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第11話 歪んだ独占と、精液の口移し
それから毎日双子は体を重ねる。どちらからともなく攻めたり受けに回ったり関係はリバーシブルだ。
柊也はと言うと、暁月の妨害に遭い、全く夜に近づけない。仕方なく柊也は作戦を立ててみることにした。
「おい、暁月! 今日一緒に帰ろうぜ!! 兄ちゃん抜きで二人で……」
来たっ!! 暁月は心の中でガッツポーズをした。
「もちろん。嬉しいなあ。久しぶりだね? 一緒に帰るの……」
暁月は夜にありのままをLINEした。
『柊也と一緒に帰る。夜は家に帰ってて。外に出ないでね?』
夜はメッセージを見て気が気ではなくなった。暁月に危険はないのか? 酷いことをされないか……? ただ、今夜にできることはない。待っているだけだ。
──────
「珍しいね? 柊也。最近一緒に帰るなんてことなかったのに。あ、付き合う前はよく一緒に帰ってたよね……俺、あの頃楽しかった。
で、何? 何か用があるの?」
暁月は笑顔を崩さず、けれど目は笑っていなかった。
柊也は暁月に勢いよく飛び付き抱きしめた。
「お前こそなんだよ? 最近夜、夜、夜って兄貴ばっかり優先しやがって……なあ、キスしたいんだろ? してやるよ……」
柊也は暁月の顎に手を添えて上を向かせるとキスをした。
静かに顔を離すと暁月は笑みを消し、鋭い視線を向けて言った。
「何? 何でするの? ご機嫌取り? 何の為に?」
「いや、お前が好きだから……」
「ふ〜ん? まあ、いいけど……さ、帰ろ? 夜が心配する」
暁月は終始ニヤついていた。
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「ただいま。夜帰ってる?」
夜はリビングから玄関に走り出てきた。
「暁月っ!? 大丈夫だった? 何もされてない?」
暁月はとても可笑しそうに笑って夜に言った。
「部屋に行こう? 話はそれからだ」
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「まず、あいつ俺にキスした。バカだろ? 今更ご機嫌取りだぜ? 恐らくこのまま遊んでやれば俺を抱きたがる……どうする? 俺があいつと寝るのは? 嫌?」
夜は顔を青くして暁月に縋った。
「い、嫌に決まってる!! やめてっ!!」
「復讐の為でも?」
夜は泣きながら頭を振った。
「ふ、復讐……? ダメっ!! 寝ないで……もうやめようよ。あいつには関わりたくない」
暁月は冷たい目を夜に向けた。
「そうだよ? いつでもやめられたはず……何でずっと寝続けたの? 俺の恋人と。半年だよ? 俺の恋人だと知りながら半年もヤりまくってたんだろ!? 俺が一回くらいあいつとするのは許せないの? あ、やっぱり柊也のことが好きとか? だから嫌なのか……」
カッとした夜は立ち上がると思いっきり暁月を殴った。
「ふざけるな……誰が喜んで抱かれてなんか……僕は暁月のことで胸が潰されそうだったよっ!! あんなクソ野郎が好きか? そんなの死んだ方がマシだね。死ぬ時はもちろん、暁月も一緒だから。僕は暁月だけが好きだ。
暁月が柊也と付き合ってたのに、あんなことになってごめん。許さなくて良い。殴って良いから僕のこと好きでいて? ほら、来て? 愛し合おう?」
夜は暁月のベルトを外し、ズボンとパンツを下げるとまだ育ってはいないそれを口に含んだ。
舐め、転がし、吸っているとムクムクと大きくなってきた。
「……柊也にもこんなことしてあげてたの?」
「……」
夜は答えられなかった。
カッとなった暁月は夜の頭をガッチリと掴み喉の奥まで突き入れて思いっきり腰を振った。
「げほっ……げえ……おえっ……」
暁月は夜の喉の奥に大量に吐精した。
暁月はすぐに夜の股の間に座り、同じように激しく口淫した。
「どう? 柊也より俺が良いでしょう? あんな奴より俺が良いだろ? ねえ? 答えてっ!!」
そう言うと暁月は夜のペニスを少し強く握りしめた。
「あっ……暁月っ!! 離して、痛い!!」
「ちゃんと答えてっ!! 俺が好きだろ? 答えないとちんこ握り潰すよ?」
夜は冷や汗が伝った。
「こ、こんな風に脅さなくても……暁月が1番……は、離して……痛いんだ」
夜は泣き出してしまった。
暁月は握りしめた手を離すとペニスを根元から咥えて激しく頭を前後した。
夜はすぐに達してしまい、暁月の口の中に大量に吐き出した。
暁月は白濁を咥えたままで夜にキスをし、口移しした。
夜は驚き、少し暴れた。
「なっ!? 何?? 何で口移しなんて……」
「夜の精液……俺のと同じ味する?」
「うん……同じ味、すっごい不味い」
暁月は嬉しそうに微笑んだ。
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「ああ、そうだ。夜、このままなら、恐らく俺は柊也とは寝る必要はないと思う。けれど迫ってきたらキスくらいならする。これには妬かなくていい。夜と柊也がやってきたことには遠く及ばないから。でも、夜はもちろんこれ以上応じちゃダメ。僕が全てを知っているってことも言っちゃだめ。バラすって言われても毅然としてて。バラされても平気だって……良い?」
暁月がおかしい。最近本当に楽しそうだ。
「ねえ、暁月は何を考えているの? 危ないことはやめてよ?」
「ん……最悪俺は犯されても良いんだ。もう夜と身も心も完全に繋がったからね。誰にも汚されることはない。
さ、学校行こうか? 今日は週末だからお菓子買い込んで帰ろう? 映画三昧しようか」
暁月は夜に後ろから飛び付きいつも通り無邪気に振る舞った。
玄関を出るとそこには柊也が待ち伏せていた。
夜は構えた。どちらを呼ぶのだろうか……? バレるのを覚悟で夜を呼ぶのだろうか?
「おい、暁月……おせーよ。一緒に行くぞ?」
暁月は笑いを堪えている。そして夜に言った。
「ごめん、夜先行ってて。何か柊也俺に話しがあるみたいだから」
夜は不安そうな顔で暁月の手を握り、耳打ちした。
「ねえ……断ろうよ? やめよう?」
「大丈夫……行ってて」
暁月は不安げな夜を先に行かせると柊也に向き直った。
「お待たせ!! 行こうか!! 俺になんか話しでもあるの? わざわざ家まで来て……」
暁月はご機嫌に歩き始めると柊也は背後から暁月を抱きしめた。
「おい、なんで最近冷たいんだよ……? 俺、不安になるだろ?」
暁月は吹き出すのを堪えるので精一杯だ。
「何で? それは柊也の方でしょう? 前より随分冷たくなったよ?……俺たち友達だった頃の方が……んんっ……ふん……はあ……離して」
柊也は暁月を抱きしめて無理矢理キスをした。
「なあ、お前らこの前学校でキスしてただろう? あんなことやめろよっ!! あいつお前の兄貴だぞ? 浮気よりもタチが悪いっ!! 仮にも俺はお前の彼氏だぞ!?」
「……彼氏の自覚あったんだね? じゃあ、ちゃんと彼氏らしいことしてよ。じゃないと、俺お兄ちゃんとシちゃうかもよ? あは。 じょーだん!! ほら行くよ!?」
柊也はこの暁月の言動に少し寒気がした。
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