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第18話
きめの細かい滑らかな肌に舌を這わせ、ぷくんとした乳首を吸った。稔さんが熱っぽく喘ぐ声を聞きながら、彼のチノパンのジッパーに手をかけると、思わずという感じで手が伸びてきて僕の手を押さえた。戸惑いと羞恥に震えている彼の頬や鼻先に口づけながら、ジッパーを下ろし、彼のモノを掴み出した。指で軽く扱いて硬くなってきたモノを、僕は躊躇なく咥えた。稔さんはびっくりしたように身体を強張らせると、僕の頭を掴んだ。
「やっ、小田切…っ、そんなことやめて」
そう言いながらも、舌や唇で刺激しているうちに、稔さんの身体の力が抜けてきた。
稔さんのモノが硬くなったところで、痛いほど脈打っている僕のモノを自分で出すと、彼のモノと重ねて握った。稔さんが荒く息をつく。イキ顔を見られるのが恥ずかしいのか、両手で顔を覆ってしまった。僕は2人のモノを一緒に握り、扱き上げた。僕の手の中で同時にイくと、稔さんが大きくため息をついた。
汗と涙に濡れた稔さんの顔を撫でると、僕はジーンズの後ろポケットから財布を取り出し、中から小袋を引っ張り出した。以前、友人と冷やかしで訪れた大人のおもちゃの店でもらった潤滑剤の試供品で、いざという時のためにと財布に入れて置いたものだ。小袋の封を切ると、中身の潤滑剤を手のひらに空けた。その手で、彼の後ろの窄まりに触れた。彼はビクンと大きく身体を震わせ、首を振った。だが、僕は片手で稔さんのチノパンを脱がせると、潤滑剤をたっぷり塗った指で窄まりを解した。首すじや胸に口づけしながら、稔さんの中に指を滑りこませた。ゆっくりと中を刺激すると、稔さんが小さく泣き声をあげた。尚も執拗に、指で中のいいところを探してかき回していると、稔さんが僕の首に両腕を回し、長い睫毛に囲まれた綺麗な目から涙をこぼしながら切なそうに言った。
「衛、早…、くぅっ!」
「稔さ…んっ」
僕ははち切れそうな自分のモノを稔さんの中に慎重に入れると、奥深くまで何度も突いた。
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