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初治療②
【竹内サイド】
しおん「痛い泣。部屋戻る」
加藤「経過観察するからまだ先生のところにいて」
加藤先生に無理やり歩かされながら、しおんがスタッフステーションに入って来た。
かなり泣いてる……あらら…
しおん「いだぁい泣。」
加藤「座って」
しおん「痛いから座りたくない!泣」
加藤「じゃあ立ってるの?」
しおん「疲れたから座りたい泣」
どっちどっち笑。
加藤「じゃあ先生の膝」
しおん「……………」
少し悩んで、ストンと加藤先生の膝の上に跨りぺたんと頭を加藤先生の胸元に預けるしおん
案外いい関係性なのかな?
しおん「グズん……加藤先生…大嫌い泣」
しっかり嫌われていた笑。
加藤先生って初回治療で毎回もれなく嫌われて帰って来るんだよなー
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しおん「はぁ……ぃたぃ……はぁぁ……」
加藤「竹内先生そこにある血圧計取って」
竹内「あっ…はい。巻きますか?」
加藤「うん」
どうしたんだろう急に
竹内「失礼します」
ペシっ
加藤「俺じゃない。しおん」
……あっ。加藤先生の血圧測るのかと思った
竹内「すみません」
しおんの方ね。泣き疲れて来たのかちょっとおとなしくなったしおんの腕に血圧計を巻き、圧をかけた。
おっと
竹内「加藤先生、76/41です」
加藤「やっぱり?処置室寝かそう」
血圧があまりにも低いため、加藤先生が抱えてステーション内の処置室に連れて行った
加藤「ライン取って」
竹内「はい」
加藤「しおん、ボゥっとする?」
しおん「…ねむぃ……」
加藤「まだ寝ないで 先生とお話しよ」
点滴の針を入れて点滴を落とし始めると騒ぎを聞きつけた青木先生が様子を見に来てくれた
青木「手伝うか?」
加藤「すみません。しおん寝かさないように会話しててもらってもいいですか」
青木「わかった」
しおんの目線に合わせるように青木先生がしゃがみ、話をし続けた
幸い、点滴を入れるとすぐに血圧が落ち着き顔色が改善して来た
加藤「友輔!痛み止め持って来て」
友輔「はい!」
血圧が落ちている原因は明らかにプラグだろうけど、抜かずに痛み止めで対応したいのか?
しおん「痛いから抜きたいのに抜いてくれない泣」
青木「大事な器具が入っているからそう簡単には抜けないんだ」
しおん「抜きたい!!!泣」
血圧が改善して元気になっちゃったから声がよく通るなー。
しおん「抜きたい抜きたい抜きたーい!!!泣」
青木「プラグだろ?それでこんなに騒いでいるのか?」
加藤「はい。主張強めなもので。」
青木「……あっ……。
いいのが昨日届いたから持って来る。試したかったからちょうどいい」
さすが器具マスター……また何か発注したんだ
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