女装という薄い仮面を完全に踏み荒らされ、セーラは顔を耳の先まで真っ赤に染め上げた。
「も、もう……意地悪はやめてください……っ!」
セーラは涙目で可愛らしくすねてみせることで、なんとかミンチンの拘束を逃れると、乱れたタイトスカートの裾を必死に直しながら、逃げるように支社長室の応接スペースを後にした。
デスクに戻ったセーラの心臓は、怒りと恥辱で爆発しそうなほど高鳴っていた。だが、その自己嫌悪の嵐のなかでも、ポケットにねじ込まれたの「小遣い」の重みが、彼が確実に飼い慣らされつつある現実を冷酷に告げていた。
◇
退勤時刻。家路へと向かう人波に紛れながら、セーラは社員寮への道をひっそりと歩いていた。女性用のコートを羽織り、顔を隠すように俯き加減で進んでいたその時、背後から不意に声をかけられた。
「……セーラ、さん」
ビクッと肩を震わせ、振り返ると、そこにはアーメンガードが立っていた。
「ち、違います……! 人違いです……!」
自分の女装姿を知人に見られる羞恥から、セーラは咄嗟に顔を背けて足早に立ち去ろうとした。だが、アーメンガードは優しく、しかし力強くその腕を掴んだ。
「セーラさん、恥ずかしがらなくてもいいんだよ。……わかるから」
「アーメンガード……」
「何か事情があるんだよね? 趣味でこんな格好をしてるんじゃないってことくらい、俺にはわかってる」
その真剣な眼差しに、セーラは抗うのをやめ、周囲を警戒しながら路地裏の物陰へと二人で身を潜めた。
「……セーラさん、本当にごめん。あのUSBの件なんだけど」
アーメンガードは苦渋に満ちた表情で、声を低めた。
「あのUSBの中身は見れたんだ。それで、早くセーラさんに渡そうと思って、俺、自宅謹慎中だったから、にロッティーにそれを託してたんだけど……でも、会社支給の携帯を使ったせいで動きが全て筒抜けで……会社のエントランスで、待ち伏せしていたラビニアに奪われてしまったんだ」
「なんだって……」
セーラは息を呑んだ。
「ロッティーは無事なのか?」
「その後、一度、話はしてるから、大丈夫だとは思うけど」
アーメンガードの言葉を聞き、セーラはハッと息を呑んだ。
「……そういうことか。実は、あの後ラビニアが俺のところにそのUSBをちらつかせに来たんだ。俺はそれを取り返すために取引をして……それで、このUSBを手元に戻したんだ」
「取引……っ!」
アーメンガードの顔が歪んだ。自分がUSBをロッティーに託し、それを奪われたせいで、セーラはラビニアに脅され、こんな屈辱的な女装を強いられているのだと悟ったからだ。
「でも、無駄だったよ。手元に戻ってきたUSBをパソコンに挿してみたけど、エラーで中身は見れなかった」
自嘲気味に笑うセーラ。だが、アーメンガードは首を強く横に振った。
「そんなはずはない! 俺は確かに、あの中にパスワードロックのかかったファイルが一つだけ入っているのを確認したんだ!」
「……え?」
「ラムダスっていう詳しい奴に見てもらって、フォーマットも変換した。中身は確実にあったんだ!」
二人の間に、冷ややかな沈黙が降りた。
アーメンガードは中身の存在を確認している。ロッティーが奪われ、ラビニアの手に渡った。そして、セーラが取引で取り返した時には「エラーの出る空箱」になっていた。
「……ということは」
セーラがギリッと奥歯を噛み締めた。
「あの時、ラビニアが平気な顔で俺にUSBを返してきたのは……すでに中身のデータを抜き取った後だったからか……!」
「……間違いない。ラビニアがデータを持っているんだ」
点と点が繋がり、最悪の答え合わせが完了した。
「これ以上一緒にいるところを見られると、まずいことになるかも……」
監視の恐怖から、セーラはそれだけを言い残すと、足早に路地裏から去っていった。
遠ざかるセーラの華奢な背中を見送りながら、アーメンガードは拳を強く握りしめた。
(セーラさんは、俺たちのミスをカバーするために、あんな屈辱的な取引をして……この地獄に囚われているんだ)
セーラを覆う悲劇の全貌を理解したアーメンガードの胸に、かつてないほどの激しい怒りと、ラビニアからデータを奪還するという揺るぎない決意が燃え上がっていた。
つづく
—
セーラはラビニアから情報を引き出す為に、夜のパブへと誘う。繰り出したパブのカウンター。アルコールが回るにつれ、宿敵ラビニアの奥底に眠る歪んだ未練と熱い執着が、セーラに向けて狂おしく暴走し始める。
次回
#31 「この格好のままで、しない?」〜女装姿のまま交わされる倒錯の誘惑!〜
「今はもう昔の『俺たち』じゃないよね……『ワタシたち』だよね」
お楽しみに!
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