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第18話 便壺と糞臭

 この頃、行方不明の子供が多い。警察発表でも9才以下の子供の行方不明は毎年1000人以上で推移している。  10代は16000人から18,000人それ以上、と 発表されている。その多くが数日以内に発見される。しかし、そのまま行方がわからない者も 多いのだ。  行方不明者の全体像は、年間約8万人と言う。 発見されないままの行方不明者も多く存在する。  どこかで元気に生きていてくれればいいのだが。自殺者もカウントされている。  そして闇に葬られる人間もいる。  恭司たち始末屋の仕事。  そしてC国では、動物虐待の動画が止まらない。若い女性が嬉々として仔猫を痛ぶり虐殺する。それを動画に撮ってSNSに発表するのだ。  C国では楽しんで猫をいたぶり殺す女が後を絶たない。それが罪には問われない。 「おもしろい。アタシも散々やったよ。」  坂下モナミが自慢そうに言う。 「でも、もう、飽きた。人間をやりたい。 ゆうじ、探して来てよ。誰か捕まえて来て。」  この頃モナミは過激になっている。 「飼い主がいる猫を虐め殺すのも、もう飽きた。 飼い主の方を殺りたい。」  金網デスマッチの話を聞いて 「アタシも殺す方、やりたい。アタシが勝てそうな相手いないの?アタシに殺させて。」 「まあ、待てよ。 今度の金網デスマッチの時は目の前で見よう。  俺の友達が東京に来てるから、紹介するよ。」 「友達?そいつを殺っちゃえば。  なるべく長く苦しませて、ゆっくり殺すのよ。」  ゆうじは、この気の狂った女に手を焼いていた。こんなうるさい女より、怖がって泣いて失禁するような娘が好きだ。 (モナミのような女は、そのうち最前線に送り出してやる。虐殺最前線。)  山賀ゆうじは、それを思っただけで勃起してくる。 (俺だって人を殺して見たいよ。)  東京にいる猫虐殺動画で金儲けしているC国人の楊便壺が大阪の虐待犯を連れて来た。  徐糞臭という心も名前も汚い男。 「オレタチモ、ヒトゴロシノ格闘技ミタイアルヨ」   金網デスマッチの入場券を闇で手に入れたい、という。  コネを使って恭司のところに打診して来た。  ゆうじたちの顔写真と名前を撮った。 (ヤクザのネットワーク舐めんな。)

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