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第9話SM注意
「これで君は解放された…さぁどうするんだ…逃げるかその格好で?」
俊也はマスターを睨んでは椅子に深々と腰かけたままだった
覚悟を決めたのか束縛のない自由な体は動くことはない
マスターは奥から鞭を取り出して俊也に見せびらかした
俊也はビクッと反応を示した…
「なんでここにそんなのがあるんだよ…何をするつもりだ!」
「今回の実験は痛みと快楽の変化だ…痛みとして感じていたはずなのに快楽に変わっている
その様子を見る…君はその実験材料となってもらう」
そう言うとマスターは鞭をその場でピシャリと鳴らした…そのおとに俊也の体がはんのうしている
僕は見届けるのも第一号としての役目だったりする
マスターは俊也のお腹めがけて鞭を打った
ピジャッ
「いっ!!」
椅子から体が浮き俊也の声が響く
鞭はまた俊也のお腹に打たれた
ピジャッ
「いっ!はぁ……はぁ……」
2回打たれただけで俊也は息を荒くしていた
「もう少しだ」
マスターは僕に聞こえるか聞こえないかの声でささやいた
その後も何度も鞭の音と俊也の悲鳴が響く…
「がっ!あっ!!」
次第に俊也の声が小さくなっていった…いや慣れたのかもしれない
マスターが鞭を片付けて不思議な棒を取り出した
細長い棒の先が平たくなっている
「1号君…来なさい」
僕は言われるがまま俊也の前までやって来た
俊也のお腹は赤くただれ痛々しいにも関わらず
乳房が突きだしていた
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