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土曜日〜はじめてで~

「あ、ああ。ハァ…んっ。」 グチョグチョと恥ずかしい音が俺の股の間、正確にはお尻の穴から聞こえてくる。蒼弥さんのスラリと長い綺麗な指を3本も咥えこんだそこは、ローションと俺の先走りでいやらしく濡れている。 「そう、や、さん?もっいいからぁッ…あアッ!」 「そうか?まだもうちょっと…。」 「そこぉ、そこ、ぐ、グリグリしないれぇ!」 「ははwwふみ、呂律回ってないよ?」 「そうやさんが、そこさわるか…いやぁっっ。」 「んー?そこってどこ?」 また、この人は。俺に恥ずかしいこと言わせようとしてる。 「ふみ?黙ってちゃ分からないよ?先教えたよね?こーこ!」 「ひゃぁっっ。わかったぁゆーからぁ。…ぜ、」 「ぜ?」 グリグリ 「あアッ!」 「ほら、喘いでばっかりいても分からない。」 そんなこと言うなら触らないでほしい。でも、この人には通じない。 「…ぜんりつしぇん。」 「んー噛んでるけど可愛いからいいか。いい子だね、ふみ。」 恥ずかしいことされて、恥ずかしいこと言わされてるのにいい子だねと頭を撫でられると胸の奥がほんわかする。 「いい子だからご褒美あげる。」 今ならどんな大便でも痔にならずに出せるってくらいユルユルに解された俺の穴に、ヒタッと蒼弥さんの滾った熱塊が押し当てられる。 「あっ…」 それを待ち望んでいた俺の後ろが、はやくそれを寄越せとばかりにヒクつく。 「ふみのここ、早くってヒクヒクしてる。」 「だってぇ蒼弥さんの欲しいから…。」 「素直なふみ君、俺は好きだよ…、、」 「なにぃ…ひあぁぁぁァァァっっ!」 一気に突き入れられて酸欠のようにハクハクと喘ぐ。グズグズに溶かされた体だから痛くもなければ苦しくもない。ただただ幸せで暖かかった。 「ふみ、お前、初めてでトコロテンするとか素質ありすぎ。」 「ふぇ?」 どうやら俺は入れられた瞬間に果てていたらしい。お腹の上に白く濁った液だまりが出来ていた。 「んじゃ、遠慮はいらないね。」 そう宣言した蒼弥さんはその宣言通り容赦なく俺を犯した。途中からフワフワしてきて定かではないけれど最後の方、俺はイキすぎて透明の我慢汁を辛うじて零していただけだったような気がする。 こうして俺は蒼弥さんにバックヴァージン諸共美味しく頂かれたのだった。 「ごめんな、ふみ。」 疲れきった俺を風呂に入れ、ベッドの後片付けをしてくれた蒼弥さんが俺の髪を梳きながらそういった。疲れてだるくてぼんやりとした曖昧な意識しかなかった俺はその意味が分からない。 「…こんなに、深入りするつもり無かったんだけどなぁ。健気なお前が可愛いから。」 なんか言ってる。何言ってるの?蒼弥さん。 「俺が居なくなったらお前はどうするんだろうな?面倒見れないのに処女に手を出すとか、無責任極まりないな俺。」 蒼弥さんの言葉を理解して考えなきゃいけないはずなのに緩みきった思考は纏まる気配がない。 「…ごめん、でもありがとう。俺もお前が大好きだよ。」 ダメだ、分からないよ。だから、だからね蒼弥さん。俺が朝起きたらもう1度言ってくださいね? 「おやすみ。それと、さようなら。」

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