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第31話 家族団欒?
「ねえ、いつ帰れる?」
みんなで食事している時に蜜が聞いた。
「わからないなぁ。蜜は帰りたいのか?」
シドの言葉に
「力丸どうしてるかな?って思った。」
蜜は、猫の虐殺現場を見ていない。しかし、不穏な空気は感じ取ったのだろう。
「ごめんな。まだまだ仕事は終わらないんだ。
リキはライブとか,予定があるんだろう?」
恭司に言われてリキは答えた。
「ああ、あと二日ほどしかここにいられないな。
そろそろ今度のライブの準備がある。」
一応ギターは持って来ている。リキはいつでもギターを離さない。
「ははは、俺もギターになりたいよ。」
「恭ちゃん、言うねえ。」
蜜にからかわれた。
「所で仕事はどうなんだ?」
「ああ、全く嫌になる。
動物虐待ビジネスは、潰しても潰しても出て来るんだ。函館は始めやすいのか、たくさん存在する。ほとんどがC国の奴らだ。」
ウイグル人を保護した事で警察が動き出した。
全部ではないが北○警もだいぶC国に汚染されてるようで油断できない。味方ではなさそうだ。
「函館同士会が協力してくれているから、
任せて、俺たちは地元に戻ろう、と思ってる。」
恭司がいうには、神谷さんが、個人で会員になって高い課金をして虐待を煽っている奴らを特定して見せしめにする計画だ。
虐待動画を支えている奴らを同じ目に合わせてやる。さらって来て拷問して配信して拡散する。
それを見て会員になるのを辞めさせる、という計画だ。
「すごく多いから簡単ではないけれど、
拷問されるのが怖い、とネットで抑止力になればいい。」
調子に乗って殺人動画なんかを見たがる奴らには
「次の殺人動画はおまえが主役だ。」
と、わからせたい。
「それには荒療治が必要だ。
本当に殺らないと説得力に欠けるだろ。」
恭司は恐ろしい事を簡単に話した。
リキが心配なのは、恭司たちがやろうとしている
のは、ものすごく自分の精神を削る、という事だ。
神谷の叔父貴に聞いて見た。
「リキさんの危惧する事は正しい。
まともな人間なら、精神を病むだろう。」
傭兵として訓練された殺人機械だった兵士の神谷丈は、それを克服して来た過去がある。
「恭司に俺のようになれ、とは言わない。
極道の裏稼業は、これが終わったら足を洗わせるつもりだった。
「リキさん、もう少しだけ頼む。」
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