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第7話 モナミ
近所の変態には、ネット仲間がいた。
「ひさしぶりぃ!
あたし、執行猶予が明けたから
また、動物解体ショーの動画を撮りたいの。」
坂下モナミから連絡があった。
近所の変態、山賀ゆうじは以前からの計画を話した。
「私が目を付けた奴がいるんだよ。
そいつを攫って痛めつけるのを
手伝ってくれよ。」
モナミは喜んでゆうじの家に来た。
「クラスメートを殺したんだろ?
よく執行猶予がついたな。」
「事故だって事になったから。
理科室の先生が退職して 収まった。」
「ひでぇな。人一人殺しておいて。」
「うん、実感が湧かないの。
今度はホントに殺す手応えがほしいな。」
こうして動物虐待から殺人に、輪が広がって行く。
モナミは、ヒ素を盛って父親も殺している。
証拠不十分で不起訴になった。母親も殺そうとして失敗している。こんな奴が放免されて世に出て来ている。
もう一人、ネットで繋がった奴がいる。
27才、男。日本にいるらしい。人種は不明。
恐るべき事に世界中で繋がりを持つ動物虐待ビジネスの元締めのようだ。
何故日本にいるのか? C国では世論が厳しいため、国内での虐待ビジネスがやりにくくなった。
ネットが見張られている。それで日本に来ていると言う。
恭司の所にも情報は入ってくる。
「その27才の男は要注意だな。
あと、蜜のそばにいたのもやばい奴らしい。
名前が上がっている。
それと保護観察が終わった親殺しのモナミっていう女、かなりヤバい。何で保護観だけなのか謎だな。みんないずれ始末案件だ。」
ゴキブリのように潰しても潰しても湧いてくる後を絶たない虐待ビジネス。
それが人間に向いてくると、放ってはおけない。
S会からも話が来た。
ドラゴンホールの格闘家たちは、正規の試合を組んで叩き殺す事が決まった。
本気の格闘家がいる。素手で人を殺して来た元傭兵たち。彼らに目を付けられたらもう終わりだ。
「戦場で心癒してくれたのは野生の猿だった。
ポラちゃんに奴らがした事は許されない。」
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