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0話-3※成人向け描写あり

 淡いランプの下……青年の裸身が露わになっている。  やや肉感的な白い柔肌。  そこに――薫が愛おしそうに唇を這わせていた。 「ん……ふちゅ……っ、ちゅ……っ、ちゅっ、ちゅっ……」  彼の愛撫は丁寧だった。  全身に薄い造作の唇でキスをし、丹念に持ち物への愛情を示す。 「か、おるさま……私、などに……そんな……」 「可哀そうに。媚薬を盛られたんだ。気にしなくていい」  薫が、遥か彼方の白く、長い足を指でなぞる。  やわらかな太腿の内側に唇を押しつけた後、丹念に足の指をしゃぶる。 「そんなところっ、んっ……はぁ……♡かおるさま、に舐めていただくなど……き、汚いです……♡ううっ、恥ずかしいです……♡」 「お前はかわいいね。単なる性欲処理の手伝いのつもりだったんだけど……」  ちゅっとリップ音をたてて、足の小指に口づけをひとつ落とす。 「は……ふぅ……っ、ん、んっ♡あなたは、私の……主人でしょう……? 番にしたりはしないのですか? そうしたら、私はあなたから離れられなくなります」  遥か彼方はおずおずと言った。  この綺麗なオスが自分の身体に興奮するとは思っていないが、今のところ、薫が、遥か彼方を救って得をすることなど何もない。  現代では強い眷属の者が、下等の亜人種を強制的に番にして、性欲処理の道具にする方法はまかりとおっている。  そうすれば、支配される側は抗うこともできずに、契約の元に強い者の言いなりになる。 「あははっ!」  何がおかしいのか、薫はくすくすと上品に笑った。 「お前は支配されたい願望でもあるの?」 ……よく分からない。  でも少なくとも嫌だと思わないのは確かだ。 「あなたが……あまりにも私に良くしてくれるから……でしょうか……私は、何もあなたに返せていません……」 「お前のように美しい見てくれのオスが軽々しくそう言うんじゃないよ。悪いやつに騙されてしまうからね。でも、お前が僕の物だって教えてあげる」  薫は、口元に笑みを浮かべた。  美貌があいまって、ぞっとするほどに艶めかしい表情だった。  

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