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第12話 北海道 函館同士会
「げえっ、胸糞な動画だ。
こいつら気狂いだな。カタギなんだって?」
神谷の叔父貴から紹介されたのは、函館の付き合いのある組だった。
「ああ、お初にお目にかかります。
北海道、函館同士会、会長、岡本松之助です。
神谷カシラとは折半分けた兄弟になります。」
神谷丈と五分の兄弟盃だと言う事だ。
恭司も立ち上がって
「関東斎田会、傘下永田組、永田恭司です。
神谷の叔父貴には舎弟にしてもらってます。」
スジの通った挨拶の後、先ほど見ていた動画の説明になった。
最近ニュースにもなったハムスター事件は、知らないものはいないだろう。
あの犯人が有料エロサイトで近頃配信を始めたのがこれだった。
無修正のセックス動画は、たくさん出ている。
飽きられないように残虐な動画を配信したら思いの外、会員が増えた。
こういうのは今までカタギは手を出さないものだった。エロ動画は,みんな飽き飽きしていた。
ある時.C国人に勧められて動物虐待動画を流したら反響がすごかった。
元々動物虐待するのが好きな春香は、自分の裸を見せるのも好きだったから,元次の誘いに乗ってきた。
痩せているだけのおっぱいも小さい春香はエロ動画だけでは、再生が伸びなかった。
残念ながらも顔も卑しさが滲み出ているブサイク、だった。自分の劣等感を小動物にぶつける。
残虐さはだんだんエスカレートして
地元のヤクザの目に留まった。
恭司たちは、岡本会長から手厚く歓迎を受け
立派な料亭で接待された。
事務所で胸糞な動画をいくつか見せられた後の
宴会は今ひとつ盛り上がりに欠けた。
「この後、ウチの組の店にご案内しますよ。
店のホステスは,お好きなのを選んでホテルに持ち帰ってください。
みんなアフターOKですから。」
連れてきた若いもんたちは、恭司の顔を見た。
「みんな会長のお言葉に甘えていいぞ。」
連れて行かれたのは函館一と言われるキャバクラだった。美人揃いのホステスに若いもんは大喜びだ。
あまりノリの良くない恭司に神谷は気を利かせて美少年の男娼を呼んだ。
「こんばんは、僕、まさおって言います。
よろしくお願いします。もうホテルに行きますか?」
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