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 大学の帰り道、ロリサと決着をつけたので、夕食もとらずじまいだった。 (空腹を満たすよりも、クロが欲しい)  浴室を出た紅とクロは、そのままベッドへなだれ込む。灯りはつけたままだったけれど、夢中になっていて気にならなかった。 「やっぱ、狭いよな」 「ううん、この方が紅といっぱいくっつける」  頬へキスを落とされ、覆いかぶさってくる。地獄の魔女に付けられた、首元の小さな傷を、クロは丁寧に舐めてくる。  もう治りかけているけれど、痛いようなくすぐったいような、それでいて興奮を煽られる。 「クロぉ……」  浴室でクロは一度発散させたけれど、紅はくすぶったままだった。口にクロの精液を受けてしまったせいで、腹の奥が切なく寂しい。 「紅……とってもきれいだね……」  クロと交わったことが、紅に眠る浄化力を高めたと言われた。その力でクロが地獄で受けた穢れを祓って欲しいと言われたけれど、紅には力の自覚がない。 「もっときれいになったみたい、素敵……」  浄化力が増したせいなのかはわからないけれど、好きな人から褒められると嬉しい。  きれいと人から言われて嬉しいことはないが、クロの言葉なら特別だ。 「へへ」  心が蕩けて、思わず笑顔になってしまう。 「クロだって、かっこいいよ」 「え、えぇ……もう、嬉しいっ!」  飛びついてきたクロに力強く抱きしめられる。筋肉も素肌も心地よくて、甘い気持ちで紅はクロの首へ腕を回す。 「ほんと、言ってたとおりだな」  クロの芯はすっかり回復して、紅のそれと擦りあっている。ふたり分の粘液が絡み合い、いやらしいぬめりを生じている。 「でしょ? 信じてくれた?」  うなずくと、またクロのキスが降ってくる。そのまま口内へ舌が入ってきて、ぎこちなく絡め合う。  じゅっと音を立てて舌を吸われたあと、膝裏へクロの手が置かれた。

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