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第47話 欲情の浴場。

「あのっ…血を飲ませてもらうためだし、弟のを洗ってる時はなんとも思わなかったんだけど…!」 「……なんか、こーくんだと……ドキドキして、どうしたらいいかわかんなくなる…。」 えっ、ドキドキしてくれたんだ… 俺に欲情したってこと? いやでも、静夢のことだからまだわからないな。 「ここを洗い終わったら、血が飲める〜♪」って感じの、ドキドキかも知れないし…。 「…静夢は、どうしたいの?」 「俺のここ、触りたい?」 「えっ!」 「………。」 真っ赤になってる!! これは…!! 色々聞き出すチャンスでは?! 「触ってみたい気もするけど…悪いことしてるみたいな気持ちになる…。」 「俺はね静夢、血だけじゃなく、俺の全てを静夢にあげたいって、ずっと思ってたんだ。だから静夢が触ってみたいなら、どこを触ってもいいんだよ。」 「ただね……。」 「ここはね…触ると、変形するから……。」 「エッ、どんなふうに??」 「静夢のは、形変わったこと、ない…?」 「?無いと思う…」 「…ここに、血が集まる感覚も…?」 「……言われてみれば今日、こーくんとキスしてる時に…」 「少し…熱く…なったかも…。」 よし!よしよし!!! もう少し踏み込もう!! 「静夢、童貞の意味はわかるよね?」 「えっ、うん、誰とも交わったことのない、ピュアピュア男子のことだよね…?」 「『交わる』は、どうすることかわかってる?」 「ええっ、性行為でしょ?保健体育で習ったよ。女の子と男の子が繋がることだって。眠くてあんまり聞いてないけど、さすがに知ってるよ。」 「どことどこで繋がるの?」 「ええ〜わかんないよ〜女の子のなんか、下着の中だとは思うけど、見たことないし…」 「男は?」 「……ここだとは思うんだけど、どうやったらこれで繋がれるかは、わかんない。」 「さっき言ったように、変形されせば、繋がれるんだよ。」 「静夢、大事なことだから、見てて。引かないでね…」 俺は俺自身を擦り、硬くそそり立たった状態を、静夢に見せた。 こんな無垢な少年に、自分の性器を大きくして見せるなんて……。でもその罪悪感と背徳感が混じり合い、胸を痛めながらも息は荒くなっていた。 変態おじさんみたいだな俺……。 「えっ…すごい……!」 「触ってみても、いい…?」 俺がコクンと頷くと、静夢は震える白い指で、硬くなった俺の性器を優しく包んだ。 「アッ…硬い…!これを…女の子に入れたら、童貞じゃなくなるんだ…。」 「…そうだけど、男同士でも、できるんだよ。相手に欲情して、固くなれば…だけど。」 「エッ!でも、どこに入れるの??」 「……お尻の穴。」 「ええっ!!お尻!!」 「いいの?!」 「えっ!」 「僕がこーくんのお尻に入れても、いいの?」 「えっ、そっち?!」 「うん。こーくんには、一生童貞でいて欲しいし。」 「フフッ、俺は静夢に入れられないの?」 「お尻なんて無理だよ〜!」 「固形物食べないから、きれいなのに?」 「いずれ食べるようになるし!」 「そのことが絡んでるから、早く言いたかったんだ。破壊の言葉、あるでしょ。『目合い』。」 「えっ、言っちゃって大丈夫??」 「うん、もう隠すことなくなったからいいよ。『目合い』ってね、実は…性行為のことなんだ…。」 「ええっ!そうなの?!」 「みんなの前でこーくんに、『目合いしよう♡』なんて言っちゃったよ…死ぬほど恥ずかしい……」 「ごめん、それが性行為だと知ったら静夢はショック受けるかも知れないし、性的な対象が女の子だけだったら、最悪俺は振られるかも知れないから、怖くて…。」 「でも、俺の性器を洗うのを躊躇った静夢を見て、俺が男でも、進める可能性あるのかな…って、思ったんだ。」 「──静夢。どれくらいかかるかわからないけど、いつか太陽の下で、一緒にサンドイッチ食べよう。俺も、俺のお尻も、頑張るから!」 「…こーくん…!」 「僕の隣は、こーくんじゃなきゃ嫌だよ!僕…こーくんみたいになれるように、頑張るね…!」 静夢は子どものように泣きながら、俺に抱きついてきた。 知らないことばかりで、混乱したよね。 『こーくんみたいになれるように』…か。俺なんか抑えるのに必死だったけど、静夢にとってはまだ未知の世界だもんな…。 一緒にいる未来を目指して、でも焦らず1日1日を大切に、過ごしていけるといいな…。 ───ガラッ!! 「泣き声聞こえたんすけど?!先輩!!ついにしーちゃんに無理やり…!!」 やっと収まったのかこの変態ブラコンめ! てかいつもこいつが邪魔するな…! 「何もしてないよ。大事な話をしてたんだよ。」 「ちょっちょっちょっ!!それそれ!!先輩も負けちゃってるじゃないっすか!!」 「うるさいなぁ、わざとだよ!わざと!」 「はぁ!?この変態野郎!!」 「緋美、違うんだ。僕は知らないことが多くて、ここがこうなることも…。ちょっとビックリしちゃったけど、知れてよかったと思ってる。」 「さ、上がろうか、こーくん。一杯飲ませてよ!」 「俺の奢りで、って?居酒屋みたいに言うなぁ〜。」 「あははっ!」

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