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試着
数分後……青木先生が小さな器具を持って戻ってきた
青木「樹脂加工されたプラグで、体温で変形するらしい。挿入後に少しずつ膨張してフィットするから違和感も少ないはずだ」
加藤「へーさすが」
スポッっとプラグを引き抜き、すぐさま新しいプラグを押し込む加藤先生はさすがのドSぶり
竹内「どう?」
しおん「……さっきより細い!」
青木「細いのは今だけだ。後に膨らむ」
しおん「えっ。」
でも明らかにしおんの顔に余裕が出て来たように見える。
痛み止めも効いてきてご機嫌が戻ってきた
しおん「マッチョ先生シゴデキじゃない?」
竹内「あだ名付けないの」
しおん「元気なったから部屋戻っていい?ゲームする」
加藤「このあとホルモン治療だから点滴ね」
しおん「わかったー」
先生<<<安静にね!?>>>
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安静ということに無縁のしおんさん。
ホルモン治療中も点滴が入っている腕を盛大に動かしゲームに没頭
再びスタッフステーションに連れて来られてしまう。
しおん「またここ!?」
伊織「目離せないんだから仕方ないでしょ?」
しおん「ゲームしちゃダメなの?」
伊織「してもいいけど、しおんはアクションがデカすぎ。もう少し大人しくゲームして」
しおん「今戦ってるから仕方ないじゃん」
伊織先生と小競り合いをしながらゲームを楽しんでいる様子だし、青木先生が持って来たプラグがしおんには合うのだろう
加藤「あれ何時間挿れておけるんですか?」
青木「推奨は8時間。初期治療の患者が適応。馴染みやすい分普段使っているゴム性のプラグより効果が落ちる」
加藤「なるほど」
青木「しおんが良ければだけど、導入検討の器具を試着させるのにしおんを借りたい。痛いか気持ちいいかがハッキリ言えるタイプだから、いい意見がもらえそうだ」
加藤「全然俺はいいですよ。好きに使って下さい」
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しおん「点滴何時まで?」
伊織「あと1時間くらいかな」
しおん「長いよー。点滴飽きちゃった」
伊織「まだまだ続くんだよ?」
しおん「今日だけじゃないの?」
伊織「え?話聞いてた?とりあえず1週間」
しおん「はぁあん?長いよ」
森田「何が長いの?」
!!!!<<<魔王様>>>!!!!
しおん「…………」
伊織「急に静かになった」
そうか……伊織先生は魔王様の配下だから、近くに基本いるのか……しまった油断した
伊織「点滴が続くことを理解してなかったらしいです」
森田「説明聞いてなかったの?」
しおん「はい!!全く聞いておりませんでした!!」
伊織「元気に言うことじゃないんだよ笑」
森田「もう一回説明する?」
しおん「いいえ!聞いてもすぐに忘れます!!」
森田「自分のことよく分かってるじゃん笑」
魔王様が笑った!!
森田「しおんは兄弟いるの?」
しおん「お姉ちゃんと弟!」
森田「真ん中なんだ」
しおん「そう!先生は?」
森田「兄がいる」
しおん「へー!医者?」
森田「医者だね。」
魔王様案外話しやすいんだけど!
しおん「先生が1番のベテラン?」
森田「岸本先生っていう先生が1番ベテラン」
しおん「どの人?」
森田「外来で会わなかった?」
しおん「……声が渋いあのイケおじ?」
森田「…あぁ…そうかもね」
しおん「会った会った!
ここの先生ってなんでこんなにイケメン多いの?イケおじ先生の趣味?」
森田「そうじゃない?」
しおん「えっ!」
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