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#05 【R18】暴かれるGスポット
『——力を抜け!』
落とされた絶対的なコマンドに抗う術はなく、固く閉じていたお尻からスッと力が抜けると、異物の侵入をあっさりと許してしまう。
——ずちゅ*❤︎
ジュリアンの指が一気に奥まで沈みむと、すぐに掠れた吐息が漏れる。
「あ”……//////」
抵抗することなど許されない。ジュリアンの指が一気に奥まで沈み込むとすぐに、敏感な点 を探し出す。
ジェルーシャの背が弓なりに反り、唇から甘い声が零れ落ちた。先端からは透明な蜜が糸を引いて、太腿を伝って滴り落ちる。
「ここだね?」
ジュリアンの指が、暴かれた敏感な点 をゆっくりと、しかし確実に押し込み、何度も円を描くように刺激する。Domの「ケア」は、傷を癒すだけでなく、Subの身体をどこまでも所有し、溶かしていくためのものだ。
「んぁ……っ、だめ……そこは……!」
身体の芯が甘く痺れ、視界が白く霞む。Subドロップ寸前だった身体が、ようやく与えられた濃密な「報酬」に完全に屈服していく。心では拒絶しているのに、奥を抉られるたび、腰が勝手に浮き、指を求めてしまう。
「ダメです……もう、許してください……っ」
掠れた懇願。それでも指は止まらない。むしろ、その声を楽しむように、敏感な点を強く押し込み、ゆっくりと引き抜いては再び深く沈める。
——ぬちゃ
——ぬちゃ
湿った音が浴室に小さく響く。
「もう、ほんとに、許してください……っ」
ようやく指を抜いたジュリアンは、ねっとりと糸を引く薬膏と蜜を、まるで何でもないことのように指で拭い取ると、穏やかな微笑みを浮かべた。ジェルーシャは震えが止まらず、開かれたままの太ももを閉じることもできずに、ただ荒い息を繰り返すしかなかった。
「あぁ、すまなかったね。もう、傷には薬は塗れたみたいだね」
そう言うと、ジュリアンはようやく衣服を差し出した。
「あいにく君に合うスーツの予備がなくてね。これしかなくてごめんよ。君の濡れたスーツはうちの地下にあるクロークでクリーニングさせておくから、明日の朝、そこで受け取るといいよ」
手渡されたのは、ペンドルトン・エージェンシーの大きなロゴが背中にプリントされた、簡素な作業服だった。ジェルーシャは戸惑いながらも、言われるがままに袖を通す。布地が肌に触れるたび、先ほど塗られた薬膏の感触が蘇り、羞恥がぶり返す。
「あの……僕、ポニー・スタッフサービスから参りました、ジェルーシャと申します……っ」
ジュリアンは優しく微笑み、ジェルーシャの頰に手を添えた。
「知っているよ。よろしくね、君。……もう安心するといい」
その微笑みは優しいようで、どこか底知れぬ冷たさを含んでいた。差し伸べられた手に、ジェルーシャの警戒心はゆっくりと溶かされていく——
だが、それはまやかしだ。肉体はそれをDomからの『報酬』だと都合よく受け取ろうとするのに、魂の奥底はどこか本心から彼を受け入れることができずにいる。まるで、甘い毒を少しずつ喉に流し込まれているような、得体の知れない感覚だった。
ロゴ入りの作業服を着たジェルーシャは、ジュリアンの手に引かれるまま、広大なフロアへと足を進めた。
「おいで。ここは君の新しいデスクだよ」
示されたのは、他の人間たちの席からぽつんと離れた、フロアの片隅にある無機質なデスクだった。大勢のスタイリッシュな社員たちが行き交う中、作業服姿の自分はあまりにも浮いており、恥ずかしさで身がすくむ。周囲の視線が、明確に「ここには属していないもの」を見下ろすように突き刺さる。
「今日は大変だったね。ジュリアがあんな悪戯をするなんて、災難だった。手荒い歓迎になってしまって済まなかったね」
優しい声でそう言いながら、ジュリアンはジェルーシャの首に社員証のストラップをかける。その指先が、先ほど薬膏を塗られたばかりの敏感な首筋にわざとらしく触れ、ジェルーシャは思わず肩をすくめた。
「明日からは、朝一番にこのデスクにやってきてくれたまえ。この社員証があれば、この場所を自由に移動できるから。……裏手の通用門の場所は、知ってるよね?」
拒めぬ圧力を孕んだ琥珀色の瞳が見つめてくる。ジェルーシャが緊張で強張ったまま小さく首を縦に振ると、ジュリアンは満足そうに微笑んだ。
「それじゃあ、今日はもう帰っていいよ。ゆっくりと体を休めるんだ」
それだけ言うと、ジュリアンはスマートに身を翻し、颯爽と去っていっと。
ジェルーシャは首にかけられた社員証を握りしめ、オフィスを後にした。
しかし、同居人のトムが待つアパートへ帰る気にはどうしてもなれなかった。胸の奥が締め付けられるように重く、行く当てもないまま、ネオンの光が冷たく滲む夜の街をフラフラと彷徨い歩く。
大都会の雑踏のなかで、ジェルーシャはただ孤独に震えるしかなかった。Domから与えられた「ケア」の余韻が、身体の奥でまだ甘く疼いている。それが、何より恐ろしかった。
つづく
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