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第45話 食材の結託。

──昼になり、 緋美と俺は、静夢の作った『BLサンドイッチ』を食べた。 本当にマヨネーズたっぷりで、普通に美味しかった。 このマヨネーズさえも何かの隠語じゃないかと疑って、いやらしく感じていた自分が恥ずかしい…。 月「食べ終わったら、こーくんの、たっぷり飲ませてね…♡」 ううっ…!この俺を焚きつけるあざとい言い方も、天然なんだろうな…。 『お腹すいたー!早くご飯ご飯!』 と、同じ意味なんだよなぁ……。 月「せっかくだから、まずはピカピカに洗ってあげたいなぁ〜!」 光「えっ!それはいいよ!お風呂は無しで……。」 緋「いやいや、しーちゃんが洗ってくれるって言ってるんすよ?食材としてありがたく享受するべきでしょ?」 緋「それに、しーちゃんが口つけるんすからね。綺麗にしとかないと!」 何こいつ、俺の俺自身がわんぱくになって、静夢に軽蔑されろと思ってる? 月「合宿のとき、こーくんすぐ上がっちゃったし、改めて合宿気分味わうために、3人で入ろっか!」 緋「うえっ、俺も??」 月「うん!緋美も洗ってあげる!」 俺にあんなこと言っておいて、断れる筈ないよな。 プッ、バカなやつ。 緋「う、うん…わかった…。」 月「よし!じゃあ、お風呂とタオル、準備してくるね!」 静夢はパタパタと駆けていった。 緋「先輩………。」 緋「勝負しましょ…!」 緋「どちらが最後まで生き残れるか!!」 緋「俺が勝ったら…この後BLサンドイッチ会、開催ですよ。いいですよね?男に二言はありませんよね?」 光「二言もなにも、一言も発してないけど…。」 光「てか、静夢ってさ、」 光「男と、そういうことしたいと思ってるのかな?」 光「処女の血が不味かっただけで、性的な対象は女の子なんじゃないよね?」 緋「は!?怖いこと言わないでくださいよ!」 光「だって、童貞好きなのは、血の話…食事の話でしょ?食欲と性欲の嗜好が、同じとは限らないんじゃ…。」 緋「嘘でしょ……でも、確かに……。」 緋「BLサンドだなんて浮かれてるの、俺らだけって可能性もありますね…。」 光「いや、それはお前だけだけど、」 光「最悪は俺も、前に進めない可能性あるよな…。付き合うことと、行為が結びついてなさそうだし…」 光「お前が情報制御したせいで…!」 緋「……女に興味があるかもなんて、微塵も考えなかった…」 緋「よし!聞き出しましょう!風呂で!」 緋「嫌われない程度に、探りましょ!」 緋「善は急げ!我慢大会と、しーちゃんの性的嗜好探り作戦、同時にやりましょう!」 善……なのかなぁ〜…。 まあでも、知らなきゃいけないことだし、緋美なら上手く聞き出せそうだし、 ここは、乗るしかないか! 月「二人とも〜お風呂準備できたよ〜おいで〜!」 うわっ、ついに…!! 俺と緋美は無言で顔を見合わせた。 考えていることは同じだろう。 静夢の愛撫?に耐えきれるか、 相手が愛撫?されているところを見て耐えられるか、 そもそも静夢は、男が性的な対象なのか…。 かなりハードなミッションだけど、 ここを通過しないと前に進めない…! 俺たちは覚悟を決めて、 風呂へと向かった……。

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