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見せて。
紫呉が出張から戻ってきたのはそれから3日後の事だった。
「おかえりなさい、紫呉さん。お疲れ様でした」
「あーん、ユキちゃんユキちゃん!本物のユキちゃん!」
帰宅早々に荷物も放り投げ、結季に抱きつく紫呉。
「ちょっ、痛い……紫呉さんっ」
「あら、ごめんなさい。アタシったらやぁね。久しぶりのユキちゃんで興奮しちゃったわ。怪我とかしてない?」
「はい、大丈夫、です」
ニコリと笑い、今度は結季の方から紫呉に抱きついた。
今日は久しぶりの特別で一緒にお風呂に入る事にした。後ろから結季を抱っこする体制でゆっくりと湯船に浸かる。
「やっとユキちゃんに触れられたわ。ほんとにもう、ユキちゃん不足で死ぬところだったんだから」
「大袈裟です」
「そんな事ないわよ。だってアタシはユキちゃんが居ないと生きていけないんですもの」
「俺が居なくても生きてください。貴方の事を待っているファンは沢山いるんですから。……でも、俺も早く会いたかったですよ」
「ユキちゃん……」
スっと紫呉の手が伸びてきて顔を斜め後ろを向くように固定され、その後すぐにキスの雨を降らせる紫呉。
「んぁ……んんっ……」
「ユキちゃん……会いたかったわ……本当に……んっ」
口付けはどんどん深まっていく。離れていた分までキスを交わし、結季の口から唾液がこぼれ落ちた。
「んんッ……」
「目がとろんとしてるわね……可愛いわ。」
「っはぁ、しぐれ、さ……」
キスだけで身体が反応してしまった結季はお湯の中で膝を曲げ反応を隠そうとする。
「隠さないで……全部見せてちょうだい……」
紫呉に言われるがまま、湯船のヘリに座り足を広げる結季。
恥ずかしさで震えてしまうが、紫呉はそれすらも愛おしいと言う目でその全てを見ていた。
「恥ずかしい?」
「あたりまえ……です……こんな、明るいところで……」
「だって、久しぶりなんですもの。隅々まで見たいじゃない?」
「俺だけ、なんて……やだ……紫呉さんのも見せて……」
自分だけは不公平だと紫呉にねだる結季。
仕方ないわねと自分も湯船から出てその全てを晒した。
「ぁ……紫呉さんのも……」
紫呉のソレも十分に反応を示していた。
「当たり前でしょ、ずっとがまんしてたのよ?勃たない方が問題よ?」
「そ、それは……そう、です、けど……」
好きだからこその反応だと言われてるような気がして嬉しくなってしまう。
「紫呉さん……触れても……?」
「えぇ、もちろん大歓迎よ」
そっと紫呉の胸に抱きついた。心臓の鼓動が少しだけ早くて、ドキドキしているのが自分だけではないと分かり安心した。
それからゆっくりと下肢へと手を伸ばしまずは先の方に触れてみる。
「んっ」
ぴくりと少しだけ反応をみせる紫呉。掠れた声に色気を感じ、顔を見上げれば、少しだけ眉を下げて微笑みながら結季を見ていた。
結季の手によって紫呉のソレは更に硬さを増していく。
「ねぇ、ユキちゃんのも……一緒にしましょ……」
今度紫呉が浴槽のヘリに座り、その膝の上に結季が跨る。
互いのものを重ね合わせて一緒に擦りあげる。
「んぁっ……はぁっ……」
「ユキちゃん……きもちいい……?」
「んんっ……もち、いい……」
浴室にまん延する蒸気と紫呉から受ける快感で頭がボーッとして呂律もよく回っていない結季。
1回イきましょうか?と耳元で囁かれて、結季は頷くしか出来なかった。
手を動かす速度が早くなりどんどん追い詰められて行く。
快感の波がどんどん押し寄せてきて声を我慢できずに甘く切ない声が浴室に響き渡る。
「あぁんっ、だめ……しぐれさ……もうっ……」
腰をビクビクさせながら結季は紫呉の手の中で果ててしまう。
トプリと溢れた精液は紫呉のソレも一緒に濡らし、ぬらぬらと妖しく光っていた。
「はぁっ、んぁっ……はぁ……」
「可愛い……、気持ちよかった?」
「はいぃ……、すごく……」
結季は達した余韻で肩を震わせながら返事を返す。
「あら?でも変ね……2週間位空いてるはずなのに……少しだけ薄い気がするわ」
精液の粘度や色でそう思ったのだろう。紫呉はすぐ何かに勘づいたように笑った。
「アタシがいない間に1人でシたりした?」
察しがよすぎるのも困りものだと結季は俯く。
「……さみし、くて。1度だけ……」
ごめんなさいと素直に謝った。
「謝ること無いわよ。アタシを想ってしたんでしょ?だったら何も問題ないわよ。……だけど」
それを見れなかったのが残念だと紫呉は囁く。
「ね、ユキちゃん。今からどんな風にしたのか見せてくれない?」
わざと声のトーンを低くして腰に響くような声でそんな事を言われてしまっては抗うことが出来ない。
2人は浴室を出て体を拭くのもままならないまま、紫呉の寝室へと移動した。
「さぁ、ユキちゃん……見せて」
ゆつくりとベッドの上でこの前したように、脚を開いて四つん這いになり、後孔に指をそろりと這わせる。そこはもうしっとりと濡れていた。
「ふぁ……あっ、あぁん……」
じっと見つめられ身体が熱くなりながらも1人でした時よりもはるかに感じてしまう。
「や……み、ないで……」
「いやよ、ユキちゃんがアタシの知らないところでどんな風にエッチなことしたのか知りたいもの……」
そんなことを言っているが、紫呉の下半身も反り返り、血管までもが浮き出ていた。なんていやらしいのだろう……結季はゴクリと息を飲んだ。
……いつもあんなおっきいのが、俺のなかにーーーーそんな事を思ったが最後、お腹の奥がズクリと反応してしまう。
ーーーーもうだめだーーーー
結季は体勢を仰向けに変えて膝を立たせて大きく足を開いた。指を2本、後孔に突き入れながら空いてる方の手で乳首をつまみ上げる。
「ひぃぁん……っ……んっ……はぁんっ」
恥ずかしいのに指を動かすのを止められない。
ーーーーぜんぶ、みられてる……紫呉さんにーーーー
しかし、やはり自分の指では欲しいところに届かず刺激が足りない。
「もぉ……や、いやぁ……欲しいの……紫呉さんの……熱くておっきいの……中にほし……」
おしりを高く上げて両手でしりを広げて見せる。散々自分で弄った後孔は物欲しそうにパクパクと口を開いている。
「まったく、何処でそんなこと覚えてきたの……いやらし過ぎて、たまんないわ……」
「ひぁっ……ンン、ぜん、ぶ……しぐれさ、が……」
こんな風にしたのは紫呉だ。
「さみしかっ、たからぁ……いっぱい貴方を感じたい……お願い……」
「お願いなんて……しなくても沢山してあげるわよっ」
押し当てられた熱に期待に胸が高鳴る。
(もうこんな……硬くて……熱い……こんなのいれられたら俺……)
押し当てられたモノが一気に自分の中に入ってきた。指では届かなかった奥のしこり。トントンと押されて思わずキュッと紫呉を締め付けてしまう。内部で紫呉のモノが脈打つのを感じ、頭が溶けそうだった。
「はぁぁうううっ、んんん……あたま、おかしく……なっちゃ……ぁぁんっ」
「んっ、あっついわね……溶けちゃいそうよ……」
「俺も……おなか、奥あつい……紫呉さんの……はぁん……おしりの中……ぐちゅぐちゅって……んぁっ……」
「……うっ、ユキちゃん……こんな、中うねらせて……っ」
奥を穿つ度、軽く達して居るのか結季のソレからはピュッピュッと白い体液が小刻みに溢れ出す。
「んぁっ……らめっ、らめぇ……おれ、ずっとイッてる……からぁっ」
結季は背中をのけぞらせながらただ喘ぐしか出来なかった。
深い所を何度も穿たれ、朦朧とする意識の中、結季は紫呉に抱きついて頬をすりよせる。
「はぁっ、んん……しぐれさ……あいたかっ……あっ……」
「こーら、煽らないでちょうだい……持たなくなるでしょっ……」
「んぁっ……だ、だってぇ……ずっとまってた、からぁっ」
寂しかったのは本当の事だし、あまりにも疼く身体に耐えきれずあんな事をしたのもはじめてだった。
「おれ……紫呉さんの匂い、すきで……感じちゃっ……あぁんっ……ごめんなさっ……」
潤んだ瞳で紫呉を見つめる。今はシャツなんかよりももっと濃く、近くに紫呉の匂いを感じ、結季の身体は溶けきっていた。
「すき……しぐれさっ……だいすきっ……」
「っく……結季……あんま俺を煽るなって……」
久しぶりの行為で紫呉もかなり追い詰められているらしい。
「やぁ……はんっ、い、つもより……おっき……あついぃ……」
「結季だって、中すごいよっ……絡みついてくるっ……」
いつの間にか紫呉は男言葉に戻っていた。それは理性を手放した証拠だった。
細い結季の腰を掴んで一気に抽挿を早くする。
「やぁっ、だめ……だめっ、つよ……ぃいっ……」
結季の震えたつソコからはとめどなく先走りが溢れ、足をつたい繋がっているソコとシーツにシミを作っている。
ぱちゅぱちゅと水音と結季の甘い声が混ざり合う。
紫呉はひたすらに結季の弱いところを先端部で穿ち続ける。
「らめっ、おく、それ以上……はいらなっ……」
奥の壁をグイグイと押し破るように腰を進められ今までに感じた事のない快感に支配されそうになり恐怖すら感じる。
「やだ、こわい……しぐれさ……」
「大丈夫だから……しがみついてていいから……奥入らせてっ……」
いつもは気遣ってこんな所まで入ろうとはしないが、やはり会えない間の時間が紫呉をそうさせているのだろう。
「だめっ、きちゃ……お、く……きちゃっ……あぁーーーーっ」
どちゅんと鈍い水音と共に、紫呉の昂りが結季の結腸まで届いてしまう。その刺激で紫呉の背中に爪を立ててしまった。そして、仰け反りながら口をパクパクはせ、目の焦点があわずチカチカと星が飛び、言いようも無い快感に襲われ続ける。
内部は痙攣しっぱなしで紫呉に絡み付いている。
「ぅあっ……やば……ホント、溶ける……かもっ」
普段は見せない男の顔で、男の声でめちゃくちゃに感じる紫呉はとてもセクシーだった。汗を滴らせながらぐちゅぐちゅと奥を掻き乱し、余裕が無い事は一目瞭然だった。
「んぁっ……しぐれさ……だめ、も……イっちゃ……ぅぐっ……」
限界だと嘆く結季は呂律も頭も回らなくて、ただひたすらに喘ぐだけだった。
「いいよ……イッて……俺をもっと……感じて……っ」
ぐぽぐぽとなまめかしい音を立てながら繋がってる部分は白く泡立だっている。
「っはぁ、すご……」
「しぐれさ……んん……しぐ、んぁっ……いっひゃっ……んぁーーーーっっっ」
結季は大きく腰を盛大に揺らし、達してしまう。
「んっ……お、れも……でるっ」
達したと同時に中がきつく締まり、紫呉も達する。
「うぁ……っあつ、いの……でて、る……」
中に出された感覚に結季は体を小刻みに震わせる。
「ごめ……ユキちゃん……っはぁ、アタシ……ナカに……」
ずるりと引き抜くと中から白濁の粘液が溢れ出す。その感覚にもブルっと身震いをしてしまう。
「んッ……大丈夫、です……嬉しかった、から……でも、あれ……腰立たないかも……」
腰が抜けまともに動けそうにないと結季は笑った。
「何か飲み物取ってくるわね。」
結季の声が少し掠れて閉まっていることに気がついた紫呉はベッドを後にした。
「……す、凄かった。あんな紫呉さん初めてかも」
ぽそっと呟く。あんなに激しく抱いてくれるなんで、今までに無かっただろう。自分の声が掠れてたり、腰が立たなかったりする事が初めてだった。
水を取りに行く紫呉の背中にはそれを物語っているように爪痕が残っていた。
《終》
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