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第十七話 カンチョープレイ、2回目(紗生視点 IQ3)

「トオル先輩、ちゃんと拭きましたか? そんな所に座り込んでたら、床に付いちゃいますよ」 トイレから出てすぐの廊下で、トオル先輩がしゃがみ込んでしまっていた。脱水症状だろうか?肩がガタガタと小刻みに震えている。 「大丈夫ですか?」 「ご、ごめんっ…。汚しちゃって」 トオル先輩は虚な目をして、視線が合わない。 疲れたのだろうか?無理もない。 「怒ってませんよ。汚れたら拭くだけです。」 シャツを軽く羽織っただけの、ほとんど裸のトオル先輩が膝を抱え、憔悴し泣き腫らした目で俺を見上げた。 「僕のこと、見捨てないで……」 トオル先輩は予想外の言葉を口にした。 「どうしたんですか?トオル先輩は、何も悪くありませんよ」 粗相をしたことを恥ずかしがっているのだろうか? 俺に嫌われたと思って絶望している先輩があまりにも愛おしくて、俺はニヤけるのを抑えられない口元を手で隠した。 「嫌いになるわけないじゃないですか。 俺はトオル先輩専用の変態なので、悦ぶだけです」 「紗生(さき)くんはどうなってるの?」 トオル先輩はキョトンと不思議そうな顔をして俺を見た。 「まぁ、トオル先輩は解らなくていいです。 ちゃんと拭けてるか、見てあげますよ」 俺は浮き浮きとトオル先輩をベッドへ連れ戻して、うつ伏せに寝かせると、かたちの良い左右の尻肉を思い切り掴んで引き離した。 ゴクンと自分が生唾をのむ音が大きく響く。 ウェットティッシュを手にして、合法的にトオル先輩の蕾を、丁寧に優しく二度拭きした。 その時にじっくり鑑賞してしまったことは、見逃して欲しい。 「トオル先輩、水分摂ってください」 ペットボトルの水をトオル先輩の枕元へと運ぶ。 「ん、ありがと」 トオル先輩が弱々しく微笑んだ。 水を飲んだトオル先輩は、少し落ち着いてきたのだろうか。何か聞きたげな様子を見せた。 「あの、さっきの……流してなかったの、見てない?」 トオル先輩そんな事を気にしていたのか! 「見てません!」 俺はにっこりと笑って断言する。ここは、そう言うしかないだろう。 ベッドに気怠く横たわったトオル先輩は、いい眺めだか、ここで非常に言いにくい事がある。 トオル先輩が流し忘れてた便器には、カチカチのの固い便しか出ていなかったのだ。 「トオル先輩……。固い便しか出てないですよね?あれだと、まだ奥に残った分が出し切れてないと思うんです」 「なんで固いのしか出てないって知ってるのーーっ! 解説しないで!! 見てないって言ったのにーー!!」 「わはははははっ……」 怒ってポカポカと俺の胸を殴ってくるトオル先輩のパンチが、また軽いんだよなー。痛くも痒くもない。 (全部受けてあげますよ!) トオル先輩に首をガクガクに揺さぶられ俺は幸せだった。 しかし、浣腸をもう一度というのは、辛そうだ。トオル先輩、心が折れてしまっていないだろうか? 「いいですよ。あの言葉を使っても……」 (もしも、本当に言われたら、俺の心臓が血を吐くだろうけど……。) 「ヤダっ!」 トオル先輩は潤んだ目で俺を強く睨みつけた。 いや、睨みつけているつもりなのだろうが、威圧感が全くない。 「ヤダって、……ヤダじゃなくて、『嫌い』って言うんですよ」 「ヤダ、ヤダ、ヤダっ……!」 頬を真っ赤に染めて、同じ言葉を繰り返す、幼子が駄々をこねているようだ。 「トオル先輩、あなたって人は本当に頑固ですね。 『嫌い』って一言言えば済むのに」 「絶対に言わない! だって……ずっと、紗生くんのこと大事にしてきたのに……。 なんで僕が紗生くんを傷つけるようなこと言わなきゃいけないのっ!?」 (この状況で、俺が傷つくのを心配して、『嫌い』って言わないのか……!?……可愛い!可愛い過ぎる! 今すぐ俺のをめちゃくちゃにブチ込みたい!!もう、いいじゃないか!!) しかし、ここで自分の提示した手順をすっ飛ばして、襲いかかったら、トオル先輩に見境のない飢えた獣みたいに思われてしまうんじゃ?……我慢だ。 「じゃあ、今度は自分でしますか?……そっちの方が、まだいくらかマシでしょう?」 「あんなの……、出来ない………無理」 そう言ってトオル先輩は、すべてを委ねるように新しい浣腸を俺に渡してきた。 キャットポーズのお尻をこちらに向けて、そのクセ恥ずかしそうにプルプルと震えている。 「俺がやるんですか?」 いたってクールに俺は装った。止めたっていいんですよ、くらいに。 「お願い、…紗生くん…しか………」 涙で潤んだ目を伏せ、濡れた睫毛を震わせて、トオル先輩が恥じらった消え入りそうな声でお願いしてくる。 (やります!何本でも!) 「仕方ないですね…」 俺は頼まれて渋々やっているという風を装い、緩慢とした手つきで二発目の浣腸を準備した。 そして、熱く震えるトオル先輩の窄まりへ、ゆっくりとその先端を滑り込ませた。 「はぁんっ…!」 やっぱりここで、トオル先輩喘ぐんだ……。たまんない。 もう一度同じ手順を繰り返す。 はぁはぁと、涙を浮かべて悶えるトオル先輩を、抱き締めてトイレに連れて行く。 トオル先輩は俺に手を握られながら、体をくねらせて悶絶している。 その扇状的な可愛らしい痴態を堪能させてもらう。俺は見ているだけで興奮して身体が反応してくる。それを悟られないよう、跪きトオル先輩の視界から隠した。 ぎゅっとトオル先輩の指の力が増した。 ドゥルルルル……と、肛門から液体が放り出される音が聞こえた。……これで完了だ。 「ふぁっ…ん………、あぁ……!」 トオル先輩はまたも辱めを受けて激しく動揺した。 膝がガクガクと震え、便座の上でそのまま崩れ落ちそうになる。 俺の方へ前のめりに倒れ込んできたトオル先輩の上半身をガシッと胸で抱き止めると、腕の中でトオル先輩がふにゃりと柔らかく微笑んだ。 「ごめんね、腰が抜けちゃった」 「はぁぁぁっ……」と俺は大きなため息をひとつ、ついた後、あらん限りの力でこの愛しい人をぎゅぅぅっと抱きしめた。

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