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第3話 海斗へ
ねぇ海斗
今、僕がどんな気持ちかわかる?
わかるかな?
わかってくれるかな?
なんて言ったらいいんだろう?
天にも昇る気持ち!
まさか、君が僕のこと好きだったなんて!
まさか、君から告白される日が来るなんて!
嘘じゃないよね!
揶揄ってるんじゃないよね?
あぁ、海斗が僕のことを好きだなんて!
間違いなく僕にとって
今日は人生で最高の日だ!
君がサークルの終わりにご飯誘ってくれた時
それだけですごく嬉しくて舞い上がってた
だって、君と会えるのはサークルの時だけだ
ったし
いつもみんなと一緒で
二人だけで過ごすなんてことなかったから
「この後、ご飯行く?」って言われた時
心の中で「うそっ、やった!」って
思わず「うん、行きたい!」って
海斗の腕つかんじゃった
そしたら海斗ちょっと戸惑った顔して
その時、僕はしまった、やってしまったって
だって、海斗人に触られるの
好きじゃなさそうで……
女の子からボディタッチされても
サラッと受け流してたから
人に気安く触れられるの苦手なのかなって
すぐにごめんって謝ったけど
ちょっと気まずくなっちゃって
でも海斗は優斗ならいいよって笑ってた
それから二人で居酒屋でご飯食べて、
お酒飲んで
いっぱい話しした
海斗と初めてのご飯
楽しくて仕方なかった
月並みだけど
このまま時間が止まればいいって
終わらないでって思いながら
二人で駅に向かったんだんだけど
その途中に小さな公園があって
そこで少し話そうかって
ジュース片手にベンチで話し込んでいたら
海斗が伝えたいことがあるって
急に真顔になって
いきなり、こう切り出したんだ
「俺のことどう思う? 」って
僕はね、一瞬冗談なのかと思って、なんて答
えていいのかわからなかったけど
「好きだよ」って
あくまで友達としてって感じで
ほんとのことだけど
でもあくまで友達としてだからねって
そんな感じで言ったんだ
そしたら、海斗がね
「俺はおまえが好きだ。友達なんかじゃなく」
って
純粋に僕のこと好きだって
そう言ったんだ
夜の公園って暗いけど
僕たちがいたところは電灯の下だったから
僕は海斗の顔がちゃんと見えた
海斗のあんな真剣な顔、初めて見た
それでいて恥ずかしくてしょうがないって
感じでソワソワしてて
それがなんだかたまらなく可愛った……
僕ね
海斗はすごい勇気があるって感動しちゃった
だって、そうじゃない?
男が男に告白するのって
男が女の子に告白するのとはわけが違うよ
それを海斗はしたんだ
それだけでも海斗のことすごいなって思う
僕にはその勇気なかったもの
海斗のこと、すごく好きだけど
告白するのは諦めてた
だからね
海斗が好きだって言ってくれた時
思わず泣いちゃった
だって、まさかこんなことが起こるなんて
思ってもみなかったから
嬉しくて嬉しくて……
あまりにも泣くもんだから
海斗がちょっと困った顔してた
悪いことしちゃったな
それでも海斗、すごく嬉しそうで
「絶対ダメだと思ってた。軽蔑されると思って
たから、なんか……すげぇ嬉しい」って
僕も嬉しいよ
できることなら世界中の人に今日のこと伝え
たい気分
海斗は僕のことが好きなんです!
僕たち両思いなんです!
僕たち恋人同士なんです!って
海斗……
海斗……
大好きな海斗……
僕は君のものだからね
僕のすべてを君にあげるから
僕を好きに愛して
好きなだけ愛して
そして
好きなだけ犯して……
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