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閑話 (2)ー2 『 冷凍倉庫で抱きしめて 』 ネットBL小説家 カエラの告白

皆さまこんにちは。ネットで 小説 『 冷凍倉庫で抱きしめて 』を連載しています、BL小説家 カエラです。 いつも不定期更新ですいません。 肉体労働で筋肉痛の為に言葉が浮かびませんでした。 ブクマ外さないでいてくれる読者様には感謝です! こんな情けないカエラですが、前回、男性だとカミングアウトしちゃいましたね。 皆さん驚かれましたよね。 カエラを嫌っても、BL小説は嫌わないで下さい! え?どこぞのアイドルグループのトップメンバーが叫んだ言葉パクるな? …… すんませんでした。 カエラが先輩にズキューンと胸を撃ち抜かれてから早1年数ヶ月が経ちました。 先輩との胸きゅんエピソードをBL小説で綴りはじめたのは今年に入ってからです。 短編のアクセス悪すぎて、凹んで去年は3篇しか投稿しませんでした。 それと、会社が忙しくて死んでました。 カエラの食品卸売会社の年末の繁忙期は、朝7時出勤の21時退社の休日も殆どないブラック企業になるんです! 営業マンは下手すると24時退社を超えたりもするらしいです。 去年の12月はマジで逃走しようかなと思いました。 でも先輩がいたから乗り越えられたんです。 恋のチカラはすごいですね! ー20度の冷凍倉庫で2時間冷凍食品をピッキング(出荷)した時は貧血になり、冷凍倉庫で抱きしめて、いや、抱きとめてくれたのは係長でした。 先輩はどこにいたのー!? はい、先輩は冷蔵庫にいました。 係長は26歳の非常に背の高い、シュワちゃん似の強面イケメンです。 雰囲気が|任《にん》に|侠《きょう》した感じなんです~。 女性社員は全員ファンで、中には結婚相手として狙ってる人が何人もいます。 目が違いますからね、女豹の佇まいですよ。 カエラは怖くて近づけません。 その係長ですが、以前繁華街で黒いスーツを着て、サングラスをした集団と黒くてでかい車に乗って走り去るのを目撃しました。 カエラは誰にも言ってません。怖いもん。 係長は普段無口な人ですが、冷凍倉庫で倒れたカエラを心配してくれました。 係長はカエラに、 「 来年必ず経理に戻してやるから 」 と約束してくれたんです。 出荷現場は年末アルバイトも合わせると10名ほどになります。 係長は毎日千円札を三枚必ずリーダーの先輩に渡して、温かい飲み物を販売機で買うように指示してました。 3000円 × 20日=60000円 6万円なんて係長正気ですか! カエラは韓国ツアーに行きますよ!? …… 親切にケチつけてすいません。 係長が心の広い強面イケメンだと言いたかったのです。 そんな繁忙期を乗り越え、カエラは係長の脅し、いや口添えでめでたく経理に転属になりました。 入社して2年目の春の事です。 …… 先輩とのコイバナですが。 先輩には入社してひと月毎晩夕食をご馳走になってましたが、ゴールデンウィーク後はそれもなくなりました。 無論、帰宅後の交流もなくなりました。 カエラは仕方なく自炊を始めました。 薄給ですからね。貯金第一です。 料理はもともと定食屋や施設でお手伝いしていたから、結構得意なんです。 え?何故先輩に黙ってたのか? だって嬉しかったんです。 他人が自分に義理でも面倒みてくれるなんて。 しかも大好きな人がカエラの為に。 一生の思い出にします。 ある日チャーハンを作ってると、玄関チャイムが鳴りました。 出てみると先輩でした。匂いに惹かれてやってきたようでした。 先輩はカエラが自分より料理が上手いと知りびっくりしてました。 そして拗ねました。 カエラは正直に、親切が嬉しかったと打ち明けました。 先輩は「 |不憫《ふびん》枠」なんだから助け合うのは当たり前だと笑ってカエラの頭をくしゃりと撫でました。 それから先輩とカエラは、食費を折半して毎日交代で料理を作りっこしました。 先輩は早くお金を貯めて自分の家を買いたいと目標を打ち明けてくれました。 カエラも貯金第一だと話し、協力体制が出来上がったのです。 先輩とカエラは街に買い物するときも、チャリで10キロ往復して出かけました。 まあ、結局はボンキホーテとか良くてプニクロの服を購入していたんですよね。 食事も牛丼とか、ハンバーガーがご馳走でした。 先輩との時間は、高校生時代の恋みたいで幸せだったんです。 その初恋を綴ったのが 『 冷凍倉庫で抱きしめて 』 です。 だんだんと現実と小説がかけ離れていったのは、2年目の夏の事でした。 小説では、とある熱帯夜、暑さに耐えきれなくなった先輩が主人公を呼んで、電気代節約の為毎日交代でエアコンをつけて2人で眠ろうと誘います。 互いに恋愛対象として意識していた二人はついにエアコンの効いた密室でキスしてしまいます。 互いに恋愛経験のない二人。 すぐに歯が当たりキスの魔法から覚めてしまいます。 互いに好きだとさえ言っていないのに…… 。 とまあ、こんなストーリーですが、現実はそううまくいきません。 現実はエアコンの効いた部屋にシャワーを浴びた先輩がちんこを晒して戻ってくるんです。 興奮するか?読者の皆様、カエラは純情なんです! 好きな人のちんこを突然咥えたり出来ませんよ! それ BL小説のビッチ君だけですから! とりあえず、汗が引いたらちんこはボクサーパンツに収めていただきましたよ。 シチュエーション!これ、恋愛では必要です! 9月になると、ここは東京よりエアコンを毎日つけずに済みますから、またそれぞれの部屋で寝る事になりました。 でも夕食の作りっこは続いてたんです。 10月のある日、先輩は係長や営業マンに誘われて飲みに行きました。 カエラはクリスマスで成人するんです。 飲めないから断りました。 先輩はキャバクラかもと楽しみにしていました。 でも普通の居酒屋だったみたいで、ガッカリしてベロベロに酔ってカエラの部屋へ帰ってきたんです。 散々文句を言って寝てしまいました。 カエラの布団に。 布団これしかないのに。 ムカついたから一緒に寝てやりました。 役得です。 小説のネタが出来ました。 ドキドキしたけど流石に眠くなったので、いつしか眠りについたのです。 ふと気配を感じて身体を動かそうとしたら、右手が動きません。 あれ、確か先輩が横に寝ていたはず…… 。 だんだんと暗闇に慣れてくると、カエラの手は先輩に握られていました。 そしてカエラの手は先輩のちんこをしごいていたのです。

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