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『クイズ さて、なんでしょう』

「え、美味。米進む。何入ってる?」  今夜の夕食は、来夏による煮込みハンバーグだった。ソースが非常に美味しかったようだ。  白米を頬いっぱいに詰め込む山田は、三十にもなるただの男なのに、まるでお子様ランチを初めて食べた子供のように瞳を輝かせた。  そんな様子を満遍の笑みで眺める来夏の顔は実に満足気である。 「さて、なんでしょう」 「またクイズ?」と、言いながら山田はスマホを開く。  おそらくハンバーグソース、隠し味、などと検索をしたのだろう。  白だし、オイスターソース、味噌、と、手当たり次第解答欄を埋めていくように、山田はぶつぶつと答えた。  ぶっぶー、と不正解を言い渡し首を振る来夏は、正解を口にする代わりに自分もハンバーグを口に放る。  マジで美味いわ、と自画自賛して一口胃に納めると「チーズオンできるけど?」と上目遣いで山田を誘った。  山田は迷いに迷い「お願いします」とまだまだソースがたっぷりと留まっている耐熱皿を差し出したのだった。  生活の営みの中、来夏は度々小さなクイズを出す。して、その答えは山田が正解を当てるまで口にしない事もまた、このクイズの定番なのである。 「今日の入浴剤すごい良い匂いじゃない?」  素足の足音が、風呂場から漏れ出る香りを引き連れてやってくる。それに応じるように、室内の匂いががより一層濃くなった。  湿った空気が、じわりと窓を曇らせる。  本日休みだった来夏は、朝、いつものように仕事へ向かう山田を見送ると、手早く掃除と洗濯を済ませてパソコンの前を陣取った。  ヘッドフォンを装着し、朝から晩まで、いや、晩までは言い過ぎだったか。夕方まではそうして過ごしていた。  夕刻、ひと段落したように背伸びをして腰を上げ買い物に出かけた。戻るとすぐに風呂を洗い、スマホでレシピをなぞりながら、先ほど山田がバクバクと平らげたハンバーグを作った。  お互いに職場に相談しなければ休日が合わない二人である。休みといえども部屋で一人過ごしていると結局無意識のうちに、主婦ならぬ、主夫のような一日になってしまうのかもしれない。  ここで一つ彼らの生活圏について余談を挟ませてほしい。  来夏のアパートの目と鼻の先、玄関を開ければすぐに視界に入る距離に、小規模なスーパーがある。取り立てて珍しいものがあるわけではないが、百円ショップも併設されており、彼らは随分とお世話になっているようだ。  少し足を延ばせば来夏の職場があるショッピングタウンも控えているようだ。そこには大きなスーパーもあるらしいが、男二人毎日そう大層な料理を作るわけでもない。結局は目の前の小さなスーパーで事足りる、というのが彼らの結論らしい。  残業でもない限りどちらかが毎日必ずその店を利用する。  ポイント貯まりまくり、とニヤニヤしていたのは山田だったか。いや、おそらく二人揃ってのことだろう。  実にケチ臭い、いや、庶民的かつ節約家だ。 「良い匂いで良かった。昨日帰りにドラストで見かけて即買いしたんだよね」  おそらく、件のタウンにあるドラッグストアのことだ。来夏のドラスト好きは山田の母親に似ているらしく、以前笑いの種にされていた。 「これ何の匂い?」 山田は、自分の手首を鼻に寄せ、ほのかな残り香を嗅いだ。すんすん、と鼻を鳴らす。 「さて、何の匂いでしょう」 「え、わかんないよ。なに?」 「当ててみて」 「正解率どれくらいだと思う?」 「ええ。どうだろ。ちなみに俺は、あれってこういう匂いなんだって思ってた」 「じゃ、来夏も元々は知らない匂いだったってことか」  クスクスと笑う来夏に山田はそう返すと、指先を顎に当てて大袈裟に考え始める。  そんな会話が繰り広げられているのは、やはり来夏の部屋だ。  中年に差し掛かった男二人が揃いも揃って入浴剤がどうの匂いがどうのとキャッキャとしている。茶番にもほどがあると言いたいところだがこちらは伝える術を持たない。静聴するほか道はないのである。  クイズに飽きたのか、あるいは早々に白旗を上げたのか、山田は冷蔵庫から炭酸飲料を取り出すと、喉を鳴らして豪快に煽った。  盛大なゲップが室内に響き、台所隣の脱衣場から「サイテー」と笑い混じりの来夏の声が飛んだ。山田はごめんごめんと、全く反省の色がない軽やかさで謝罪を口にする。  来夏の風呂を見送った山田が髪も乾かさずに湿ったバスタオルを首から下げたまま、ベッドの縁にもたれてスマホをいじり始めた。一人になるとついつい画面に吸い寄せられてしまうのは現代人の悲しき性か。それはこの二人も例外ではなかった。  湯に浸かる来夏の鼻歌が漏れて届く。  スマホを閉じて腹に置く。  山田は目を閉じてベッドの縁に深く身体を預ける。 風呂場の壁に反響して微かに響き、途絶え、また思い出したように始まる。その歌が耳に入るようにテレビの音量を下げた。  それまでテレビのニュースになどチラリとも反応を示さなかった山田だったが、来月からの値上げラッシュの話題になった途端、パッと瞼を開いた。  世の中の流れくらいは、人並みに把握しておきたいらしい。  山田から、うわぁ、という小さな悲鳴が溢れる。  幸いなことに米に至っては若干の値下がりが見込めるとのことだ。  髪をガシガシと乱暴に拭きながら風呂から居間へ戻った来夏が、スウェットを履き上半身は裸のまま暑い暑いと独り言ちて窓を開ける。  部屋に充満している湿気が、外の冷えた夜気と混ざり合う。室温がほどよく下がっていく心地よさに、いつの間にか煎餅布団の上で腹這いになっていた山田が、流れ込む夜風を胸が膨らむほどに大きく吸い込んだ。  来夏は鏡も見ず、もう少しで肩に着きそうな湿った髪を邪魔くさそうにゴムでくるくるとまとめていく。首筋に張り付く数本の毛束が、湯上がりの肌に黒い筋を引いていた。 「髪、伸びたねえ」 「切りに行くのめんどくさくてさ」  山田が布団から這い出してベッドに腰を下ろすと、来夏はその隣に吸い寄せられるように背中を預ける。 「乾かしてくれる?」 「ハハ、いいよ」 来夏の少し鼻にかかった甘えた声に、妙に照れたような笑みを漏らし山田は頷く。やった、と来夏は大袈裟なほど喜び、いそいそと洗面所からドライヤーを携えて再びベッドの縁へと深く腰を沈めた。  緩い風圧は、爽やかな整髪料の匂いを運ぶ。室内を満たした森林を思い出させる入浴剤の香りに、一段と甘い香りが混ざり合う。 「これ、何付けたの? サラサラになるよね」 「ヘアミルク。山田くんも使いな」  大人しくされるがままの来夏は、喉を鳴らす猫のように目を閉じていた。指先をすり抜ける髪の感触を楽しむように山田は目を細めた。 「あれ? クイズにならなかった」  ドライヤーの音にかき消されそうな独り言だったが、すぐそばにいた来夏には届いていたらしい。来夏は、なにそれ、と肩を揺らして笑った。  来夏はふるふると頭を振って乾き具合を確かめると、今度は立場を入れ替え、半分以上乾きかけていた山田の髪に温風を当てる。短く刈られた襟足をしょりしょりと弄られ、山田はくすぐったいと身を捩った。  忙しく過ごす一日の中、たった数時間だけのやっと訪れた二人の時間。  側から言わせれば何を見せられているんだという気にもなるが、この部屋の空気は非の打ちようもないほどに穏やかだ。  山田はズルズルと身体を滑らせ、床に敷いた自分の布団へと沈み込む。力を抜いて、重たい頭だけをベッドの縁に預けた。来夏もまた、用済みになったドライヤーを放り出すと、隣り合わせるように身体を横たえる。  しばらく二人で、ぼんやりと天井の木目を見上げていた。住宅地を走る車の音だけが聞こえる中、ぽつりと来夏が口を開いた。 「妹の子供が産まれたんだよね」 「えっ?」  不意打ちの話題に、眠気が吹き飛んだように上半身を起こす山田。 「行かなくて良いの? っていうかそもそも妹さんいたんだ」 「言ってなかったっけ?」  驚きを隠せない山田に対し、来夏は天井を見つめたまま他人事のように答える。 「初耳」 「まぁそんな仲良くないしね。悪い訳じゃないけど。山田くんだってお姉さんとベタベタ仲良くしてないじゃん」 「この年になってベタベタしてたらおかしいって。っていうか来夏、叔父さんになったんだ」 「ああ、まぁ。うん。そうだね」  曖昧に答えた来夏の横顔には、劇的な感慨は浮かんでいない。 「嬉しくないの?」 「いや、嬉しいっていうか。おめでとうって感じ」 素っ気ない態度の来夏に山田は拍子抜けして、そう、とだけ呟き再び元の姿勢に戻った。 「高校からずっと付き合ってた子でさ。俺はもうこっちに来てたから写真でしか知らないけど」 「来夏、もしかして全然帰ってない?」 「そうだね。五年くらい帰ってない。ま、皆忙しいしね。母親からは何だかんだ連絡来てるから」 「そうなんだ」  会話が途切れるたび、夜風がカーテンの裾を小さく揺らしていた。 「来夏は学生時代付き合ってた人とかいないの?」  のんびりとした問いかけに、来夏は視線を泳がせて少しだけ言い淀む。 「どうだろ。本当に昔っからあんまり上手くいかなかったっていうか」 「でも、いたんだ」 「そりゃまあ。でもこっち来てからね」 「東京の方が出会いありそうだけど」 「探さなきゃ簡単に会えないって。高校生なんて尚更だよ。大学の同期で仲良くなった女の子もいたけど、俺はやっぱりどうしてもダメだったな。俺、ほら、陰キャだし?」 「それは俺の担当でしょ」  卑下したような言い方をした来夏に即座に反論する山田。鼻で笑ったのは自嘲のようだ。 その態度に来夏は眉を寄せる。体勢を整えて山田に向き合った。 「山田くんはねえ、自分で言うほど陰キャじゃないよ。それを言うなら俺なんか案外普通なんだねとか言われてフラれた事あるから。案外普通って何って感じじゃない?じゃあ俺どうやって生きればいいのってならない?」  困った顔で笑う来夏の眉が八の字に下がる。 「それが来夏の良いとこなのに」  「山田くんも案外普通って思ってるんだ」 「だからそれが良いんだってば」  山田はカラカラと笑いながら、来夏へと視線を向けた。 「あとは?」  山田は目を細めて来夏の過去を丁寧に拾い上げるように促す。慰めなのだろうが、知りたい気持ちも少なからずあるだろう。  思いの外優しく低く、誰にも聞かせないつもりのような小さな声に来夏は甘えて山田の肩へ頭を預けた。 「さあ、どうでしょう」  クスクスと笑う来夏。山田は苦笑を漏らす。  顔に触れる来夏の髪に頬を埋め、山田は目を閉じた。 「うちの姉ちゃんも上手くいってれば、俺も今頃叔父さんだったのかなぁ」  甘やかな空気の中、ぽつりと溢レタス山田の話に来夏は顔を上げる。 「お姉さん、なんかあったの?」  山田の肩が空く。再び天井を仰いで、いや、と口を開くと「十五年くらい付き合った人と最近別れてさ。って言っても去年の話だけど」と、眉を寄せた。 「は? なにそれ。信じられない」  今度は来夏が声を荒らげる番だ。  跳ね起きるように上半身を起こし、非難の色を滲ませ山田にぶつける。  山田は「まあまあ、落ち着いて」と困ったように笑い、あぐらをかき直した。 「二人の事だから親にも根掘り葉掘り聞くなよって言っておいたんだけど」 「それは俺も怒るよ。十五年だよ? 女の人の十五年は責任の重さが違うよ。やっぱり」  身振り手振りで話す来夏の憤慨した顔を、山田は黙ったまま数秒見つめていた。やがて、穏やかに笑みを浮かべ小さく息を吐く。 「でもさ、うちの姉がめちゃくちゃしつこくしたのかもよ? 結婚とか、子供とか?」 「そんなの言わせる相手が不誠実なだけじゃん」 「うちの姉が言わせた側かもしれないし」 「山田くんのお姉さんはそんな事しない」 「そんなのわかんないって」  どこか冷めた山田の物言いに、来夏の不満が募っているようだった。言葉の所々から突き出た棘のせいで部屋の空気がわずかに尖る。  来夏の苛立ちは、飄々とした山田に対してか、来夏が一方的に不義理を疑っている山田の姉の交際相手に対してなのかはわからない。不貞腐れた来夏の下唇は突き出る。それに気づかない山田ではない。 「そりゃあ家族としては、ちょっとどうなんだよとは思うけどね」  何も悪い事はしていないのだが、山田は謝り折れるようにそう付け加えると、黙ってそっぽを向いていた来夏が口を開いた。 「例えば俺たちがこの先十五年一緒にいるとしたら、何か変わってるものがあるのかな。長いよ。十五年は」 来夏の言葉に、山田の目線は再び天井へと登って行った。不確かな未来を覗き込んでいるような瞳。そこに希望に満ちた光はない。 「四十五歳かぁ。全然想像つかないな。まぁ、働いてるだろうなとしか。米10キロで二万とかになってたらどうしよう」  これ以上空気を重くしたくないのか、それとも本心からなのかはわからないが、随分と呑気で素朴な悲観に、来夏は虚を突かれて、小さく笑いを漏らす。それから、山田の横顔を見つめた。 「山田くんは課長とかになってるかもよ?」 「大卒組がなるんじゃない?来夏こそ店長になってるよ」 「いや、それはならない。転勤あるし。ていうか俺ただのバイトだし」 「でもチャンスがあったらチャレンジした方が絶対にいいよ」  山田は至極当然のことのようにそう宣った。  それはおそらく正しいだろう。  けれど、来夏にとっては残酷でもあるように思う。  自分の意見を肯定するように頷くくせに、山田の顔には若干の不平が見えた。 「山田くんはいいんだ、それで」  来夏の言葉に、今後は困ったように山田の眉が下がった。  例えばもし、ずっと一緒にいようね、と約束をしたとして、十五年後、その口約束が反故されたとしてもきっと二人のどちらも裏切られたなどとは言わないように思う。  山田は十五年の約束など元より信じないというように「さあ、どうだろう」と、顔を歪ませて曖昧な返事しか返さなかった。  山田はスマホを手に取る。 「来夏、妹さんの名前何? お祝い送らせて」と、気を逸らすように話題を変えた。 「さて、なんでしょう」  一瞬間を開けて出された問題はおそらく意地悪のつもりではないかと思う。  来夏はスマホから顔を上げない山田を睨む。その頬が少しだけ膨れていた。 「え、名前?」 「クイズです」 「わかるわけないでしょ」  鼻で笑った山田の指先は、やはりスマホから離れなかった。 「父親はカメラマンで、俺はライカだよ?」 「それは前教えてくれたじゃん。え。じゃあ妹さんの仕事は?」 「デザイン系の会社だったかな。よくわかんない」 「わかんないの?」 「じゃあ山田くんはお姉さんの仕事の事知ってるの?」 「水産系の会社?多分受付とか、事務。多分」 「ほら、ちゃんと答えらんないじゃん」 「まぁ確かに」  ぽんぽんと言葉のボール投げ合ううちに小さな棘はパラパラと落ちてそこら中に散らばり、見えない埃と一緒にどこかへいってしまうのはいつものことだ。  部屋の隅にでも溜まっていって、数ヶ月に一回の大掃除の日にでもまとめて捨てられているんだろう。 「でも来夏の妹なら可愛いんだろうな」 「キツイよ。性格。顔に出てるし」 「個性がないとできない仕事なんじゃない? イメージだけど」 「個性も良し悪しだと思うけどね」  ドライヤーを片付けに腰を上げ、洗面所から戻った来夏の手には色鮮やかな小さな袋が見えた。 「さあて。パックでもしようっと」  わざとらしいほど大きな声の独り言。これまたわざとらしく尻から飛び込むようにベッドへ座り込む。スプリングが、ギ、と鳴るくらい勢いに任せて。 「本当に何なの?」 「当ててみて。山田くんもパックする? 職場の人に貰った韓国のやつ」 「する。何に効くの? ニキビ?」 「さあ。艶?」 「ツヤツヤのおじさんが二人」 「ボロボロよりいいじゃん」 「確かに」  スマホの画面からやっと山田が自分の元へ帰って来て、来夏の顔に笑顔が戻る。人の名前なんかわかるわけない、とぶつぶつ呟き続ける山田に、来夏はペタペタとパックを顔に張って笑い合う。  目と口の穴から覗く瞳。白いシートを貼り付けまた再び二人並んでベッドの縁に首を預けた。  点けっぱなしのテレビから、小音で流れるドラマの台詞が子守唄のように響いて、宵の微睡みが、じわじわと二人の意識を浸食している。 「このまま寝たら朝やばいよ、首」と、眠りかけの来夏は呟く。その声はすでに鼻声になっていた。 「ああ、うん、だね」と、こちらも瞼が半分開かなくなった山田が、パックを剥がしてゴミ箱へ放ると四足歩行の動物のように布団へ身体を預けた。山田の体から力が抜けていくのが、彼の呼吸でわかった。  来夏は、俺も、というようにパックを剥がしなんとかベッドへとよじ登り、電気とテレビを消したのだった。 ◆◆◆  そのまま夜は何事もなくとっぷりと更けて、疲れが積み重なってしまった体を引きずり、山田はあと一日行ったら休み、と繰り返し、来夏は週末乗り切れば休み、と気合いを入れる朝を迎えるはずだった。  それは部屋全体が寝入る直前の出来事だ。  山田が突然身体を起こし叫ぶ。 「ヤバい!わかった!」 勢いよく上半身を起こした山田が、室内の風向きを変えた。身体がひくりと小さく揺れる。 「来夏!カノン!カノンじゃない!?妹さんの名前!!」  九割寝に入っていた来夏は何事か、と顔だけを起こしたが、やっと合点がいったように「うん、正解正解。ほら、寝るよ」と呟きを残したが最後、うんうん、と頷き枕に頭を埋める。  名推理したような顔の山田は、胸の支えが取れたとばかりに布団へ入り直し「あーすっきりした」と天井へ話しかけて目を閉じたのだった。  起こされたこっちは草も生えないというやつだ。  カーテンの隙間から空を眺めてみる。  星が出ている。  東京にいるという来夏の家族も、たわいもない問いかけをし合い、こんな夜を過ごしているのだろうかと、海の向こうにあるという大都会の夢を見る。

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