5 / 6

ストライク1:ご褒美は、元チームメイトとの抜き合いでした

「ちゃんと言わないと、やめるよ? いいの? こんなにいっぱい濡れたエッチな姿のまま終わっても」 「やーん、やだぁ、お願いだからぁ、もっと気持ちよくなりたいからぁ!」 「可愛い、雅。どうしよ、キスしたくなっちゃった……」  幹也は自分のボトムスを脱ぎ捨て下着姿になった。予想をはるかに超えた大きさで勃起していて雅は目を見張る。 「雅……、ごめん、我慢できない」と幹也はソファーの上で雅に覆いかぶさる。それから「好き」と小さく呟いて雅に口づけをした。それは一瞬だけではなく、なんども吸い付くように。 「うぁっ、み、幹也ぁ……」  舌先が歯列を割り込んで、雅の舌へ絡みつく。ずっとそのあいだも幹也は「好き」と言い続けていた。  それと同時に、幹也の熱く硬いものが布越しに雅の下半身に擦りつけられており、とんでもない快感が駆け巡ってしまった。 「ダメだってぇ、幹也ぁ、そんなに擦りつけたらイッちゃうからぁー!」  まだ直接触れ合ってないのに。  幹也の熱を帯びたペニスの感触だけで、雅は「あぁん、出るっ!」と射精してしまった。 「あれ、雅、イッちゃったの? まだ触ってもないのにね。どれどれ……わぁ、パンツ、めちゃくちゃ濡れてる。おもらししたみたい」  キスの余韻を手の甲で拭いながら、幹也は雅のボクサーパンツの中を確かめている。 「ねぇ、でもぜんぜん収まってないね、雅。めちゃくちゃエッチ。そういうところも好き」  あまりにも「好き」を連発するので、雅はいよいよ幹也の真意を聞きだしたくなった。 「くぅ……み、幹也、オレのこと好きってどういうことだよ……」 「言葉の意味のままだよ。ずっと好きなの、俺は。だからずっと雅のこと抱きつぶすこと考えてオナニーしてたし」 「えっ、オレのこと考えてしてたの?」  ずくんと腰が一気に重くなる。さっき出したばっかりなのに、まだ勢いは続いている。 「そう。さっきみたいに、雅にキスしながらめいっぱい腰を打ちつけるのを想像しながら、いっつも扱いてた」  そう言いながら幹也は自分の下着の中から、痛そうなくらい硬くなっているペニスを取り出して、上下に扱いてみせる。   「雅ぃ、す、好きだよぉ、あぁっ、雅が俺の目の前でイッてる姿なんて見たから、もう……っ、俺もダメ……」  幹也は眉を寄せ、端正な顔を歪ませている。興奮が極限状態のようだ。   「ま、待て、幹也。もっとその姿、オレに見せてくれ……お前のオナニー姿を!」  ここぞとばかりに、雅はさっき達したばかりのペニスを扱いた。  たまらない、誰かのオナニーを見ながら、自分もする行為は──。 「あっ、あっ、やば、さっきイッたばかりだから、なんか違うのきちゃいそ……と、トイレかも」 「ダメ、雅。トイレ行かないで。俺に見せてよ。雅がおもらしするところ」 「えっ、そ、それは、恥ずかしい……」  恥じらってみたものの、本心は「見て欲しい」が正解だ。  ただほんとうに「おもらし」をするわけで、そんな姿を見たら、いくら「好き」だと言ってくれている幹也だってドン引きだろう。 「ううん、恥ずかしいことなんてないよ。生理現象だもの。大丈夫、どんな雅も大好きだよ、俺は」  幹也は雅が扱いている手に自らの手を重ねた。その瞬間、吐精とは違う激しい尿意が込み上げ、一気にペニスの先端から勢いよく溢れ出した──。 「んぁっ、お、おもらししちゃった……」  実は雅の性癖のひとつに、オナニーをしたあと、必ず「おもらし」するまでがルーティンだ。  オナニーのメニューにまでルーティンを決めているのはいかがなものかと自分でも思うが、ここまでやらないとモヤモヤが残るのがやっかいだった。  だれにも言えない、ひみつの自慰行為。  そして、それを誰かに見て欲しい願望で、いつも頭のなかはいっぱいだった──。 「可愛い。雅。ヒーローインタビューでトレーニングするって言ってたのにね。ほんとうはオナニーだったなんて。しかもおもらしまでしちゃってさ。あのスタンドのファンたちはだれひとり想像してないだろうね」  幹也は高らかに笑いながら「そんな雅もだーいすき!」と叫び、雅の口元目掛けて達した。

ともだちにシェアしよう!