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13絶望の初夜

 こうして貴族達への新年の挨拶もそこそこにアルジャンは僕を連れて部屋に帰ってしまった。後は勝手にパーティをするだろうというのがアルジャンの意見だった。王妃の部屋に連れて行かれた僕はピンチだった。アルジャンは僕をベッドに押し倒し貪るようにキスしてきた。 「止めて!! 嫌だ!! 嫌だ!! 嫌だ!!」 「そんなに嫌がるなシルバ、なるべく優しくする」 「何をされたって嫌だ!!」 「愛してるぞ、シルバ。抱くだけだ、怖がるな」  怖がるなという方が無理だった、僕は心底おびえてアルジャンに抵抗した。でもアルジャンの方が体格が良かったし力もあった。僕は全身くまなくキスをされ、ゆっくりを服を脱がされた。後孔にもアルジャンの中指を入れられた、それは香油かなにかで濡れていて僕の後孔を少しずつほぐしていった。 「やだっ!!」 「もう指が三本も入った、痛くないだろう。シルバ」 「痛くなくても嫌なものは嫌だ!!」 「よしっ、痛くないのだな」 「あああああ!!」 「シルバ、体の力を抜け」  とうとうアルジャンのが僕の中に入ってきた。僕は体が裂けるかと思った。アルジャンのものは大きかったからきっと体を壊れたと僕は思った。 「らめぇ!! 僕死んじゃう!!」 「大丈夫だ。シルバ、死にはしない。動くぞ」 「やぁ!! ああっ!! あっ!! 嫌ぁ!! あああああっ!!」 「シルバの中は気持が良い、ずっと抱いていたいな」  僕は体が裂けそうになってるのにアルジャンはそんな恐ろしいことを言った。アルジャンが動く度、僕の体のどこか気持ち良いところがこすれて声が出た。僕はもう泣きじゃくりながらアルジャンに抱かれていた。 「やぁ!! らめぇ!! ひっく!! 体が裂けるぅ!!」 「くぅ、シルバの締め付けが強くて、いくぞ!!」 「ひっ、あああああっ!!」 「ふうぅ、全部中に出してしまった」  その言葉を聞いて僕はΩで妊娠というおぞましい言葉を想像した。だから早くアルジャンに抜いてもらって精液をかきだしたかった。でもアルジャンは抜かずに続きをし始めた。 「やだっ!! 妊娠したらやだぁ!! 抜いて!! 抜いてよ!!」 「何を言っている、シルバ。お前を妊娠させるために抱いているんだぞ」 「嫌だ!! 僕は妊娠なんかしたくない!! ああっ!!」 「嫌がるお前も可愛いな、イケないことをしている気分だ」  そう言ってアルジャンは僕を抱き続けた。彼は入れたまま三回も精を吐き出した。そうしてやっと抜いてくれたが、僕は疲れ切っていて精液をかき出すような元気がなかった。それにアルジャンは僕をまたすぐに抱きはじめた。 「外に出して!! 妊娠は嫌だぁ!! あああっ!! ああっ!! あんっ!!」 「なきごえも可愛らしいぞ、シルバ」  結局それから何回抱かれたか分からない、夜遅くまでアルジャンは僕を抱いていた。終わったらお風呂に入らせてくれたが、精液をかきだそうとするとアルジャンは僕をまたそこで抱いた。浴室内は声がひびくから僕は必死で口をつぐんでいた。そして僕は綺麗になったベッドへ戻された。そんな生活が三月も続いた、僕はもう死にたいくらい絶望していたがアルジャンは更に僕を地獄に叩き落とした。 「シルバ、王宮医師の診断だ。お前は妊娠したぞ」 「…………うそ?」 「嘘なものか、ほらまだ胎動は無いが体液から妊娠の反応がでている」 「嫌だ!! もう嫌だぁぁ!!」  それを聞いて僕がどれだけ絶望したか分からない。ただ頭の中は死にたいという言葉でいっぱいだった。だからどうすれば死ねるだろうかと考え始めた。でも僕は王妃の部屋に閉じ込められている状態だった。高い窓から身投げすることもできなかった。 「俺の愛しいシルバ、ああ。子どもも可愛いだろうな」 「産みたくない!! 僕は産みたくないよ!! アルジャン!!」 「そういうな、医師の中でΩの者に経験談を聞かせて貰おう」 「………………」  するとすぐΩの医師がやってきて経験談を聞かせてくれた。出産は普通の女性よりも難しいこと、帝王切開という技術が必要な時があることも話してくれた。下手をすればその手術で死ぬこともあることも聞いた。僕は祈った。 「どうかその手術で死ねますように」

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