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第37話 はしたない*
悲鳴のような響きの甘く長い嬌声と同時に、彼の腰がカクカクと上下し、下履きにじわりと染みが広がる。さらに込み上げる愛しさに正気が敗北し、俺の顔に邪悪で意地の悪い笑みが浮かんだ。
「胸だけで達したんだな」
「うぅ……ごめん、なさい……」
「謝らなくていい。そんなに胸が好きなら、今日は胸だけにしてもいいぞ?」
「え……」
彼の返事を聞かないまま、俺は彼の右胸に顔を近づけ、本能のままに舌先でベロリと先端を舐めた。
「へ、ひぅっ♡ あぁっ、そん、なっ……♡」
もう片側の乳首もくにくにと優しく刺激しながら、一心不乱に彼の胸を貪る。その度に彼の体は大げさなほどに震え、下履きの染みもどんどん広がっていく。
「ひっ、ン、うぁっ♡ も、もう、イって♡ イってる、からぁっ♡」
抵抗しようとする彼の手首を掴んで押さえつけ、最後の自制心で痛みだけは与えないよう慎重に胸の先端を蹂躙する。
「んっ、あぁっ、うぅ♡ も、もうやらっ♡ ほしいっ♡ ほしいれすっ♡」
「何が欲しいんだ?」
乳首から口を離し、悪魔のように笑みながら促す。彼は恐怖と興奮でぞわぞわと鳥肌を立てながら口ごもった。
「言えないなら、お前が力尽きるまで胸を責めさせてもらうが」
「い、いうっ♡ ん、あぁっ♡ いいますっ♡」
俺に嫌われたくないという心の障壁がボロボロと崩れ去り、かすかに残った理性で羞恥を覚えている顔で、彼は俺に懇願する。
「アレクさまっ、おちんちんくださいっ♡ お腹の奥、おかしいんですっ♡ ごめんなさいっ♡ たくさんハメてくださいっ♡ お願いしますっ♡♡」
命乞いをするような必死さで主張された内容に、頭の隅に追いやられた理性がやけに冷静に思考する。
腹の奥がおかしい? 教会の出来事が原因だろうが、あとで店主に相談してみなければ。
そんな思考とは裏腹に、俺の体は欲望のままに彼の服を剥ぎ取ると自分のモノを取り出して、見せつけるように彼の下腹部の上へと置いた。
「今からこれを入れるからな。……こんな薄い腹に、俺のモノが入ったことがあるなんて驚きだな」
「ッ……、はぁっ、はぁっ……」
すっかり欲に呑まれた彼の視線は、俺の性器に釘付けになっており、エサを待ち望む犬のように浅い呼吸を繰り返している。俺は確かめるように、彼の腹を指でなぞり上げた。
「ここから、ここまで入るんだ。……なんだ? 想像しただけでイったのか?」
「ひ、ひゃいっ♡ イキましたっ♡ お腹乱暴に突かれて、ボコって膨らんで、苦しいの想像してイキましたっ♡」
「そうか。本当にはしたないな、お前は」
「ッ~~~~……!!♡♡」
欲を込めて言ってやると、彼は大きく体を反らして絶頂した。
「あ……あぇ……ひ………♡」
まだ入れてもいないのに乱れ狂う彼の腰を捕まえ、入口に性器の先端を当てる。絶頂の余韻で脱力する彼の穴は、俺のモノをあっさりと飲み込んでいった。
「あ、あぁ、アッ……♡♡」
断りも無く奥まで侵入させた性器を、結腸の入口で一旦止める。
「……そういえば、今朝店主が教えてくれたんだが」
「ひゃい……?」
「ここの奥を抜いて、向こう側を責めるのは普通じゃないそうだな。……何も知らないと思って嘘を教えるなんて悪い子だ」
「ッ……!」
熱に浮かされていた彼の顔がさっと青くなり、言い訳をしようと何度も口をパクパクと開け閉めする。
これは指摘すべきではなかったか、と妙に冷静に理性が言い、別の部分にある邪悪な己は、彼の恐怖を快楽で上書きしてしまえと耳の奥で囁いてくる。
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