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第18話 詫びろ
「猫に謝れ!犬に謝れ!ハムスターに謝れ!
動物たちに謝れ!詫びるんだ。
苦しめて楽しんだんだろ?」
春香と木村を半殺しの目に合わせて、トドメは刺さなかった。暗く寒いジメジメした倉庫の床に放置して来た。硬い煉瓦の床。不気味な虫が這っている。ネズミもいそうだ。
水や食べ物もトイレもない倉庫に置き去りにした。顔面を鉄球で潰されて頭蓋骨もぐちゃぐちゃかもしれない。死ぬのは時間の問題と思われた。
「病院に連れて行って。手当てをして。
置いて行かないで。」
懇願する女。
「おまえの突き刺した母猫も生きて頑張ったのに、放置されて苦しんで死んだんだ。
おまえが苦しまないとバランスが悪いだろ。」
見るとかつを、が泣きながら、女をハイヒールで突き刺していた。クラッシュ用に金属を仕込んだヒールで春香の顔や身体、足を叩き潰した。
みんなこの女の虐待動画を見ていたから鬼畜な行為を知っている。この女に酌量の余地はない。
「おまえの知り合いに言っておけ。
くだらない動画で金儲けするな、と。
生きてここを出られたら、な。」
「北星会、なんぼのもんじゃ。
関東斎田会を知らない田舎者がデカい口聞くなよ。虐殺魔は地獄の底まで追い詰める。
そして同じ事をしてやる。覚えておけ。」
「アタシらC国にも顔が利くんだよ。
アンタたちがやった事、全部向こうに行くからね。日本にも工作員がいっぱいいるんだ。
木村の仲間が。」
「やめろよ。ここで殺されるよ。」
女がぺらぺらしゃべるものだから、
連れのキムラという男を締め上げた。
函館で工作員が警察を抱きこんでいることがわかった。
「闇が深そうですね。」
「ああ、この頃出て来たスナッフビデオとかも北○警が知っていて見逃したんですかね。」
「動物だけじゃねえな。」
倉庫はそのまま、重たい鉄の扉を閉めただけで帰って来た。春香と木村はいつまで生きられるか?
「あいつらの運次第だな。」
ホテルに戻るとあのまさお,がいた。恭司に
「おじさん、この前の続きをしようよ。
店に来て。」
フロントに行き先を残して、誘われるまま、
恭司はついて行った。今日は一人だ。テツもいない。
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